Wantedlyとは?使い方、機能やメリットを解説!

Wantedlyとは?使い方、機能やメリットを解説!

Wantedly(ウォンテッドリー)は、「条件」ではなく「共感」で人と企業をつなぐことを目的とした、価値観でつながる採用サービスです。給与や待遇ではなく、ビジョンや価値観を大切にして働く場所を探している求職者と、共に成長できる仲間を求める企業が出会うことができます。

この記事では、Wantedlyの効果的な使い方やサービス内容、相場、導入事例まで詳しくご紹介します!

監修者情報

監修者用
株式会社uloqo
関川 懸介
アドテクノロジーベンダー、リクルートグループを経て、2016年4月株式会社uloqoを創業。採用企画・採用広報・ダイレクトリクルーティング・組織開発・人事評価制度策定などを通じて、大手からスタートアップまで幅広く累計300社以上を支援。詳しいプロフィールはこちら

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Wantedly(ウォンテッドリー)とは

Wantedly(ウォンテッドリー)は、企業と求職者が「共感」を軸にマッチングする、従来の求人媒体とは異なる新しい形の採用プラットフォームです。

Wantedlyとはどのようなサービスなのか説明していきます。

Wantedly(ウォンテッドリー)の概要

Wantedly(ウォンテッドリー)は、企業と求職者が「共感」を軸にマッチングする新しい形の採用サービスです。給与条件などの待遇ではなく、企業の理念・ビジョン・文化といった本質的な価値観を中心に発信することで、求職者と深いレベルでのマッチングを実現します。

ユーザー層は20~30代が中心で、IT系職種に強みがあり、350万人を超える登録者を誇ります。企業はWantedlyを採用広報の場としても活用でき、ブログ形式の「ストーリー」などを通じて企業文化を発信することで、共感による採用が可能になります。

Wantedly(ウォンテッドリー)の会員データ

Wantedlyの登録ユーザー数はすでに400万人を超え、その多くが20代~30代の若手人材で構成されています。中でもIT系職種に強みがあり、エンジニアやデザイナー、マーケター、セールスといったクリエイティブかつ専門性の高い人材が多く集まっているのが特徴です。

また、給与などの条件ではなく、企業のビジョンや文化に共感して応募するユーザーが多いため、採用後のミスマッチが少なく、企業と求職者の価値観が合致した長期的な関係構築が期待できます。

このように、Wantedlyの会員データは「共感採用」に最適な構成となっており、企業の採用活動をより質の高いものに導いてくれます。

Wantedlyの特徴

Wantedlyが注目されている理由は、他の求人サービスにはない独自の機能にあります。求職者と企業が双方向でつながりやすくなる設計がされており、柔軟かつ主体的な採用活動を可能にします。

ここでは、Wantedlyの代表的な機能や使い方を解説します。

候補者への直接アプローチが可能

Wantedlyでは、企業側から候補者へダイレクトにアプローチできる「ダイレクトスカウト」機能が搭載されています。

企業はWantedlyに登録された人材を検索し、気になる候補者に直接メッセージを送ることができます。特に、アクティブ度の高いユーザーが優先的に表示されるため、転職意欲が高い人材に効率よくアプローチが可能です。

さらに、企業ページやストーリーなどで発信している企業の魅力を組み合わせてスカウトすることで、他媒体よりも高い返信率が期待できます。従来の「待ち」の採用から「攻め」の採用への転換を図れる点が大きな魅力です。

多様な職業の募集を無制限で行える

Wantedlyのもう一つの大きな特徴は、職種や雇用形態に関係なく、無制限に求人を掲載できる点です。新卒採用から中途、インターン、フリーランス、業務委託まで幅広く対応しており、自社のニーズに応じた柔軟な採用活動が可能です。

求人投稿には給与条件の記載ができない代わりに、企業のビジョンや文化、サービス内容などに焦点を当てて訴求するため、企業の本質的な魅力が伝わりやすくなっています。これにより、採用コストを抑えつつ、多様な人材に向けて継続的に募集を行えるのが強みです。

自社の魅力をユーザーに伝える

Wantedlyでは、求人情報だけでなく、企業の理念や働く社員の様子などを伝えるコンテンツ「ストーリー」を発信することができます。

このブログ形式のコンテンツでは、社員インタビューや社内イベントの様子、会社の創業背景など、自由に掲載可能です。

これにより、企業の文化や雰囲気をリアルに伝えることができ、求職者の共感を得やすくなります。また、定期的な投稿により、求職者との接点が継続的に生まれ、結果的に企業のファン化にもつながるため、中長期的な採用ブランディングにも貢献します。

「話を聞きに行きたい」から始められる

Wantedlyでは、求職者が気軽に企業と接点を持てるよう、「話を聞きに行きたい」ボタンを設置しています。これにより、応募という形式に縛られず、「まずはカジュアルに話を聞いてみたい」というライトな形で接点を持つことができます。

求職者は「今すぐ一緒に働きたい」「少しだけ興味がある」といった温度感に応じた選択が可能で、企業側も求職者の関心度を見極めやすくなります。

この機能により、マッチングの精度が高まり、ミスマッチの少ない採用につながるだけでなく、候補者との長期的な関係構築も可能になります。

Wantedlyの利用メリット3つ

Wantedlyを導入することで得られる具体的な利点は多岐にわたります。採用のミスマッチを減らす仕組みや、コストを抑えた運用、スカウト返信率の高さなど、企業にとって大きな強みとなるポイントが存在します。

順に詳しく見ていきましょう。

ミスマッチしづらい

Wantedlyでは、企業の理念や価値観、働く環境を丁寧に発信できるため、求職者との間で認識のズレが起きにくいのが特長です。

会社ページでは「なぜやるのか」「なにをやるのか」「どうやっているのか」など、企業のリアルな姿が明確に伝わるよう設計されており、ストーリー機能やカジュアル面談を通じて等身大の社風を伝えることが可能です。

共感を重視した出会いができるため、価値観の近い人材が集まりやすく、入社後のミスマッチを防ぐ効果が期待できます。結果として社員の定着率が高まり、採用活動の効率向上にもつながります。

低コストでの採用が可能

Wantedlyは初期費用や成果報酬が不要で、月額料金のみで利用できるため、コストを抑えた採用活動が可能です。たとえばスタンダードプランでは、半年間で60万円の料金で利用でき、期間中に何名採用しても追加費用は発生しません。

これに対して、エージェント経由では1人あたりの採用に100万円以上かかることもあります。

Wantedlyなら1人でも多く採用するほどコストパフォーマンスが上がる仕組みになっており、コストを抑えながらも効果的な採用を実現したい企業に最適なサービスです。

スカウトの返信率が高い

Wantedlyのスカウト機能は、開封率約80%、返信率約20%という高い実績を誇ります。他媒体と比較しても非常に高水準で、スピーディーかつ効率的な採用活動を実現できます。

求職者のプロフィールには「この先やってみたいこと」や「好きな言葉」など、価値観や思考がわかる情報が多く、企業側が一人ひとりに合わせたスカウト文を送ることができるのも、返信率の高さに寄与しています。

さらに、SNS連携や検索フィルターも充実しており、ターゲット人材にピンポイントでアプローチ可能です。結果的に、採用までのスピードが早く、採用効率の向上にもつながります。

Wantedlyの利用デメリット2つ

多くのメリットがある一方で、Wantedlyには企業側が意識しておくべき注意点や課題も存在します。とくに初めて利用する企業にとっては、従来の求人媒体との違いに戸惑う場面もあるでしょう。

Wantedlyの利用デメリットについて説明していきます。

魅力分析が必要となる

Wantedlyでは、給与や福利厚生といった条件ではなく、「共感」によって人材とのつながりを築くスタイルを採用しています。そのため、企業は自社の「理念」「ビジョン」「社風」といった本質的な魅力を的確に伝える必要があります。

そのためには、自社の強みを言語化し、ストーリー記事やスカウトメッセージに落とし込む作業が不可欠です。

企業によってはこのようなブランディングが初めてというケースも多く、社内での分析や調整に時間や労力を要する点がデメリットとなります。

通常の求人広告と異なる

Wantedlyは一般的な求人広告サイトとは仕組みが異なり、給与や待遇などの記載ができない仕様となっています。そのため、求職者が条件で判断するのではなく、企業理念や職場の雰囲気、チームの魅力など、より本質的な部分に惹かれて応募してきます。

これは一方で、従来の求人形式に慣れている企業にとっては記事の作成が難しく感じることもあるでしょう。堅苦しい募集文でなく、読み手に響く言葉選びや構成が求められます。魅力的なコンテンツを作成するためには、ブランディング視点での運用が必要となり、採用担当にとって大きな工数と新たなスキルが必要になります。

Wantedly掲載までの流れ

  1. 問い合わせ
  2. 打ち合わせ
  3. 求人原稿の作成・掲載

Wantedlyは、一般的な求人サイトとは少し異なる特徴があります。
ここでは、Wantedlyで求人を掲載するまでの基本的な流れと注意点をご紹介します。

問い合わせ

まずは、電話・メール・専用フォームなどを通じて、Wantedlyの運営に問い合わせます。掲載を検討している旨を伝えることで、担当者からの連絡が入ります。

打ち合わせ

担当者との打ち合わせを行い、自社に最適な採用プランや掲載内容を相談・決定します。Wantedlyは月額制の利用プランとなっており、契約後は自由なタイミングで求人を掲載できる点が特徴です。

求人原稿の作成・掲載

Wantedlyでは、基本的に求人原稿を自分たちで作成します。特別なオプションを使わない限り、ライターによる取材などはありません。そのため、スピーディーな掲載が可能です。

Wantedlyの使い方のコツ3選

Wantedlyを最大限に活用するには、ただ募集記事を出すだけでは不十分です。伝え方やアプローチの工夫によって、応募数やマッチングの精度は大きく変わります。

採用効果を高めるための実践的な活用方法を紹介していきます。

記載文面を作り込む

Wantedlyでは「想い」や「共感」を伝えることが最も重要視されます。従来の求人広告のように条件や待遇を前面に出すことができないため、会社のビジョンや業務内容、社員の想いを具体的に伝える必要があります。求職者は企業の「背景」「人」に共感して応募するため、表面的な説明だけでは心に響きません。

採用担当者だけでなく、現場社員との対話やヒアリングを通じて、企業の本質的な魅力を掘り下げ、それを丁寧に文章に落とし込むことが不可欠です。文面の質を高めることが、Wantedlyでの成果につながる大きな鍵となります。

ユニークなタイトルで候補者を惹きつける

Wantedlyでは、募集記事のタイトルが候補者の目に留まる最初の接点となります。一般的な職種名だけでなく思わずクリックしたくなるようなキャッチーかつ内容に沿ったタイトルを工夫することが重要です。

たとえば、「#週3日出社OK」「○○好き集まれ!」など、ユニークな視点や共感を呼ぶキーワードを盛り込むことで、SNS慣れした若年層の目に留まりやすくなります。また、カバー画像や記事構成も合わせて更新することで、閲覧者の関心を維持できます。

「応援」機能を使ってアピールする

​​Wantedlyの「応援」機能は、社内外の人が募集記事をSNSでシェアできる仕組みで、認知拡大や候補者との接点づくりに効果を発揮します。特に、社内のメンバーが積極的に応援を行うことで、企業の一体感や社風の良さを間接的にアピールでき、求職者の信頼や共感を得やすくなります。

また、応援数が多い記事はWantedly内で上位表示されやすくなる傾向があり、露出アップにもつながります。応援が活発な企業は、求職者にとって「社員が自社に誇りを持っている」と映り、応募意欲を高める要因になります。

社内に協力を呼びかけ、継続的に応援活動を行うことで、採用活動全体の活性化が図れます。

Wantedlyの成功事例

実際にWantedlyを導入し、成果を上げている企業の事例をご紹介します。

それぞれの企業が抱えていた採用課題や、それに対するアプローチ、成果と成功の要因について説明します。

カバー株式会社

引用元:https://cover-corp.com/

カバー株式会社は、VTuber業界の急成長により、多くの職種でスピード感のある採用が必要となっていました。Wantedlyでは、VTuberへの興味があるかどうかを見極めやすいプロフィールの工夫や、応募者一人ひとりに合わせたスカウトメッセージを活用しました。

面談では会社の良い面だけでなく、課題も正直に伝える姿勢を徹底しました。その結果、1年半で50名の採用に成功。応募者との丁寧なやり取りを通じて、会社の雰囲気に合う人材を選べたことが成功のポイントです。

株式会社ココナラ

引用元:https://coconala.co.jp/

株式会社ココナラは、サービスはよく知られているものの、「どんな人が働いているのか」「どんな会社か」といった情報が届きにくい状況にありました。

そこでWantedly上で、実際に働いている社員の声を紹介する記事や、社内イベント・新商品情報などを発信。テレビCMやSNS広告と組み合わせることで、募集ページの閲覧数が大きく増え、会社の考え方に共感した応募者も増加しました。

社員自身が情報発信に関わったことも、応募者に信頼感を与える要因となりました。

株式会社トヨコー

引用元:https://www.toyokoh.com/

株式会社トヨコーは、建設業界の中でも特に専門的な分野で、しかも地方の企業であったため、知名度の低さが課題でした。Wantedlyでは、必要なスキルや経験を明確にした上で、本当に必要な人だけに絞って募集を実施。

また、会社の目指す未来や独自の取り組みを丁寧に発信することで、共感してくれる人材を集めることができました。たくさんの人に広く募集するのではなく、少数でも適した人を確実に採用する方法が功を奏しました。

Wantedlyの料金

サービス導入にあたって気になるのが料金体系です。Wantedlyでは、企業のニーズや予算に応じて選べる複数のプランが用意されており、無理のない形で採用活動を始められるようになっています。ここでは各プランの特徴と料金を詳しくご紹介します。

ライトプラン

料金 (2025年2-3月時点) :

  • 6ヶ月契約:月額6万円 (総額36万円)
  • 12ヶ月契約:月額5.5万円 (総額66万円)
  • 24ヶ月契約:月額5万円 (総額120万円)

Wantedlyを初めて利用する企業や、まずは低コストで採用広報活動をスタートさせたい企業におすすめです。

スタンダードプラン

料金 (2025年2-3月時点) :

  • 6ヶ月契約:月額15万円 (総額90万円)
  • 12ヶ月契約:月額14万円 (総額168万円)
  • 24ヶ月契約:月額13万円 (総額312万円)

ライトプランで提供される全ての機能に加え、ダイレクトスカウト(プレミアムスカウトとも呼ばれる)機能が利用可能になります 。

  • 6ヶ月契約:150通のスカウトが付与
  • 12ヶ月契約:300通のスカウトが付与
  • 24ヶ月契約:600通のスカウトが付与

募集記事やストーリー記事の活用に加えて、ダイレクトスカウト機能も試してみたいと考える企業に適しています 。

プレミアムプラン

料金 (2025年2-3月時点) :

  • 6ヶ月契約:月額22万円 (総額132万円)
  • 12ヶ月契約:月額19万円 (総額228万円)
  • 12ヶ月契約:月額19万円 (総額228万円)

スタンダードプランで提供される全ての機能に加え、ダイレクトスカウト(プレミアムスカウト)付与数がスタンダードプランよりも大幅に増加します 。

  • 6ヶ月契約:300通のスカウトが付与
  • 12ヶ月契約:600通のスカウトが付与
  • 24ヶ月契約:1,200通のスカウトが付与

まとめ

Wantedlyは、社員の声や職場の雰囲気、仕事の内容などをしっかり発信できる採用サービスです。給与や待遇ではなく、実際に「どんな人が、どんな思いで働いているのか」を伝えることで、会社の雰囲気に合う人材と出会いやすくなります。

スカウト機能やストーリー記事を活用すれば、効率よく応募者とつながり、ミスマッチの少ない採用が可能です。採用に悩む企業は、ぜひ検討してみてください!

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