「2025年問題」とは、2025年までに団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、日本が超高齢社会になるという問題です。高齢化社会に伴い、医療、社会保険、介護などの課題も出てくることが予想されています。
厚生労働省の試算
厚生労働省の試算によると、2025年には国民の5人に1人が75歳以上という超高齢社会に突入することが考えられています。
参照:) 「厚生労働省 2025年の高齢社会像」
医療費の問題
厚生労働省の推計によると、2025年には医療保険給付は現在より12兆以上増える見通しとなっています。
認知症患者の急増
2010年では認知症高齢者の総人数が280万人であったのに対して、2025年には470万人までに急増することが予測されています。
社会保障費の問題
2025年以降、社会保障に必要な金額は大幅に膨張することが予測されています。
「2035年問題」とは?
「2035年問題」とは、2025年以降も高齢者人口は増加し続け、2035年には3人に1人が75歳以上の後期高齢者となるという問題です。