圧迫面接

「圧迫面接」とは、意図的に答えにくい質問、否定的な態度、威圧的な反応などを通して、受講者の適応力やストレス耐性を試す面接のことです。

圧迫面接の種類と意図は?

⑴「なぜ?どうして?」を繰り返し、答えられないところまで詰めていくという圧迫面接

これの意図は、受講者や就活生がどこまで深く考えているのか、自己分析ができているのかなど学生について深く知りたいという意図があります。 また、なぜ?という問いのは、何に関して聞かれているのかを適切に返すことができるかどうかを測る意図もあります。例えば、「空手を始めました。」に関する「なぜ?」には、きっかけを聞きたいという意図があります。一方で、「サークルのメンバーは帰属意識が足りません。」に関する「なぜ?」はその背景や理由を聞きたいという意図があり、適切な返答ができるかどうかというところを確認している面接官もいます。

⑵威圧的な態度、否定的な態度

意図としては、威圧的にすることでストレス耐性を測るため、本心を探り出すためというものが考えられます。ほかには、ただ単に1日に何人も面接しているため、疲れていてイライラしているという印象を与えてしまう可能性もあります。

圧迫面接に対するイメージは悪い

就活生の半分以上が就活時に圧迫面接を体験しており、圧迫面接に関して恐怖感や嫌悪感を持っています。会社や面接に関しての口コミサイト(ワンキャリア等)やSNS(2ch、twitter等)がある今、圧迫面接をして企業名を晒されてしまったり、訴訟にまで発展してしまったりして、企業の信頼低下につながるため注意が必要です。「みんなの就活」などの就活掲示板にも圧迫面接に関してたくさんの批判が載っており、これらは企業イメージの低下に直結してしまいます。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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