衛生要因

「衛星要因」とは、アメリカの臨床心理学者フレディック・ハーズバーグが提唱した二要因理論の一つです。
衛星要因は本質的に人を満たせない要因のことを言い、会社の方針、作業条件、人間関係、給与、雇用の安定などが当てはまります。

衛星要因と動機付け要因の違いは不満足か満足か

衛星要因と動機付け要因の違いは、不満足に関する要因か満足に関する要因かです。
衛生的な要因に起因する社員の不満を解決しても、真の動機づけにはならないとハーズバーグは言っています。例えば、給与が低いから仕事のモチベーションが上がらないという社員に対して、給与を上げたとします。実際に給与が上がった後、数か月はモチベーションは続きますが、また更に給与の昇給を求めて、モチベーションが下がってしまうという状態になり、不満が始まります。
一方で、動機付け要因は、仕事の達成感や責任の増大、やりがいなどに起因しており、満足度ややる気を増幅する要因となります。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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