「かとく」とは、「過重労働撲滅特別対策班」の略称です。
「過重労働撲滅特別対策班(かとく)」とは、厚生労働省が東京労働局と大阪労働局に設置したチームで、労働基準法に違反している企業を調査し、指導や摘発を行います。
過重労働撲滅特別対策班、通称「かとく」に摘発された企業
(1)A.B.Cマート
2015年7月、かとくによる調査により違法な長時間労働の実態が判明し、書類送検されました。
(2)ドン・キホーテ
2016年1月、こちらも従業員に違法な長時間労働を行わせていたことが判明し、書類送検されました。
(3)電通
2016年10月には新入社員の女性が過重労働により自殺に追い込まれてしまった事件が起こりました。「かとく」により調査が入り企業内から3名が書類送検されました。