「有効求人倍率」とは、企業からの求人数をハローワークに登録している求職者数で割った値のことをいいます。毎月、厚生労働省により算出、発表されています。この数値の大小により、労働市場の需要超過や供給超過の状態などがわかります。
「有効求人倍率」が高いデメリット
「有効求人倍率」が1より高くなるほど、企業からの求人数(仕事の数)が多く、人事不足だということになります。
「有効求人倍率」が低いデメリット
「有効求人倍率」が1より低くなるほど、求職者(仕事をしたい人の数)が多く、就職が難しいということになります。
「有効求人倍率」2018年3月~2019年3月の推移
2018年3月における「有効求人倍率」は1.59倍と、過去45年間で最高となっています。 2019年3月における「有効求人倍率」は1.63倍と、前年よりさらに高くなっています。
参照:)「厚生労働省 一般職業紹介状況」
これらの数字から、深刻な人事不足となっていることがわかります。
「有効求人倍率」と「求人倍率」の違い
「有効求人倍率」は、ハローワークに登録している求職者の人数で割った値に対し、「求人倍率」は、求職者総人数で割った値になります。