採用代行サービスおすすめ15選!中小企業向けのポイントを解説

人手不足が深刻化するなか、中小企業にとって採用活動の厳しい状況が拡大しています。
そこで、採用活動を効率的かつ、効果的に行うために「採用代行」を利用する企業が増えています。

一方で、

・採用代行ってそもそもどんなサービス?
・中小企業が採用代行するメリットは?
・どんなサービスが存在する?

など、さまざまな疑問を持つ方も多いと思います。

この記事では、

・採用代行の概要
・委託できる業務内容
・中小企業が利用するメリット・デメリット
・採用代行のサービスの紹介

など、幅広くご紹介します。

監修者情報

監修者用
プロジェクトHRソリューションズ代表取締役
関川 懸介
アドテクノロジーベンダー、リクルートグループを経て、2016年4月プロジェクトHRソリューションズを創業。採用企画・採用広報・ダイレクトリクルーティング・組織開発・人事評価制度策定などを通じて、大手からスタートアップまで幅広く累計300社以上を支援。詳しいプロフィールはこちら

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目次

採用代行(RPO)とは

採用代行とは、採用に関する業務を外部の企業が代行して行うサービスのことで、「RPO(Recruitment Process Outsourcing)」とも呼ばれます。つまり、簡単に言い換えると「採用に関するあれこれ(応募者の選考、面接、内定通知まで、採用活動に関わるすべての業務)をプロに全部任せられる便利なサービス」です。

採用手法が多様化する中、採用活動を効果的に行うには多くの人手・スキル・労力が必要になります。そこで採用代行を利用することで採用業務の質を格段に上げることができます。

採用代行のサービス内容には、採用業務代行に特化したBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)ソリューションや採用戦略設計や課題改善提案などコンサルティングに特化したソリューション、エンジニアの採用代行に特化したソリューションまで、様々な特色があります。

採用代行サービスの2つのタイプ

採用代行サービスが行う業務を、採用代行が担うサービスの範囲で2つのタイプに分かれています。
・ノンコア業務(間接業務)
・コア業務(直接業務)
それぞれについて解説していきます。

日程調整等のノンコア業務代行

サービス間接業務(ノンコア業務)とは採用活動に関する専門的な知識やスキルがなくても行える業務のことを指しています。
このサービスの例として、
・募集方法の選定
・求人広告の掲載代行
・応募者の管理
・書類選考
・面接日時の設定/告知
などが挙げられます。

企業の採用活動に関するこだわりが必要ない部分に関しての業務を代行してくれるため、採用計画の立案や面接、他種業務など他の重要業務により多くの時間を割くことができ、採用活動の効率を上げられます。

自社に採用のノウハウがある企業や採用に関わる雑務を軽減したい方におすすめなサービスです。

採用戦略設計等のコア業務代行サービス

直接業務(コア業務)とは面接や合否判定といった、採用結果を最終的に左右する重要業務を指します。
サービスの例として、
・採用計画
・戦略の立案
・面接代行
・採用可否の決定
などが挙げられます。

自社で採用計画を立案するノウハウや面接官のスキル等が不足している場合、または採用のコスト(時間・費用)を削りたい場合には、これらを支援・代行してもらうことで採用活動の効率と効果を同時に上げることができます。

中小企業における採用の5つの課題おさらい

中小企業には大企業には理解し難い採用の課題が多くあります。その中でも特に多く挙げられる課題5つを解説していきます。

採用にかけられるお金がない

2019年卒マイナビ企業新卒内定状況調査によると採用費総額の平均は、上場企業1,783.9 万円に対し、非上場企業は 375.1万円です。採用予算に大きな差があることがわかります。予算の規模が小さいと、活用できる採用手法や媒体も限られてきます。

しかし、採用一人当たりのコストを見た場合には上場企業は45.6万円で中小企業は48.4万円となっており、中小企業の方が一人当たりにはコストが掛かっていることがわかります。

採用にかけるお金は足りないにもかかわらず、一人あたりの採用費用は高くなってしまっているという中小企業ならではの矛盾が生じてしまっています。この矛盾から中小企業の採用では業務効率が悪くなっていることが示されます。

どこから手をつけて採用すればよいかわからない

中小企業では採用業務に携わっている人もマルチタスクを行っており、採用以外の仕事も多く持っているでしょう。採用のノウハウに関しても正しく蓄積されていない場合が多く、マルチタスクを担うために採用担当者の質が上がらないことも大きな課題となっています。

そこでノウハウが身についていないせいでどこから採用に着手すればよいか見失っており、結果的に採用したい人材を取りこぼしているでしょう。

また、採用業務においては早いレスポンスが求められます。しかし、業務タスクが多すぎることで大切な機会を喪失してしまっている可能性もあります。

求人に人が集まってくれない

中小企業は、知名度による母集団形成ができないため、コストをかけて求人広告を掲載しても、他の求人に埋もれてしまうことや信頼面や興味をそそりにくく応募が集まりにくい傾向があります。

このため、求職者から応募を待つだけの採用手法では、欲しい人材を採用することはかなり難しく、「当初のターゲットとは異なる人材を採用してしまった」という話もよく聞かれます。このため、中小企業では母集団形成のための採用手法の課題が多く挙げられます。

内定を出しても辞退される

内定辞退が起きると企業は人材確保ができず、採用活動にかけた時間と労力が無駄になってしまいます。

内定辞退の理由として
・他社から内定をもらっている場合に辞退される
・面接などを通じて不安を感じてしまい辞退する
ことが挙げられます。

企業の説明や個別の質問への対応が不足していることなどが挙げられます。

採用したのにやめてしまう

職場の雰囲気や仕事の進め方など、実際に働いてみないと分からないことも多く防げないこともあります。しかし、よくあるミスとして企業は多くの時間や費用をかけて求人活動しているにもかかわらず、面接で求職者から聞かれた質問にポジティブな回答のみを行った結果

・採用した社員と企業でニーズに相違がある
・入社後にギャップを感じモチベーションの低下から生産性が下がる
などにより、採用したにも関わらず、離職してしまうことがあります。

また、入社後の研修制度が整っていないことも定着率を下げる要因になるでしょう。このために、採用ミスマッチという課題が起きてしまっています。

 

中小企業の採用課題解決方法

中小企業の採用課題を解決するための企業の具体的な行動を、課題に合わせて解説します。

費用対効果最大化を目指した効率性の高い採用活動を行う

中小生企業では根本的に採用にかけられる費用が不足しています。そのため、限られた予算で効果と効率の高い採用活動を行わなければなりません。

費用対効果の最大化を行うためには、採用ターゲットに適した採用チャンネルを利用することや求人の内容が求職者に刺さるようにすることで企業側のアクションに対して求職者のリアクションを良くすることが必要です。

効率性の高い採用活動を行うためには、今まで行っていた採用業務の中から省いても質が下がらない業務を割り出すことで必要性の低い、費用対効果の低い業務を削減していくことが必要です。

例えば、
・面接の回数が必要以上に多いこと
・毎回対面で面接を行うことで交通費と宿泊費、会場費がかかっている
・採用担当者が居ないために複数の従業員で毎回面接を行っている
・とりあえず複数の求人サイトに掲載している
・就職説明会にできるだけブースを出している
このように不必要な経費をかけすぎています。

こうならないためにも、
・面接の工数を減らして自社の負担を減らす
・最終の面接以外はリモートで行う
・採用担当者を決定し、その人はなならず同席する
・自社に適したターゲットがいる求人サイトに掲載する
・転職のターゲットが絞られた企業説明会に極力オンラインで参加する
・クラウドソーシングで安く業務を改善する
このような解決策があります。

適切な採用戦略を検討する

採用について手の付け所がわからない場合には、採用戦略の検討から手を付ける必要があります。
その手順として

1.現状の分析を行う
自社の事業計画を元に採用する職種、採用する人数、採用にかけられる時間を数値として明確にします。
また、今までの採用状況について応募者数、採用数、内定辞退率、一人あたりの採用費用、離職率も数値として分析します。

2.課題の特定と戦略策定をする
現状で分析した結果から企業のブランド力が弱いことなのか、コストをどこにかけすぎているのかなどの課題を特定する必要があります。また、特定した課題と採用ターゲットを元に選考基準や採用ブランディング、採用活動などを行います

3.採用の実行と評価する
戦略策定したことを実際に採用実行を行うことが必要です。その中で進捗状況、成果、課題などを常に評価しつつ採用を行う必要があります。

この全体の流れを採用担当者が決めて行う必要があります。

採用ブランディングを行い洗練された求人を作る

大企業に比べて中小企業はブランド力や認知度で劣ることが多く、企業の存在を知ってもらうことだけでなく、企業への信頼性や魅力を伝えることが難しくなります。また、似たような中小企業の中でも求人が埋もれてしまいます。このような状況を打破するためにも採用ブランディングを行うことが重要です。

採用ブランディングとは会社で働くことが魅力的であり、求職者にとって憧れの場とすることです。
憧れの場とするためにも魅力的な求人の作成が不可欠です。

・求人の条件に見合った待遇
市場価値に見合った給与や福利厚生を提示し、求職者の関心を引く
・キャリアの希望がかなえられるか
求職者が望むキャリアパスや成長機会を提供し、長期的なビジョンを共有する
・具体的な仕事内容
曖昧さがなくなるように具体的な業務単位で説明し、仕事のイメージを持ちやすくする
・職場の雰囲気
実際のエピソードを交えて企業の文化や雰囲気を示す

これらの要素を踏まえた上で、求人情報を以下のような方法で公開することが重要です。
例えば、

・自社サイトで求人動画を作成
企業のイメージを動画で説明でき、言葉にできな部分で訴えかける
・リアリティのある求人掲載
会話ベース・口コミベースなどで文章をアレンジして
・SNS等での求人公開
とともに自社の意外な点などを紹介し親近感を感じてもらう

具体的にこのような方法を取ることで圧倒的に魅力的な求人にすることができます。

実際に企業の採用ブランディングを成功させることができた場合には企業のファンを付けることができます。企業のファンを付けることができれば、採用以外の場面でも社会的イベントを活用した宣伝が可能になり、正月やバレンタイン、クリスマスなどのイベントに合わせた発信を行うことで、企業の魅力をより多くの人に伝えることができます。また、SNSで社長の裏側を見せることで、社長個人のファンを増やし、それが企業の宣伝につながることもあります。ただし、個人のプライバシーに配慮し、企業のイメージに合った内容を選ぶことが重要です。

 

内定後にも継続的に内定者とコミュニケーションを取る

内定後の辞退者が多いことやミスマッチが起きてしまう理由として、内定後に求職者と接触できていない事が挙げられます。また、早期で離職してしまう要因にも内定時にコミュニケーションが正しく取れていないことに起因します。

そこで解決策として
・内定を出した後に企業の不安点について解決する面談の機会を設ける
・企業の魅力と他社との違いについて継続的に伝える機会を設ける
このようなことで企業の印象を常に最新にし、求職者に訴えかけることが必要です。

求職者とコミュニケーションを取る中で不安を解消することもでき、他社との差別化もできているが内定辞退をされてしまう場合もあります。その場合は、早期の離職者を減らすことができたと割り切ることも重要です。

この様に中小企業の課題を解決するための方法を解説しましたが、これらすべてを中小企業のみで行うことは工程がかなり多く、ただでさえ通常業務に追われているためかなり難しいです。
また、業務ツールの導入や求人広告を出すサイトについての求職者の属性やメール開封率など具体的な数値について知ることは難しいです。

そこで、利用するのが採用代行サービスになります。採用代行サービスは採用代行のプロであり、課題の解決を一貫して行ってくれます。また、すでに企業が改善しており、着手すべきではない場所については委託をしないことで利用料金を下げることができます。

採用代行への委託でできる9つのこと

課題の解決策で示したように、採用代行サービスに業務を一部または全部を委託することで費用はかかりますが、採用の効率と効果を非常に高めることが可能となり、中小企業の採用課題を一挙に解決することができます。そこで、ここでは採用代行サービスが担う業務を全て解説していきます。

採用代行サービスでは「ノンコア業務」と「コア業務」をまとめて9種類の業務を担うことが可能で、企業はこの中の一部または全部を委託することができます。

1.採用計画の策定
2.求人広告掲載
3.応募者の管理
4.書類選考
5.スカウトメール作成・送信
6.選考日程調節
7.説明会の実施
8.面接代行
9.内定後のフォロー

採用代行の9つの業務

中小企業が採用代行を利用する4つのメリット

中小企業が採用代行を利用することで中小企業が採用に関して抱えている悩みの解消に役立ちます。そこで採用代行サービスを利用して生まれるメリット4つ

・最も困難な母集団を集めることを委託できる
・面接等のコア業務に時間を割くことができる
・採用業務の質が上がる
・内定辞退者を減らすことができる

を解説していきます。

最も困難な母集団を集めることを委託できる

「大企業の知名度には勝てない」ために選考に参加してくれる母集団がそもそも集まらないという悩みを抱えている中小企業は多いのではないでしょうか。日本国内に数百万の企業があり、数ある中小企業の中から的確に自社を見つけて、応募してもらうことは容易ではありません。

そのため、採用代行サービスを利用し、採用の戦略設計を行うことで、
・企業のターゲットに適した求人媒体に登録する
・明確なターゲットに沿った求人の作成や掲載
を通じて応募者数の増加を見込めます。

さらにはダイレクトリクルーティングを利用して
・自社に最適な人材に刺さるスカウトメールの作成
・時間帯や頻度が適切なメール送付の委託
を行うことで企業側から人材にアプローチをかけ応募者を増やすことができます。

面接等のコア業務に時間を割くことができる

中小企業では採用担当者が採用以外のタスクを担うケースも多く、一人あたりの業務が多くなっている現状があります。また、人員不足から製造業務などと兼務しており、採用だけに時間を割くことができないことも多いと考えられます。

そこで、採用代行サービスを利用してノンコア業務を切り出せば、人事のリソースをコア業務に集中させることができます。

さらに代行会社は、その豊富な経験から、
・候補者の適切な評価方法
・企業の要件に合う候補者の特定方法
を理解しています。

そうしたスキルを活用しながら、自社人材がコア業務に取り組むことで、自社にノウハウを蓄積することも可能です。

採用業務の質が上がる

採用代行会社は採用に関する専門知識と経験を持っており、業界トレンドや効果的な採用戦略に精通しています。また、候補者の選別、面接プロセス、効果的な評価方法についても経験を持っており、自社に採用ノウハウが蓄積されていなくても採用過程全体・一部を改善するために役立ちます。

また、代行会社が持つ広範なリソースとネットワークにより、候補者の母集団を拡大し、優秀な候補者をより網羅的・効率的に見つけることも可能になります。

自社努力により採用の質を向上させるよりも、採用代行サービスを利用する方が圧倒的に効率よく採用業務の質を上げることができるでしょう。結果として採用業務の質が向上することにより、今の会社運営だけでなく、将来の会社運営の選択肢が増えると考えられます。

内定辞退者を減らすことができる

中小企業では人員が不足しがちなため、内定を出すまでは時間をかけて取り組みますが、内定後のフォローが疎かになりがちです。内定者へのアプローチがわからないなど内定者へのフォローが十分でないと内定辞退者が増える傾向があります。

採用代行会社は内定者へのフォローも行っており、歓迎メッセージや、重要情報(入社日、オリエンテーション日程、契約条件、給与パッケージの詳細など)の提供、文書関連の手続きなども行います。

このように採用代行会社を利用して企業と内定者とのコミュニケーションを絶やさないことで、内定辞退者の増加を防ぐ事ができます。

内定辞退者が出ることで新たに人材を採用する手間が増えてしまいます。そのため、内定辞退者を減らすために取り組みを行うことは結果として一人あたりの採用コストを下げることにも繋がりますので、積極的に活用していきましょう。

中小企業が採用代行を利用する4つのデメリット

中小企業が採用代行を利用することで生まれるデメリット4つ

・採用に金銭コストがかかってしまう
・自社に採用ノウハウが身につきにくい
・採用目標などの認識のずれが起こりやすい
・企業文化への適合性が図りにくい

を解説していきます。

採用に金銭コストがかかってしまう

当然ですが、採用代行サービスを利用した場合には金銭的コストが掛かってしまいます。ノンコア業務だけであれば、月額10〜30万円程度かかります。コア業務に関しても携わって貰う場合には月額45〜100万円程度かかります。

この中には求人掲載料などが含まれている場合もありますので、契約の内容については詳細に確認する必要があります。

負担する金額は高いですが、中小企業は採用費用にかける金額が平均375万円であり、業務効率と採用効果を上げることの先行投資と考える場合には、妥当な金額だと考えられます。

自社に採用ノウハウが身につきにくい

代行会社とのコミュニケーションの取り方によっては、自社に採用ノウハウがつきにくくなってしまうこともあります。
人手不足であれば仕方のないことですが、コア業務に自社の人材を割かず業務のほとんどを代行会社に依頼してしまうと、代行会社から採用ノウハウを自社に蓄積することはできません。

中小企業だと採用に割ける人数は限られますが、将来的に採用を自社で行うことを見据えた場合にはコア業務に関しては自社の人員を数名配置することを推奨します。

採用目標などの認識のずれが起こりやすい

採用代行サービス提供会社との認識のズレは、採用後のミスマッチにつながる大きな要因になりかねません。
そのため、採用代行サービス提供会社にしっかりと採用における要望をヒアリングしてもらい、細かい点まで伝えることが必要です。

委託する業務内容にもよりますが、特に書類選考や面接など、選考で重要な役割を果たす業務を委託する場合は、しっかりとコミュニケーションをとって基準を一致させることが欠かせません。

また、情報のタイムラグや共有漏れが原因で認識のズレが起きる場合もあります。どれくらいの頻度でどんな情報を連携させるのかのフローを確立しておくこともおすすめします。

企業文化への適合性が図りにくい

採用代行サービスでは、求職者のスキルや経験に焦点を当てることが一般的で、会社文化や価値観については評価しきれないことがあります。また、面接などでは標準化されたアプローチが用いられることも多く、特定の業界や組織に合わせた採用戦略を実施しにくい場合があります。

特に中小企業では独自の文化や風土などがあり、企業独自の要件やニーズに合わせた採用戦略を展開するためには、代行会社との密なコミュニケーションが欠かせません

中小企業が行いやすい他の採用手段との比較

中小企業が行える採用代行以外の手段

・採用代行の利用
・採用管理システム
・人材紹介サービス

との比較をここでは解説します。

採用代行の利用

採用代行は、採用業務全体を、部分的にも全体的にも依頼することが可能です。そのため、サービス内容や費用はさまざまで、自社のニーズに合わせて最適なプランを利用することが可能です。人材紹介サイトとの併用ももちろん可能で、求人掲載媒体の選定などについて、プロのノウハウを蓄積した代行会社の知見を得ることなどもできます。

採用代行会社とコミュニケーションが正しく取れない場合には、採用した人材が会社の文化的な面でミスマッチになってしまうことや最悪の場合採用基準を満たしていない応募者を採用してしまう場合があります。

そのため、採用に関した方向性、代行してもらう必要な業務を明確にした上で代行会社とコミュニケーションを図ることで最大限活用することができます。

採用管理システムの利用

採用管理システムとは求人情報、応募者の個人情報、選考の進捗状況、採用担当者の評価等の採用活動にまつわる情報をシステム上で一元的に管理するシステムです。採用のオペレーション業務を効率化し、社内での情報共有にかかる労力を削減できます。

利用金額は自社の状況に応じて柔軟に変更できるので、コストを抑えることが容易です。実際にかかる費用は基本のサービスとオプションの充実度によって変わりますが、2〜10万円が一般的です。

これらを活用すれば、効率的な採用業務が行えますが、採用の質に関する部分はノウハウが必要になります。自社内に採用業務に詳しい方がいる、今後も採用業務が行える人材の確保が見通せる場合におすすめです。

人材紹介サービスの利用

人材紹介サービスとは人材を採用したい企業と転職希望者の仲介役としてマッチングを行うサービスのことです。サービスには、候補者の人選・応募意志の確認・企業への紹介(推薦)・合否連絡や入社までのフォローなどの応募者対応の代行が含まれます。特に求める条件に一致した転職希望者を推薦してくれ、少ない工数で採用活動を進めることができます。

人材の採用・入社がゴールとされます。しかし、採用成功報酬型のため採用決定までは無料のサービスが多く、採用までのコストを抑えることが可能です。かかる費用としては一般的に入社者年収の約30%〜35%となっています。

人材紹介サービスを利用することで採用の工数を減らすことは可能ですが、人材紹介サイトに登録した人材のみ紹介できる点や一人あたりの採用費用が高額になる点がデメリットになります。そのため、直ぐに人材が必要な場合と採用予算に余裕がある場合におすすめです。

採用代行サービスを探す4つのポイント

採用代行サービスを探す上で外せないポイントが3つあります。
・サービスの質と料金に納得できるか
・自社と同様の業種・職種への実績に満足できるか
・担ってほしい業務の対応範囲は満たせているか
・自社がほしい採用ターゲットと一致しているか
サービスを選定するにあたってこれらのポイントを意識しないとせっかく採用代行を委託したにもかかわらず十分な成果が得られず、費用だけがかさんでしまいます。

サービスの料金と質に納得できるか

ノンコア業務は一般的に10万円〜30万円が毎月かかります。しかし、そのサービス内容はコア業務を行ってくれないため、作業効率が上がるかが費用対効果を計ることのできる唯一の指標です。

そこで、
・ツールの利便性が低く、十分に効率が上がらない
・ノンコア業務を担ってくれるが反応が遅く時間がかかってしまう
この様に判断できれば契約しないまたは、契約を打ち切ることが重要です。別のサービスを探しましょう。

一方、コア業務であれば月に45万円〜100万円がかかります。コア業務も委託するとなると実際にサービスを提供するコンサルタントの経歴や経験にサービスの質は一定の依存をします。毎日コミュニケーションを取るべき相手になりますので、アサインを想定しているコンサルタントがどんな人物かは非常に重要です。

コミュニケーションが必要になってくるので
・認識の齟齬などが生まれやすいと感じた場合
・契約料に対して自社に貢献してくれていない
と感じた場合には契約を見直しましょう。

自社で無理せず払うことのできる費用で十分に良いサービスはありますので必要なサービスに見合った費用を支払うようにしましょう。

自社と同様の業種・職種への実績に満足できるか

採用代行サービスによって対象の企業、業務、職種によって強みや特徴が異なります。
例えば、
・ベンチャー・スタートアップ向け
・中小企業向けか
・採用戦略に強み
・ノンコア業務が得意
・エンジニアが得意
など、さまざまです。

エンジニアなど一部の職種に特化した採用代行の場合、他の職種も合わせてお願いしたい場合に、対応できないこともあります。

また、採用戦略が定まっていない場合などには自社の業種・職種への実績があり、コア業務を委託できるサービスを利用することを推奨します。コア業務に関わる部分は採用実績があることでノウハウが培われて行きます。そのため、採用代行サービスは自社の業種・職種の実績が多いほど自社に適しています。

同業種へのサービス提供の実例として参考になる事例が満足できるほど挙げられなければノウハウが足りていない可能性があるのでしっかりと確認することは必要です。

実績は多くても業種・職種がずれている場合サポートが不完全になることもあるので注意が必要です。

担ってほしい業務の対応範囲は満たせているか

採用代行サービスによってはノンコア業務だけを担うサービスもあります。また、コア業務でも担う業務がサービスによって少しずつ異なります。そのために、自社に適したサービスを選ぶためには業務の対応範囲まで確認することが大切です。

確認する順番として
・自社で賄える業務
・サービスが担うことができる業務
・サービスがオプションとして担う業務
で確認し、自社で賄える部分以外の業務を対応してくれているかを重視しましょう。

万が一自社で賄える範囲と重複があっても
・自社だけでは不安があるからサポートしてもらう
・サービスを外すことで料金を下げる
この2つのどちらかを選択して選ぶようにしましょう。

自社がほしい採用ターゲットと一致しているか

企業の採用のターゲットによって選ぶべき採用代行サービスは大きく異なります。
例えば、採用したい人の
・年齢
・新卒・中途
・必須スキル(資格)・経験スキル
・キャリアビジョン
これらの項目でターゲットを具体化し、採用代行サービスを選びましょう。

また、採用したい人材のスキルレベルによっては、スカウトを行うことが必要な場合もあります。その場合では、スカウトに強みを持つ採用代行サービスを利用することにより高いレベルのノウハウを得ることができます。

このように自社である程度採用ターゲットのペルソナが決まっている場合には、当てはまる対象に特化した採用代行サービスを利用することでより効率よく、効果の高い採用を行うことができます。

採用代行サービスの料金形態と目安

採用代行を委託する場合の料金目安は一般的に、新卒採用代行は月5〜85万円、中途採用代行は月10〜85万円ほどになり、料金形態が2つに分かれています。

・個別見積もり型
・パッケージ型

中小企業は金銭的コストがかけづらく、自社の採用ノウハウを蓄えていくためにも個別見積もり型を推奨しています。

個別見積型(従量課金型)

発注側企業の業務要件毎に想定工数を算出し、個別見積りを行うケースです。支援するコンサルタントの工数と時給を掛け合わせて費用が算出されます。

業務別の料金例

・面接日時設定:5万円~/月
・DM・スカウト配信:3万円~/月
・面接実施:1万円~/回
・評価シートの作成:3千円~/回
・応募者への合否連絡:2万円~/月
・次回の面接日時設定:2万円~/月
・内定通知書の発送:2万円~/月

引用:https://marugotoinc.jp/blog/rpo/

この様に、工程1つずつに値段が設定されているため、自社で賄える部分は委託しなくてよいために、必要な場所だけ委託できることが中小企業にとって非常にメリットのある形態となっています。

パッケージ型

例えば、「スカウト月〇〇件、利用媒体〇〇数につき月額〇〇円」といった具合に、あらかじめ提供元事業者が定義した業務範囲に沿って月額固定のパッケージになっているケースです。

パッケージ型料金例

・ノンコア業務のみ:10~30万円/月
・コア業務を含む:45~100万円/月
・大量工数・大規模採用・高難易度職種採用:100万円~/月

このような費用形態の場合、あらかじめ決められた量をこなすことにコミットをする傾向が強く、オペレーティブなサービス提供スタイルに陥りがちのため、注意が必要です。

中小企業におすすめな採用代行サービスの15選

おすすめの採用代行サービスを15個紹介します!

【10選】総合支援型の採用代行サービス

総合支援型の採用代行サービス提供会社は採用に関する幅広い業務に対応可能であり、業務をバランスよく代行するため、どの企業にもおすすめです!

株式会社プロジェクトHRソリューションズ(無駄を極力省きたい企業向け)

プロジェクトHRソリューションズは、創業8年で延べ500社以上の支援実績を有する採用代行会社です。

中小企業では一般的に得意とされていないDX人材やデジタル人材を獲得するために適したサービスです。DXを中心に考えている企業であればデジタル人材を中心に探しつつ、その他の人材についてもアプローチができるためコストが縮小できることが魅力です。

創業以来一貫してデジタル領域の採用支援に強みを有し、Sier出身者やソフトウェアベンダー出身者で構成されています。成果に徹底的にコミットし、時として支援範囲を拡大することも厭わないスタンスで、顧客の信頼を獲得しています。

特徴・DX人材やデジタル人材の採用代行に強みを有し、500社以上との取引実績有
・業界最大手の小売企業や外資系コンサルティングファーム、通信系大手企業など大手企業との取引実績多数
・継続率80% 平均継続年数3年 顧客満足度の高いサービス
・通常の採用代行に加え、採用広報やプロセス改善、採用マーケティングやダッシュボード構築など、包括的な支援が可能
・デジタル人材以外の対応実績も多数 営業・バックオフィス・事業開発・施工管理・エクゼクティブ等の対応実績有
費用・月額30万円(税抜)~
※ご予算や支援範囲に応じて要ご相談可能

株式会社ダイレクトソーシング(採用データを重視したい企業向け)

ダイレクトソーシングはダイレクトソーシングサービスを中心に、誰でも知っているような⼤⼿企業や今を時めくベンチャー企業などを支援し、毎年、前年⽐130%以上の成長をしています。

日本企業を「ダイレクト採用中心組織」にするために、採用領域全般のコンサルティングを展開し、エンジニア中心で立ち上げた日本初のダイレクト採用専門企業として、旧来の採用を徹底的に計測・データ化し、日本市場へ「ダイレクト採用」の普及を目指しています。

採用のノウハウが蓄積されていない事によって中小企業には判断が難しい採用手法の評価を定量的に他社のデータにも基づいて行ってくれます。一度依頼することで自社に適した採用手法をコンサルティングしてもらえ定量的な評価を与えてくれることは事例が少ない中小企業にとって非常に有意義なものとなるでしょう。

特徴・35万件の採用データを活用した戦略立案と運用支援
・AIエンジニア、CxOクラス、研究者など難しいポジションの採用実績あり
・国内トップクラスのLinkedIn運用ノウハウ
費用
詳細はお問い合わせください

株式会社ネオキャリア(人材不足を即座に解消したい企業向け)

ネオキャリアは累計10,000社以上の導入実績があり、新卒・中途・アルバイト各領域での実績多数あります。

お客様のご状況に合わせ、採用計画のご相談から面接業務代行まで、どのフェーズでもサポート可能です。また、求人広告や人材紹介も含めて総合人材サービスを展開しているため、ターゲットとなる応募者と出会うための最適な手法のご提案から行ってくれます。

正社員だけでなくアルバイトなどの非正規雇用までもサポートしてくれます。そのため、中小企業にとって問題となっている人手不足を一時的に解消する手段も持ち合わせています。また、導入実績が非常に多く、他のサービスに比べて中小企業の狭い分野でも導入の知識がある場合が多いです。

特徴・累計10,000社以上の導入実績があり新卒・中途・アルバイト領域での実績多数
・プランはフルカスタマイズで低価格を実現
(説明会代行、面接代行、電話やメール対応など)
・採用専門の大型コールセンターを保有し土日・祝日/夜間など柔軟な対応が可能
費用月額:10万円〜

株式会社アールナイン(採用担当者を育成したい企業向け)


アールナインは人事領域を専門とするキャリアコンサルタントや人事経験者が多数在籍し、課題・ニーズにそって1社ごとにプランをカスタマイズ設計が可能。

採用計画の策定、面接や説明会の代行、研修や第三者面談といった、必要なサービスを組み合わせて提供しています。またOfferBoxの”承認後決定率No.1″を2年連続で受賞しています。

採用代行会社は通常であれば支援を行うだけであり、採用担当者とともに働くことしか行いません。しかし、リクルータートレーニングがついていることで中小企業の採用担当を育成する環境が自然と発生します。そのため、通常よりも採用担当者のスキルを高めることができ、結果として採用の質を高めることができます。

特徴・600社以上の採用代行実績があり、最適な採用コンサルティングと採用実務サポートを提供
・採用に関わる様々なニーズに対応できるサービスを、全国の主要都市で展開
・採用のあらゆるプロセスを最適化し、必要な人材を適材適所に配置
・面接・説明会代行、リクルーター制度導入、リクルーター代行、面接官・リクルータートレーニングなど幅広いサポートを実施
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お問合せ先https://r09.jp/

株式会社トライアンフ(即レスポンスがほしい企業向け)

トライアンフは、戦略立案から実行までワンストップで支援が可能で、お客様のリピート率90%以上。徹底した「顧客志向」と「専門性」が強みの人材総合サービス企業です。
採用、配置、育成、評価、労務といった、人事分野のあらゆる領域を網羅的にサポートしてくれます。

トライアンフは採用担当を派遣する常駐型も行っており、現場の環境でわからないことを聞くことができます。中小企業にとっては、採用でわからない点をその場で聞くことができ、質問のレスポンスを短くすることで採用全体の時間を短くすることができます。

特徴・メーカーなど大手企業との取引多数あり
・現状把握から来期提案の検討まで長期的な視点を持った採用代行
・リモート型の支援だけではなく、依頼企業に採用担当を派遣する常駐型も対応可能
・RPAの活用で業務を安定的に遂行
・新卒・中途かかわらず、採用業務のすべてをサポート
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パーソルキャリア株式会社(大型採用をしあい企業向け)


パーソルキャリアは、中途採用に特化した採用代行サービスを展開しており、豊富な事例やノウハウ、そしてマーケット情報を持つ「doda」の総合力を活かし、効率的な採用活動を実施します。

大手企業人事経験者や人材業界経験者、キャリアコンサルタントといった採用の専門家による採用代行サービスを提供します。

中小企業の中でも特に業績が伸びており、採用人数を大幅に増加させる企業におすすめです。「doda」のマーケット情報を持っていることで求職者が求めている情報などを求人情報や採用戦略に入れ込むことができ、大型採用が非常に行いやすくなります。

特徴・「doda」の総合力を活かした中途に特化した採用代行
・採用規模の大きい、大型採用プロジェクトの対応が可能
・母集団形成に強い
・支援実績550社以上
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レジェンダ・コーポレーション株式会社(開拓者的な企業向け)


レジェンダ・コーポレーションは課題解決だけではなく、継続して運用ができる「仕組み化」(体制・組織構築)までを支援する人材総合サービス企業です。
ご利用企業の90%が継続するほどの高い品質を誇っています。

この企業は特にIT分野に関する新規事業開拓の人材を集めることが得意であり、既存の事業からさらに発展させた新規事業を開拓したいと考えている中小企業には非常に利用価値が高いサービスです。一貫したサポートはもちろん継続率が高く、新規事業や事業拡大に携わる人材の採用を代行している会社では他にありません。

特徴・コールセンター型の採用代行以外にもスタッフ常駐型の対応も可能
・媒体管理からイベントやインターンシップ代行まで幅広く対応が可能
・700社以上の採用支援で培ったノウハウで、企業の採用活動を一貴通貫でサポート
・100名以上の採用コンサルタントが在籍。豊富な組織ナレッジで採用成果を最大化
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株式会社マイナビ社(全方向へ成長したい企業向け)

マイナビは採用媒体をはじめとした総合人材サービスのノウハウを活用し、市場トレンドや求職者の傾向にマッチした適格な提案をしてくれます。

採用戦略・計画の策定から、応募者管理、面接代行まで幅広く対応が可能であり、人材紹介経由や複数の求人広告媒体からの応募者を、採用管理システムを利用することで一元管理し対応してくれます。

一貫したサポートも選考プロセスの一部のみも委託することができ、中小企業の中でも経営状態や成長度合いに変動がある会社にとっては委託範囲を変えることで必要に応じた支援を受けることができます。さらに、「マイナビ」の採用選考に関する専門的なノウハウを受けることができるため、非常に使い勝手が良いサービスです。

特徴・総合人材サービス企業として、大型案件の実績多数あり
・採用管理システム(AOLC)を活用した応募者の一元管理が可能
・選考プロセスの一部のみや、「事務局型」のアウトソーシングまでニーズに合わせたプランの提供が可能
・マイナビの持つ、応募者動向や採用選考に関する専門的なノウハウを提供
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マルゴト株式会社(事業成長が最優先の企業向け)


月額制で利用できるベンチャーと成長企業向けの採用代行会社です。最短一ヶ月から契約ができ、契約継続率は95%と多くの利用者がリピーターとなっています。年10万通以上のスカウトメールの実績があ
り、120以上の媒体を元に採用ターゲット・予算に応じた丁寧な対応をしています。

まるごと人事では一ヶ月から契約を行うことができ、最短5日で必要な人材を集客してくるというキャッチコピーをかかげているとおり、短時間で成果を出すことにこだわっています。

そのため、中小企業でも自社に採用ノウハウを貯める必要性よりも、早く企業を成長させたい、必要な人材を必要なタイミングで補充したいという考えの中小企業にぴったりなサービスです。

特徴・ベンチャー・スタートアップから大手まで、全国で豊富な支援実績があり
・専任の担当者が作業からレポーティングまで行うため、細かなフィードバックを元に相談しながら進められる
・最短1ヶ月〜契約可能なため、採用状況に応じて依頼ボリュームの調整が可能
・他にも「まるごとスカウト」「まるごと面談代行」「採用広報代行」など幅広いサービスあり
費用初期費用:10万円
月額:25万円~(まるごとスカウト)
月額:45万円~(まるごと人事)※業務ボリュームに応じてプランあり

株式会社キャスター(生まれたての企業向け)

月額制で利用できるサービスで採用のプロが戦略立案から運用業務まで一連の採用業務を行います。企業の人事担当者を採用実務から解放し、「カレンダーを空けて待っていれば、会いたい人との面接が設定される」という体験を提供することを掲げています。

中小企業の中でもスタートアップを中心に採用について全く知識がなく、すべてを任せて他の業務に集中したい企業に非常におすすめです。月額料金に対しての稼働率が非常に魅力的で、採用に関して分野ごとに異なる専門のプロが質高く行ってくれます。

特徴・累計500社以上の採用支援実績
・採用のプロが4名体制で担当(リクルーター・応募者対応担当・原稿担当)
・常に安定稼働でフルタイム社員の雇用と比べて管理コストを削減
・時間制プランも導入可能
費用月額40万円~(月70時間まで稼働)
※英語対応・新卒採用などは別途問い合わせ

【5選】特化型の採用代行(RPO)サービス提供会社一覧

特化型とは総合型と違って採用工程の一部(例えば採用戦略)に強みを持っている。または、職種を絞って特定の人材ターゲットに特化した採用代行を行うことを指します。

株式会社ポテンシャライト(職場の雰囲気の周知に特化)

ポテンシャライトは、ベンチャー企業の採用支援と人事組織領域の支援に強みを持ち、スタートアップのシード期からシリーズA〜Cフェーズの企業様を中心に、採用支援を行なっています。

創業から 320社 を超えるお客様をご支援してきました。採用戦略立案、エンジニア採用・デザイナー採用ブランディング、SNS採用、オンボーディング設計など幅広い領域でサポートが可能です。

中小企業にはなかなか行うことができない採用ブランディングに強みを持っており、求職者から見られたい姿や今までのイメージを刷新したスタイルを新しくブランディングし、売り出していくことができます。

特徴・ベンチャー企業、スタートアップ企業の支援に特化
・スタートアップ企業向けの採用管理システムの企画・開発事業の展開
・採用ブランディングとエンジニア採用に強い
費用詳細はお問い合わせください

株式会社アルフォース・ワン(従業員50名以下に特化)

アルフォース・ワンは中小企業に特化し、お客様に寄り添った”二人三脚”での採用活動サポートに強みを持ちます。またご支援先の80%は従業員50名以下の会社様になります。

採用代行以外にも採用サイト、採用ツール制作、適性検査、研修などサービスを幅広く取り扱っています。
中小企業に特化したサービスであり、その中でも従業員が少ない企業を中心としているため、企業が抱える悩みについてすでに解決するためのノウハウを持ち合わせています。採用媒体が多数あり、外国人雇用についても専門家がいるために人手不足な領域でも選択肢が多い中で採用を行える特徴があります。

特徴・全国の従業員50名以下の中小企業の求人広告に特化
・アルバイト・パート、中途、新卒、専門職など5,000件を超える採用支援実績
・幅広い採用課題にフィットする取り扱い媒体数(50媒体以上)
・建設業、運送業、介護業など採用難業界にも強みあり
・外国人雇用の専門家も在籍
費用・アルバイト・パート採用:1~4週間~/0円(成果報酬)~150,000円程度
・中途採用:4週間~/300,000円〜(媒体・プランによって料金が異なる)
・新卒採用:1年間/800,000円~(媒体・プランによって料金が異なる)

株式会社ネオキャリア(ロープライス・ノンコア業務に特化)

ネオキャリアは、業界トップクラス10,000社以上の導入実績と、年間500社以上の利用数を誇る老舗サービスです。

新卒・中途・アルバイト・パート全てに対応しているため、中小企業は正規雇用、非正規雇用問わずに幅広く導入できます。

土日や夜間も対応できる応募者向けコールセンターの設置や30分以内の即時対応など、具体的に応募者にアピールできる機能が充実しています。募集職種は保育士・IT・外国人採用など特殊なケースにも対応しています。

ノンコア業務に特化しており、その支援実績が非常に多く、媒体に登録している人数も多いため非常に多い母集団から人材を選ぶことができ、低価格であることが中小企業にとって魅力的です。

特徴・業界の導入実績が1万社以上あり、年間500社以上が利用しており安心感がある
・募集職種の幅も広く非常に使い勝手が良い
・ノンコア業務をに特化しており、低価格から利用できる
費用詳細はお問い合わせください。

株式会社XAION DATA(SNS・メディアの転職潜在層に特化)

「AUTOHUNT」とは株式会社XAION DATAが運営するソーシャルリクルーティングに特化した採用支援サービスです。

SNSやメディアから人材・企業情報を収集して統合することで、転職顕在層だけでなく、転職意識が明確ではない転職潜在層の優秀な人材にも素早くアプローチできます。

複数SNS、メディアから収集された情報が統合されプロファイル化されているため、自社が求める人材を簡単に探し、横断的にアプローチできることが大きな強みになっています。

ほかにも候補者の一元管理やチャット機能、一斉スカウト送信機能など、採用業務に役立つ機能が揃っています。

中小企業でも導入が増えているSNSの活用と合わせることで採用のレベルを一段と高めることができます。また、転職潜在層にアプローチできるために質の高い人材を獲得したい中小企業には適したサービスです。

特徴・SNSやメディアから情報を統合するため潜在層へのアプローチが可能
・メディアを横断して人材を探し、アプローチが可能
・ノンコア業務も独自のサービスがあり、機能が充実
費用基本料金6ヶ月:80万円
入社時:正社員の理論年収×15% または副業・業務委託:35万円
SNS接続アカウント追加(月額):1アカウント3万円

ビザスクpartner(採用の頭脳役に特化)

「ビザスクpartner」は、60万人を超える専門家と企業を繋ぐプラットフォーム型サービスです。

企業は、必要な専門知識・経験を持つエキスパートを必要な期間のみ依頼することで、プロジェクト推進における知見・経験不足の課題を解決できます。
支援領域として、人事も含まれており、採用戦略、採用代行や人事制度構築もサポートが可能です。

中小企業にとって最も難しい部分であるコア業務に対してのみテコ入れを行ってくれます。また、自社の採用以外の業務についても専門家を雇用することができるため、困ったことがあれば一度相談して見るような感覚で利用することができます。

特徴・専門家と企業を繋いでおり、採用コンサルティングに特化している
・採用だけでなく自社業務でも活用することができ、採用以外にも活用可能
・一ヶ月単位で契約を行うことができコア業務に困った場合にポイントで使用可能
費用初期費用:20万円
月額費用:30万円~
詳細はお問い合わせください

 

代行を依頼する手順

採用代行サービスを導入するには、一般的には以下の流れで実施されます。

サービスごとに資料請求

事前に自社で利用したいサービスの概要の検討を踏まえて、採用代行企業に資料請求を行い採用に関するプロセスや方法、目標、金額などに関するプランを提案してもらいます。。

委託する側の企業は、自社にとって最適な委託先を選ぶために、複数の採用代行サービスからプラン提案を得るとよいでしょう。

事前打ち合わせ

契約後、採用活動をスムーズに進めていくため、採用に関する目標やニーズ、過去の採用実績や課題などについてアウトソーシング企業に伝え、今後の採用に関して重要なことに対する共通認識を持ちます。

契約の締結

採用代行企業からの採用に関するプランに合意したあとは、採用に関する業務の一部もしくは全部を委託するための契約を締結します。

採用活動の開始

契約の締結後、採用代行企業が人員の確保や業務フローの設計など、採用活動を行うための体制を構築し、採用活動が開始されます。

まとめ

採用代行サービスについて概要からメリット、中小企業におすすめのサービスまでご紹介しました。

採用業務は、企業のパフォーマンスを直接左右する重要な業務で、その質の向上は企業の向上につながります。採用業務にお悩みの方はぜひ、コア業務に限らずノンコア業務だけでも採用代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか?

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