「BCP(事業継続計画:Business Continuity Planning)」とは、災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、中核事業の早期復旧や継続を図るために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段、対策を示した計画のことです。
BCPによる企業の安定性向上
緊急事態に遭遇しても中核事業を早期に復旧し継続することで、 企業を守り顧客や取引先からの信用を維持し、企業価値を高めることができます。
BCPの策定割合
内閣府や公益財団法人東京中小企業振興公社が平成28年に行った調査では、大企業でBCPを策定している割合は60%、中堅企業では30%、中小企業では6%でした。自治体の場合では、総務省消防庁が平成29年に行った調査によると、都道府県でBCPを策定している割合は100%、市町村では64%でした。