【PPTテンプレ付】新卒採用の説明会資料の作り方!項目ごとのポイントやプレゼンのコツを解説!

【PPTテンプレ付】新卒採用の説明会資料の作り方!項目ごとのポイントやプレゼンのコツを解説!

企業が新卒採用に成功するためには、学生に魅力的に情報を伝える説明会資料が不可欠です。本記事では、説明会資料が必要な理由や、学生にとって効果的な資料作成のポイントを紹介します。企業概要や仕事内容などの必須情報をどう配置するべきか、具体的な作成手順やデザインのコツ、さらには説得力を高めるPPTテンプレートの活用法まで詳しく解説します。これから説明会資料を準備する方に役立つノウハウが満載です。

監修者情報

監修者用
株式会社uloqo代表取締役
関川 懸介
アドテクノロジーベンダー、リクルートグループを経て、2016年4月株式会社uloqoを創業。採用企画・採用広報・ダイレクトリクルーティング・組織開発・人事評価制度策定などを通じて、大手からスタートアップまで幅広く累計300社以上を支援。詳しいプロフィールはこちら

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目次

新卒採用において説明会資料が必要な理由

新卒採用の説明会資料は、企業が学生に対して自社の魅力を伝えるための重要なツールです。学生に自社についての深い理解を促すだけでなく、説明会後のフォローアップにも役立ちます。以下では、具体的な理由を2つ挙げて解説します。

企業の魅力をビジュアル的にアピールできるから

説明会資料は、企業の特徴や魅力を視覚的に効果的に伝えるために欠かせません。文字情報だけでなく、写真やグラフ、図表を活用することで、企業の理念や事業内容、職場環境を具体的かつ分かりやすく説明できます。たとえば、オフィスやチームの写真を使用することで、企業の雰囲気を直感的に感じ取ってもらうことが可能です。

また、動画やインフォグラフィックスを取り入れると、若い世代が好む視覚的なプレゼンテーションを提供できます。視覚的な情報は記憶にも残りやすく、学生に「この会社で働きたい」という興味を持たせる強力な手段となります。

資料配布によるリマインド効果が期待できるから

説明会後に資料を配布することは、学生に企業の印象を持続させるための効果的な方法です。説明会が終わると、学生は複数の企業情報を比較しながら進路を検討するため、内容が曖昧になりがちです。しかし、資料が手元にあると、後日振り返る際に企業の特徴を再確認する助けになります。

さらに、説明会で直接伝えきれなかった情報を補足する内容を資料に盛り込むことで、より包括的な理解を促せます。このようなリマインド効果は、学生に対して他社との差別化を図るうえでも非常に重要です。

説明会資料は、視覚的な魅力の訴求と情報の定着という二つの観点から、学生に企業の魅力を深く伝える重要な役割を果たします。このツールを活用することで、新卒採用の成果を最大化することが期待できます。

新卒採用の説明会資料に入れるべき情報

新卒採用の説明会資料は、学生が企業について深く理解し、入社後の働き方をイメージできるように設計されるべきです。この資料を通じて、学生は自分の価値観やキャリアプランに合致するかを判断します。そのため、以下の情報を含めることで、効果的に企業の魅力を伝えられます。

セクション名内容具体例/ポイント
会社概要企業の基本情報を網羅的に伝える設立年、所在地、従業員数、資本金、事業所数、沿革、受賞歴
企業理念価値観や目指すべき方向性を表現する理念、ビジョン、ミッション、実例を交えて具体性を持たせる
事業内容提供する商品やサービス、社会的価値を説明主要事業領域、成功事例、顧客層、競争優位性
仕事内容募集ポジションの業務内容や働き方を説明業務の流れ、1日のスケジュール例、配属先の業務内容、求めるスキル
募集要項応募に必要な条件やプロセスを記載勤務地、給与、勤務時間、休日・休暇、福利厚生、選考プロセス

会社概要

会社概要は、企業の基本情報を網羅的に伝える重要なセクションです。設立年、所在地、従業員数、資本金、事業所の数など、会社の規模や歴史を示す具体的なデータを掲載します。

これにより、学生に企業の安定性や信頼性を伝えることができます。また、企業の沿革や主な受賞歴などを記載することで、会社の成長や実績をアピールするのも効果的です。

企業理念

企業理念は、会社の価値観や目指すべき方向性を表現する部分です。このセクションでは、理念やビジョン、ミッションを明確に説明します。学生は、企業の理念が自身の価値観や目標と一致しているかどうかを判断するため、この情報を重視します。

特に、企業理念が実際の事業や働き方にどのように反映されているかを具体例とともに示すことで、学生に共感を与えやすくなります。

事業内容

事業内容は、企業がどのような商品やサービスを提供し、社会にどのような価値を生み出しているのかを伝える重要な情報です。主要な事業領域や代表的なプロジェクト、顧客層について詳しく説明し、企業が持つ競争優位性や市場でのポジションをアピールします。

学生がイメージしやすいように、事業内容に関連する具体的な成功事例やエピソードを交えると、説得力が増します。

仕事内容

仕事内容のセクションでは、新卒採用で募集しているポジションでの業務内容を詳細に説明します。具体的な業務の流れや、1日のスケジュール例、配属先での仕事内容を示すことで、学生が入社後の働き方を明確にイメージできるようになります。

また、チームでの働き方や、先輩社員との関係性についても触れると、職場の雰囲気を伝えることができます。さらに、求めるスキルや心構えも明示しておくと、学生にとって有益な情報となります。

募集要項

募集要項は、応募を検討する学生にとって必要不可欠な情報です。このセクションでは、勤務地、給与、勤務時間、休日・休暇、福利厚生など、労働条件を詳しく記載します。

また、選考プロセスやスケジュールについても具体的に説明することで、学生が次のアクションを取りやすくなります。必要に応じて、FAQ形式でよくある質問に答える形を取り入れると、疑問点を解消しやすくなります。

説明会資料の作成手順

説明会資料を作成する際には、学生に分かりやすく企業の魅力や情報を伝えるためのプロセスを計画的に進めることが重要です。以下では、作成手順を順を追って具体的に解説します。

手順内容ポイント
ヒアリング資料作成の基礎となる情報を収集する段階。経営者や採用担当者から企業の魅力や特徴を聞き出す。学生に伝えたいメッセージを明確化し、企業の強みや差別化ポイントを整理する。
スライド構成の考案資料全体の流れやスライドごとの内容を計画する段階。「会社概要」「仕事内容」などの主要項目を整理し、学生が理解しやすいストーリー性を持たせる構成を意識する。
メッセージとボディの作成各スライドに伝えるべき核心メッセージを設定し、それを補強するデータや事例(ボディ)を作成する。「1スライド1メッセージ」の原則に基づき、簡潔かつ具体的な内容を心がける。グラフや図表を活用して視覚的に情報を伝える。
レイアウト見やすさやデザイン性を意識してスライドを仕上げる段階。フォント、配色、余白を適切に設定し、プロフェッショナルで統一感のあるデザインにする。視覚的な魅力も重視する。

ヒアリング

資料作成の第一歩は、内容を決定するためのヒアリングです。経営者や採用担当者、現場の社員から、企業の魅力、事業内容、募集職種に関する具体的な情報を収集します。この段階で、「学生に伝えたいメッセージ」や「企業の強み」「他社との違い」などを明確にしておくことが重要です。ヒアリングを通じて、企業が伝えたいポイントと、学生が知りたい情報とのギャップを埋める準備が整います。

スライド構成の考案

次に、資料全体の構成を考案します。ヒアリングで得た情報をもとに、資料の大まかな流れを決定します。例えば、「会社概要」「企業理念」「事業内容」「仕事内容」「募集要項」といった主要項目を順序立てて配置します。各スライドにどの情報を盛り込むべきかを具体的に決めることで、資料全体の一貫性を確保します。構成の段階では、学生が説明をスムーズに理解できるよう、ストーリー性を意識することがポイントです。

メッセージの作成とボディの作成

スライドごとに「1スライド1メッセージ」の原則でメッセージを作成します。これは、1枚のスライドで学生に伝えたい核心的な内容を簡潔に表現することを意味します。例えば、「私たちのミッションは○○です」というメッセージを掲げます。次に、そのメッセージを補強するためのボディ(根拠や補足情報)を記載します。具体的なデータや事例を挙げることで、メッセージに説得力を持たせることができます。この段階では、簡潔かつ視覚的に伝えられるよう、過剰な情報を省く工夫も必要です。

採用資料テンプレート

レイアウト

最後に、スライドのレイアウトを整えます。見やすさや視覚的なインパクトを意識し、適切なフォントサイズ、配色、余白を活用してデザインを仕上げます。重要なポイントは、学生が情報を一目で理解できるよう、情報を整理して配置することです。また、写真やグラフ、アイコンなどのビジュアル要素を活用し、視覚的に魅力的な資料を作成します。レイアウトは資料全体の印象を左右するため、プロフェッショナルで洗練されたデザインを心がけることが大切です。

新卒採用の説明会資料作成におけるポイント

新卒採用の説明会資料は、学生に企業の魅力を的確に伝えるために、簡潔で視覚的にわかりやすい作りが求められます。資料の完成度が企業の印象にも直結するため、以下のポイントを押さえて作成を進めることが重要です。

1スライド1メッセージ

1つのスライドで伝える内容を1つに絞る「1スライド1メッセージ」の原則は、情報の明確化において重要なポイントです。スライド内に複数のメッセージを詰め込むと、学生が何を重視すればよいのかがわかりにくくなります。

例えば、「私たちのミッションは○○です」というように、1枚のスライドで1つのメッセージを簡潔に表現します。そして、そのメッセージを補足するデータや事例は別途スライドに分けることで、視覚的な整理を図ることができます。

ビジュアル化して見やすくする

文章のみで構成されたスライドは、情報量が多すぎて学生に負担を与える可能性があります。そのため、写真、グラフ、イラスト、アイコンなどを活用して、内容をビジュアル化することが重要です。

例えば、事業内容の説明には売上構成比を円グラフで示したり、働く環境を写真で紹介したりすることで、直感的に情報を伝えられます。ビジュアル化は情報の理解を助けるだけでなく、スライド全体のデザイン性も向上させます。

無駄な色味を使わない/カラフルにし過ぎない

資料の配色は、強調すべきポイントを引き立てるためにシンプルであるべきです。色を多用すると視覚的に散らかった印象を与え、重要なメッセージが埋もれてしまいます。ベースの配色は白やグレーなどの中立色で統一し、強調したい部分にのみアクセントカラーを使いましょう。例えば、企業の重要なキーワードやデータを赤や青などの単一の色でハイライトすることで、学生の目を引きつけることができます。

無駄な文言は省く

スライドに載せられる情報量には限りがあるため、文言は意味含有率を意識して選びます。例えば、「私たちは成長する企業です」といった抽象的な表現は避け、「前年比120%の成長を達成」など、具体的かつ簡潔な文言に置き換えます。

また、文章を短くまとめることで、スライド全体のデザインにも余裕が生まれ、視覚的に洗練された印象を与えます。冗長な説明を省き、必要最低限の内容を明瞭に伝えることが大切です。

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説明会資料のPPTテンプレート

説明会資料のPPTテンプレートを作成する際、学生にわかりやすく企業の魅力や重要な情報を伝えるためには、以下のようなポイントを押さえたデザインが効果的です。

採用資料テンプレート

見出し:スライドの核心メッセージを簡潔に書く

テンプレートの上部に配置する見出し部分は、「1スライド1メッセージ」の原則に基づき、スライドで最も伝えたいことを簡潔に記載します。大きく目立つフォントサイズとわかりやすい言葉を使用し、学生がスライドを一目見て重要なメッセージを理解できるようにすることがポイントです。たとえば、「当社のミッション:社会課題を解決する〇〇」という形で具体性を持たせると効果的です。

ボディ:メッセージを補強する情報をビジュアルで伝える

スライド中央部の「ボディ」には、見出しを補強するための情報をグラフやテキストで提供します。提供された画像のように、棒グラフや円グラフなどを使ってデータを視覚化することで、学生が直感的に理解しやすくなります。また、箇条書きや簡潔な説明文を添えて、内容を補足することで、メッセージの説得力を高めます。特に、グラフの色や形状はシンプルで統一感を持たせることが重要です。

注釈:詳細情報や出所の明記

スライド下部に配置された「注釈」エリアは、データや情報の出所を明記する場所として活用します。これにより、スライド全体の信頼性が向上します。例えば、「出所:株式会社uloqo」や「データ提供:2025年採用調査報告書」などと記載することで、情報の正確性を裏付けることができます。また、スライドの他の部分に記載できなかった補足情報を短文で示すのも良い方法です。

会社説明会資料の作成する上で注意すべきポイント

新卒説明会資料注意点
説明会資料は、学生に企業の魅力を伝える重要なツールですが、作り方を誤ると逆効果になることもあります。ここでは、説明会資料を作成する際に注意すべきポイントを紹介します。

学生が気になる情報にフォーカスする

説明会資料は、企業が伝えたい情報を並べるだけではなく、学生が「知りたい」と思う内容を中心に構成することが重要です。たとえば、企業の歴史や業績の詳細は、企業側としてはアピールしたい要素かもしれませんが、学生にとってはそれほど関心が高くない場合もあります。

特に、以下のような情報は学生の関心が高い傾向があります。

  • 企業が求める人物像
  • 入社後の仕事内容やキャリアパス
  • どのような成長機会があるのか(研修制度・スキルアップ支援など)
  • 企業の雰囲気や社風(社員の働き方や職場環境)

説明会資料を作成する際には、「この情報は本当に学生が知りたいことなのか?」という視点を常に持ち、内容を精査することが大切です。

専門的すぎる内容はできるだけ避ける

企業の事業内容を詳しく説明することは大切ですが、専門用語が多すぎると学生に伝わりづらくなります。特に、業界に関する知識がない学生にとっては、専門用語や業界特有の略語が多いと理解が難しく、企業に対する興味を失ってしまう可能性があります。

たとえば、「当社はSaaS型のBtoB向けERPソリューションを提供しています」と説明するよりも、「企業向けの業務効率化ツールを開発し、さまざまな企業の業務改善をサポートしています」と表現するほうが、学生にも伝わりやすくなります。専門的な内容を説明する場合は、簡単な言葉に置き換えたり、図解を活用してわかりやすく伝える工夫をするとよいでしょう。

学生に刺さる内容を心がける

会社説明会の目的は、企業の情報を伝えることだけではなく、学生の志望度を高めることにあります。資料作成の段階から、説明会を通じてどのように企業の魅力を伝え、学生の関心を引きつけるかを考えることが重要です。

具体的には、単なる情報提供だけでなく、ストーリー性を持たせることで、企業の魅力をより印象的に伝えることができます。また、「創業から現在に至るまでの成長ストーリー」や、「社員の成功体験」を交えることで、企業のビジョンや価値観が伝わりやすくなります。

会社説明会のプレゼンで意識すること

会社説明会のプレゼンで意識すること
説明会資料の内容がどれだけ充実していても、実際のプレゼンテーションの質が低ければ、学生の関心を引くことは難しくなります。採用担当者や登壇者がどのように説明するかによって、学生の企業への印象が大きく左右されるため、プレゼンの進め方にも工夫が必要です。ここでは、会社説明会で意識すべきポイントについて解説します。

ネガティブな情報も開示する

会社説明会では、企業の魅力を伝えることが目的ですが、良いことばかりを話しすぎると、逆に学生の信頼を得にくくなることもあります。企業の強みだけでなく、「どのような課題があり、それをどう乗り越えようとしているのか」といった点も伝えることで、より誠実な印象を与えられます。

例えば、「当社は成長中の企業ですが、まだ組織体制が整いきっていない部分もあります。そのため、若手のうちから業務改善に関わる機会が多いのが特徴です」と伝えれば、課題をポジティブな側面として示すことができます。このような話をすることで、学生は企業の実態をよりリアルに理解し、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

親しみやすい若手社員を選ぶ

会社説明会では、企業の経営層や人事担当者が話すことが多いですが、それに加えて若手社員を登壇させると、学生の関心を引きやすくなります。特に、入社3年以内の社員が実際に働く様子や経験を語ることで、学生は自分がこの会社で働くイメージを持ちやすくなります。

また、若手社員の視点から語られるエピソードは、学生にとって親近感を抱きやすい要素になります。例えば、「入社当初はどんな業務を任されたのか」「どのように成長できたのか」といった話を具体的に伝えることで、会社のリアルな雰囲気を理解しやすくなります。

聞き手の反応を見ながら具体例を挟む

説明会のプレゼンでは、聞き手の反応を見ながら抽象的な説明ではなく具体例を交えることが重要です。「当社は社員の成長を大切にしています」と言うだけではなく、「入社1年目から新規プロジェクトを任される環境があり、実際に◯◯さんは1年目で◯◯の業務を担当しました」と伝えると、より具体的に伝わります。

また、企業の強みを説明する際にも、「当社は成長性の高い企業です」と言うのではなく、「創業から10年間で売上が◯倍に成長し、業界内でも◯位のシェアを持っています」とデータを交えて話すことで、説得力が増します。

【要注意】避けるべきつまらない説明会の特徴

【要注意】避けるべきつまらない説明会の特徴
せっかく準備をしても、説明会が学生にとって「退屈」「印象に残らない」と感じられてしまえば、企業への関心を高めることはできません。説明会が単調になってしまう原因はいくつかありますが、企業側が気をつけるべきポイントを押さえれば、学生の満足度を向上させることが可能です。ここでは、避けるべき説明会の特徴を紹介します。

朗読するだけのプレゼンになっている

スライドに書かれた内容をそのまま読み上げるだけの説明会は、学生にとって最も退屈なもののひとつです。プレゼンの目的は、スライドに書かれた情報を補足しわかりやすく伝えることです。単なる「朗読」になってしまうと、説明会に参加する意義が薄れてしまいます。

スライドには最低限の要点だけを記載し、プレゼンターが具体的なエピソードや事例を交えながら話すことで、より効果的な説明会になります。また、学生との対話を意識し、適宜質問を投げかけたり、インタラクティブな要素を取り入れることも重要です。たとえば、「皆さんの中で◯◯の業界に興味がある方はいらっしゃいますか?」と問いかけることで、参加者の関心を引きつけることができます。

登壇者の印象が悪い

説明会の登壇者は、企業の「顔」として学生と直接接する存在です。そのため、話し方や態度によっては企業の印象を大きく左右することになります。登壇者が暗い表情で話したり、覇気のない声でプレゼンを行ったりすると、学生は「この会社、大丈夫かな?」と不安を感じてしまいます。

また、準備不足が目立つと、プロフェッショナルな印象を持たれにくくなります。たとえば、スライドの内容をしっかり把握していない、話の流れが整理されていない、質問に対する回答が曖昧であるといった点が見られると、学生は「本当にこの会社で働くべきなのか?」と疑問を持つかもしれません。説明会を成功させるためには、登壇者が自信を持ち明るくはっきりとした話し方を心がけることが重要です。

内容が独りよがり

説明会の目的は「企業の魅力を伝えること」ですが、それが一方的なアピールに終始してしまうと、学生は興味を失ってしまいます。特に、企業の歴史や業績ばかりを長々と語る説明会は、学生にとって退屈になりがちです。

学生が知りたいのは、「自分がこの企業で働くことでどのような成長ができるのか」「どんなキャリアを築けるのか」といった実際の働き方や将来のビジョンです。企業の成功事例や実績を語ることも大切ですが、それ以上に「学生にとって価値のある情報」を提供することを意識しましょう。たとえば、若手社員の成長ストーリーや、実際に働いている人のリアルな声を交えることで、より共感を呼ぶプレゼンテーションが可能になります。

まとめ

説明会資料は、新卒採用において企業の魅力を最大限に伝え、学生の興味を引きつける重要なツールです。本記事では、資料に盛り込むべき情報、作成の手順、デザインのポイント、そしてテンプレート活用の具体例を詳しく解説しました。特に「1スライド1メッセージ」の原則やビジュアル化の工夫、シンプルでわかりやすいデザインの重要性を押さえれば、学生に響く資料を作成できます。ぜひこの記事を参考に、効果的な説明会資料を作成し、採用活動を成功させてください。

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