「光トポグラフィー検査」とは、光を使って脳の働きを調べる検査で、従来問診のみで診断されていたうつ病を、検査の結果で診断できる先進医療技術です。光トポグラフィー装置を用いて、前頭葉の血流量の変化パターンと反応性をグラフ化し、健常者、うつ病、発達障害などが判断できます。
光トポグラフィー検査を受けられる医療機関
光トポグラフィー検査は2014年に健康保険の適応が認められた唯一のうつ病の検査機器ですが、実際に使用している医療機関はとても少ないです。その理由は、販売価格が最低でも1,000万と非常に高価なことと、施設基準が非常に厳重なためです。現在、都内では8つの医療機関で実施されており、「東京大学医学部附属病院」や「国立精神・神経センター病院」などがあります。
光トポグラフィー検査の価格
2014年から光トポグラフィーは保険診療として受けられるようになり、検査費用は約7,000円となっています。
光トポグラフィー検査を受診するにあたり
光トポグラフィー検査は体に無害の光を使用するため、副作用や危険性はないとされています。しかし、正確な測定を行えるのは12歳以上からとなっています。