試用期間

試用期間とは採用した社員に対して本採用前に業務を実際に行わせ適性判断をする期間です。

試用期間の長さの相場は?

試用期間の相場は長すぎず短すぎない、3ヶ月くらいとされています。また試用期間を延長する場合はトラブルになりかねないので、従業員に同意書に署名してもらう、もしくは就業規則に延長の可能性を記入しておくことなどが重要です。

試用期間中のクビは可能なのか?

試用期間中は「解約権留保付労働契約」という解除する権利を保有する中での労働契約になっています。そのため適正ではないと判断した場合は、合理的な理由を提示できれば解雇することができます。
実際に解雇をする際は2通りあり、注意が必要です。
(1)試用開始より14日以内の解雇 即時解雇が可能です。
(2)試用開始より14日超の解雇 本採用時と同様に解雇手続きを行わないといけません。その際、30日前までの解雇予告、また予告をしなかった場合は最大30日分の解雇予告手当を支払わなければなりません。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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