ソーシャルリクルーティングとは?事例やおすすめサービス4選をご紹介!

ソーシャルリクルーティングとは?意味や新卒・中途の採用事例、おすすめサービス4選をご紹介!

こんにちは。digireka!HR編集部です。ソーシャルリクルーティングとは、SNSを活用した新しい採用手法で、近年日本においても活用している企業が増えています。そこで今回は、ソーシャルリクルーティングの特徴と、おすすめサービスの4選をご紹介いたします。採用手法でお悩みの担当者様は是非、参考にしてみてください。

ソーシャルリクルーティングとは?

「ソーシャルリクルーティング」とは、FacebookやTwitterなどのSNSを利用した新しい採用手法です。
従来の人材採用では、求職者が応募をし企業が採用選考をする順序が一般的でした。一方でソーシャルリクルーティングでは、SNSを通して人と人を繋げ最初に信頼関係を構築してから、採用選考に進むという特徴があります。ソーシャルリクルーティングを活用することによって、自社の情報をより多くの人に共有するという、効率的な採用活動が可能です。

ソーシャルリクルーティングとダイレクトリクルーティングの違い

ソーシャルリクルーティングとダイレクトリクルーティングは、企業側が候補者に直接アプローチをかけるという点で同じことを意味しますが、両者では使用するツールが異なります。

ソーシャルリクルーティングは、SNSを用いて自社の魅力を発信したり、候補者に直接アプローチをかけたりすることを意味するのに対し、ダイレクトリクルーティングでは手段は問わず、候補者に直接アプローチするという行為自体のことを指します。

つまり、ダイレクトリクルーティングの中でも、SNSを用いて採用活動を実施することをソーシャルリクルーティングと呼びます。

ソーシャルリクルーティングの特徴・メリット

ソーシャルリクルーティングサービスの特徴として、下記のことがあげられます。

無料で利用できる

ソーシャルリクルーティングは既存のSNSを利用する方法のため、基本的に無料で利用することができます。一般的な求人サイトや人材紹介は、コストが数十万〜数百万万円かかりますが、そのコストが抑えられることは大きなメリットになっています。また、そのコストのかからなさから、気軽に利用を開始できることが特徴となっています。

人的ネットワークが構築できる

ソーシャルリクルーティングの利用では、採用を目的としていない企業も少なくありません。求職者を探すだけではなく、単純に人材と企業をつなぐ場として利用することで、人的ネットワークの幅が広がります。

企業と求職者のミスマッチを防ぐことができる

ソーシャルリクルーティングでは、企業と求職者のミスマッチを防ぐことができます。理由は、両者が気軽にコミュニケーションを取ることができるからです。従来の採用過程よりも近い距離間でコミュニケーションを取ることで、お互いの理解を深めあうことができ、ミスマッチを減らすことができるというメリットがあります。

ソーシャルリクルーティングのデメリット

自社の魅力を様々なコンテンツで自由に発信できたり、気になる人材に対して、直接アプローチしたりすることが可能なソーシャルリクルーティングですが、デメリットもあります。

労力がかかる

ソーシャルリクルーティングでの採用を実現するためには、更新頻度がポイントとなります。更新頻度が高く、最新情報が豊富であるほど、アカウントの信憑性が高まるからです。

急募・大規模採用には向いていない

上記でも記載した通り、ソーシャルリクルーティングでは選考前からある程度お互いの理解度を深める必要があります。そのため、迅速に人手が必要な場合や、大規模採用の場合には向いていません。

情報漏洩・炎上のリスク

ソーシャルリクルーティングはSNSを利用して採用活動を行うため、情報漏洩や炎上のリスクも伴います。炎上を防ぐためにコンプライアンスを意識し、投稿前に第三者に確認してもらう等の対策が必要です。

ソーシャルリクルーティングに用いるSNSの種類

気軽に始めやすいソーシャルリクルーティングですが、うまく活用できなければ意味がありません。

ターゲット層を正確に定義すること、各SNSの特徴を理解しその上で自社にあったSNSを選定することでソーシャルリクルーティングの効果を高めることができます。

SNSにはさまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解し、活用することが重要です。ここでは、日本でメジャーなSNSを紹介します。

LINE

月間利用者数 9200万人

LINEは男女ともに幅広い世代で利用されているコミュニケーションツールです。どちらかというとクローズドで、個人間の会話が公開されることはありません。

YouTube

月間利用者数 6500万人

YouTubeは男女とも比較的幅広い世代で利用されているツールです。動画を投稿することがメインで、コミュニケーションを取ることもできますが、動画投稿がメインのプラットフォームです。

Twitter

月間利用者数 4500万人

Twitterは男女とも10代~30代に利用者が多いのが特徴です。オープンなツールで情報拡散能力が高く、投稿が時系列で表示されるため投稿量が重要になります。

Instagram

月間利用者数 3300万人

Instagramは特に女性で10代~30代に利用者が多いのが特徴です。画像の投稿が多く、比較的オープンですが個人間のやり取りも可能です。

Facebook

月間利用者数 2600万人

Facebookは男女ともに30代~40代に利用者が多く、他のSNSに比べて年齢層が高いのが特徴です。基本的に実名制で、面識がある人同士の利用がメインになります。

 

ソーシャルリクルーティングサービスとは

ソーシャルリクルーティングサービスは、LINEなどの一般的なSNSではなく、採用、人事向けに作られたSNSのプラットフォームです。

採用についてだけではなく、企業同士の繋がりをつくり、情報共有し、企業を活性化することもできます。また、日々のニュースなど求人以外の情報を公開することで転職潜在層にアプローチすることも可能です。何種類かSNSがあり、費用、強い業界等、特徴が異なっています。

ソーシャルリクルーティングサービスのメリット

ソーシャルリクルーティングサービスのメリットとして、次のようなものがあります。

比較的安価で利用できる

ソーシャルリクルーティングサービスは他の採用媒体と異なり、比較的安価で利用することができます。一般的に、情報掲載は無料〜数万円となっていて、気軽にサービスの利用を開始できることが特徴となっています。

企業と求職者の目的が一致している

ソーシャルリクルーティングサービスは一般的なSNSと違い、主に企業と求職者をつなぐためのSNSです。そのため自分で情報を取捨選択する量が減り、効率的に情報を得ることができます。

ソーシャルリクルーティングサービスのデメリット

自社の魅力を様々なコンテンツで自由に発信できたり、気になる人材に対して、直接アプローチしたりすることが可能なソーシャルリクルーティングサービスですが、デメリットもあります。

労力がかかる

他のSNSを利用したときと同じく労力がかかるという大きなデメリットがあります。やはりアカウントの信憑性の点から、更新頻度が重要になってくるためです。

これに加え、従来の採用方法とは異なり、企業側が能動的に行動を起こす必要があるため、ターゲットになり得る候補者を探したり、彼らに直接コンタクトをとったりしなければならない点で、業務量とかかる時間がともに増えることは明らかです。

一般的なSNSと比べて利用者数が少ない

LINEやTwitterと比べてしまうとどうしても利用者数が少ないです。国内で代表的なリクルーティングサービスであるWantedly Adminでも利用者数は350万人となっています。このことから、求める人材の新規開拓は難しいかもしれません。

 

ソーシャルリクルーティングサービスのおすすめ4選!

Wantedly Admin

「Wantedly Admin」とは、国内において代表的なソーシャルリクルーティングサービスで、ウォンテッドリー株式会社により2012年にリリースされました。

特徴・Facebookと提携している
・自社の紹介のみならず、イベントの企画が可能
・履歴書、職務経歴書が不要
・直接会い理想の人材を見つけることができる
・成果報酬0円
・返信率の高いスカウト
・リファラル採用も可能
・ソーシャルグラフ(相関関係)や友人の評価など多角的な情報から判断可能
費用・月3.75万円〜(プランによって異なる。詳しくはURLにて)
・30日間の無料トライアルあり

Green

Greenとは、IT・Web業界の人材に特化したソーシャルリクルーティングサービスです。

特徴・IT・Web系求人数が業界最大級
・インタラクティブコミュニケーション機能あり
・掲載期間や掲載求人数、アプローチが無制限
・成功報酬型
費用・掲載料無料
・採用1人につき30万円〜90万円

Forkwell Jobs

Forkwell Jobsとは、エンジニアに特化したソーシャルリクルーティングサービスです。

特徴・エンジニアに特化した詳細なスキル・経験を記載したポートフォリオの作成が可能
・ソーシャルメディアを通じてリファラル採用も可能
・ソーシャルグラフで救助クシャの情報を多角的に得られる
・優秀なエンジニアが集まるイベント・セミナーを活用できる
費用HP上記載なし。詳しくはお問い合わせにて

OfferBox

OfferBoxとは、株式会社i-plugがリリースした、新卒採用向けのソーシャルリクルーティングサービスです。

特徴・新卒採用に特化
・学生プロフィールの比較、オリジナルの適性判断が可能
・きになる人材をお気に入り登録できる
・成功報酬型
費用・システム利用料5万円〜
・学生1名につき38万円(税別)

 

ソーシャルリクルーティングを用いた採用事例<新卒採用>

株式会社NTTドコモ

株式会社NTTドコモでは、新卒向けの採用活動をするにあたり、自社の特設Facebookを設け、限定Liveセミナーや社員へのインタビューなどを含むコンテンツを用いて、選考に関する情報や自社の魅力を積極的に発信し、競合他社との差別化を図るだけでなく、より多くの応募者数を獲得しているそうです。

参照:)「株式会社ドコモ公式HP

三井住友カード株式会社

三井住友カード株式会社では、新卒採用を行うにあたり、自社の特設Instagramを開設し、採用情報だけでなく、オフィスの様子や社員・内定者インタビューなどを定期的に発信しています。

SNSの使用頻度が高い学生に対して、Instagramを通して実際に働いている社員の方を紹介することで、社内の雰囲気をダイレクトに伝え、より効果的な採用活動を行なっているそうです。

参照:)「三井住友カード株式会社公式Instagram

ソーシャルリクルーティングを用いた採用事例<中途採用>

株式会社メグラス

介護、保育施設を運営する株式会社メグラスでは、業界に対するネガティブなイメージと内定者とのミスマッチで、採用活動に大きな悩みを抱えていたそうです。

企業と求職者の共感マッチングをコンセプトとしたWantedlyを運用し、自社の魅力を最大限に引き出す求人票の作成やカルチャーを紹介できるブログ記事を定期的に更新するようにしたことで、自社のカルチャーにフィットした方や異業種からキャリアチェンジされた方などの採用に成功したそうです。

参照:)「Wantedly公式HP

株式会社ブレイブソフト

アプリ開発を手がける株式会社ブレインソフトでは、エンジニア採用に特化したGreenを用い、高いスキルをもったエンジニア10名以上の採用に成功したそうです。

自社の魅力を伝えるコンテンツを掲載したり、スカウト機能を最大限に利用し、気になる人材に対して積極的にアプローチをかけ、スピーディーにレスポンスを返したりするということが成功の要因として挙げられます。

参照:)「Green公式HP

まとめ

いかがでしたでしょうか。ソーシャルリクルーティングは比較的安価で選考前から求職者と信頼関係を構築できるとして、現在多くの企業の採用手法の一つとなっています。

また、ソーシャルリクルーティングは従来の採用手法と異なりミスマッチを可能な限り防げる事がメリットとしてあげられます。しかし、ソーシャルリクルーティングサービスにはそれぞれ特徴があるため、是非、本記事を参考に自社に最適なサービスをお選びください。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

【関連記事】
採用代行(RPO)サービス比較26選!業務内容、費用、メリット・デメリットまで徹底解説
Wantedlyを活用した採用事例10選!事例から見る採用成功のポイントとは?

エンジニア採用におすすめの転職サイト14選を徹底比較!
【中途採用向け】ダイレクトリクルーティングツール11選徹底比較!特徴・料金まとめ
【新卒採用向け】ダイレクトリクルーティングサービス7選徹底比較!特徴・費用まとめ
Webマーケターの採用を実現するための効果的な手法・チャネルとは?

採用サイト制作企業13選!費用や実績を徹底比較します。
ブラインド採用とは?5つのメリットとその具体的な方法

人事課題をお持ちのご担当者様へ

✓広告業界最大手グループのネット広告代理店等、50社以上との取引実績あり
契約継続率90%以上を誇る高品質サービス
月額200,000円~の圧倒的コストパフォーマンスを実現
✓デジタルマーケティング業界出身のコンサルタントだからこそ業界・事業を熟知
✓少数精鋭だからこそ実現出来る、柔軟なサービス設計・ご対応

▼サービスに関するお問い合わせはこちらから

お名前 (必須)

会社名 (必須)

お電話番号 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文

選択してください

シェアお願いします!