今話題の「エバンジェリスト」とは?なるための資質や企業での役割について徹底解説!

今話題の「エバンジェリスト」とは?なるための資質や企業での役割について徹底解説!

こんにちは。digireka!HR編集部です。近年IT業界を中心に活躍する「エバンジェリスト」。

あまり聞き慣れない肩書きですが、どのような人材のことを指すのでしょうか。今回は「エバンジェリスト」の意味や仕事内容、求められる役割や資質について解説します。

エバンジェリストの意味

エバンジェリストという言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
ここでは、そもそもエバンジェリストとは何を意味するのかを解説いたします。

エバンジェリストとは?

エバンジェリストとは、IT業界における専門性をもって、ユーザーやクライアント、エンジニアなどに対し、自社のスキルや製品をわかりやすく解説することができる専門職のことを指します。近年、IT関連企業でポストとして新設する企業が増えています。

エバンジェリストは、技術やサービス全般に精通したエンジニアや、開発者出身の人材が担当するケースがほとんどです。

日本で有名なエバンジェリストとして、日本マイクロソフトの西脇資哲氏があげられます。自社の製品やサービスをプレゼンテーションを行い、マイクロソフトに関する理解を深める活動を行っています。また、人工知能や自動運転、ドローンに関する講演や、プレゼンテーションのトレーナーなど、幅広い分野でエバンジェリストとして活躍しています。

エバンジェリストの語源

「エバンジェリスト」とはもともと英語で「evangelist」と書き、キリスト教における「伝道師」という意味があります。そこから派生し、IT業界における自社のスキルや製品を広く浸透させるという意味になりました。

エバンジェリストの仕事内容

エバンジェリストは基本的に社外で仕事を行います。エバンジェリストの主な仕事内容は、企業訪問や講演会などでのプレゼンテーションです。具体的には以下のような場所があります。

・顧客企業の担当者に向けた個別セミナー
・自社の新製品や新規開発システムの発表会
・IT関連のエンジニア等を集めたイベント
・IT 技術者やシステム開発者などを集めた業界全体での会議

これらでの活動を通して、自社のスキルや製品の啓蒙活動を行います。

企業におけるエバンジェリストの役割

(1)情報を正しく啓蒙する

エバンジェリストは常に中立な立場で顧客目線に立ち、自身の持っている情報を正しく、そして偏りのないように顧客に伝えます。

自社製品やサービスについての情報はもちろん、最新のIT環境に関する技術情報などをプレゼンテーションを通して発信します。必要であれば自社製品の欠点や弱点について触れ、他社製品の利点について説明することもあります。

(2)課題解決方法を提示する

エバンジェリストは、プロのエンジニアの視点から顧客が抱える課題を見つけ、解決する手段を提供します。この製品やサービスを利用することで、どのような問題の解決につながるのかを伝えるのもエバンジェリストの仕事の一つです。

(3)新しい価値を創造する

製品やサービスのスペックについての情報だけを提供するのではなく、その製品やサービスを利用することによって実現できる新しい価値を見出すことも求められます。

その製品やサービスが今後どのように役立つのか、どのように世の中を革新していくのかを提示することが求められます。

エバンジェリストに求められる資質

(1)専門的な知識や技術

エバンジェリストは、IT業界やシステム開発等についての専門的な知識や技術を備える必要があります。また、常に最新のITテクノロジーについての深い理解が求められ、基礎的な知識や技術は必要不可欠です。

(2)情報発信能力があること

エバンジェリストには、最新のITテクノロジーやその活用事例などを把握・分析して、社外のセミナー、イベントやSNS、マスメディアなどのさまざまな形態で情報を発信していく能力も求められます。

(3)コミュニケーション能力があること

エバンジェリストは、専門外の人には難しいIT技術を顧客が理解できるように伝える必要があり、高いプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力が求められます。

また、ただ情報を伝えるだけではなく、顧客が抱える課題を発見し、いかに解決していくかを提示する力も求められます。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はエバンジェリストの意味や仕事内容、求められる役割や資質について解説しました。便利なサービスや複雑なシステムが次々と生み出される現代において、エバンジェリストの存在は注目を集めています。

今後もより一層、その必要性が高まってくるのではないでしょうか。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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