「ジュニアボード制(Junior Board of Directors)」とは1932年にアメリカのマーコミック社が若手社員を参加させて行った疑似的役員会が初めだとされています。若手社員や中堅社員に経営幹部としての業務をさせることで経営幹部の育成をするという手法です。一般的な研修プログラムとは違い、実際に経営幹部と一緒に直面している課題に取り組み、提案を行います。この制度では若手からの斬新なアイデアが期待されたり、彼らの経営への参画意識を高められたりというメリットがあります。
ジュニアボード制度を取り入れている企業の事例
日本総合研究所は2004年度からジュニアボード制度を取り入れ10名の中堅社員を選抜し、実際の問題についてテーマを構想し、新設部署に携わるなど、制度を有効に活用しています。