インセンティブ

「インセンティブ」とは、モチベ―ションを上げるための外的刺激のことです。ビズネスの場面では、企業が従業員に対して、仕事へのモチベーション向上や質向上のために、通常給与に上乗せして設定されているものです。インセンティブを得ることのできる従業員は、多いわけではないので、自ずと競争率が上がります。

インセンティブ種類

⑴プロフィット・シェアリング

業績が一定よりも高いときに適用されます。その時の指標は、主に営業達成率や売り上げ貢献度によることが多いです。本来は企業として目標を達成した際に、全社として従業員に支給されるものでしたが、貢献度の高い社員やチームに多く支給されるケースが多くなってきています。部門ごとの配分がポイント制によって決められる方法が一般的です。

⑵ストック・オプション

株式会社の経営者、従業員が貢献度の高い従業員に対して、自社株を購入する権利、または、それを与えることを言います。メリットとしては、自社の業績が向上すればするほど、自社の株価が上がるので、ストックオプションの価値が大きくなります。一方で、ストックオプションに惹かれて入社した従業員は、景気や業績が下がるにつれて従業員のモチベーションが下がる恐れもあります。 また、ほかにも金銭的なインセンティブではなく、名誉や地位を与えるものもあり、成果が評価されることで立場が変わるため、企業へのコミットメントや帰属意識に繋がります。また、インセンティブとして部署旅行を付与しているところもあるようです。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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