近年の新卒採用の早期化に伴い、学生との早期接点の確保と認知度向上のためにインターンシップを実施する企業が増えています。しかし、インターンシップの実施に伴い人事担当者の負担も増加するため、社内の人的リソースだけでは対応できない企業も多いのが現状です。
そこで、インターンシップを外注する「インターンシップ代行」が注目を集めています。今回は、インターンシップ代行のサービス内容や費用相場、インターンシップを外注するメリット、おすすめの代行業者などについてご紹介します。
新卒採用の早期化が進む中、注目されるインターンシップ
近年、新卒採用の早期化が進む中で、採用活動の一環としてインターンシップを導入する企業は増えています。
「マイナビ2022年卒企業新卒採用活動調査」によると、2022年卒を対象にしたインターンシップは2021年9月以降、前年を上回って実施されていることがわかりました。前年の2021年卒を対象にしたインターンシップ実施率は56.9%(対前年1.7pt増)で、2016年の調査開始以来、最高の割合となったことが報告されています。
また「マイナビ2022年卒大学生広報活動前の活動調査」によると、学生のインターンシップ参加率は全体で84.5%、平均応募社数は9.4社でした。特に平均応募社数は、20年卒と比較すると約1.5倍となっています。新卒採用のなかでインターンシップ参加が企業・学生双方で「当たりまえ」になっている状況がうかがえます。
早期化する新卒採用に対応するために、本選考の解禁日よりも前に優秀な学生との接点を作る手段として、インターンシップはますます注目を集めているのです。
参照:)「マイナビ2022年卒企業新卒採用活動調査」「マイナビ2022年卒大学生広報活動前調査」
インターンシップ企画の代行(アウトソーシング)サービスとは
インターンシップ企画の代行(アウトソーシング)サービスとは、インターンを実施するにあたって付随する業務を代行してもらえるサービスです。
採用活動の一環としてインターンシップを実施する企業が増える一方、企業の人事担当者の負担も増加しています。社内の人的リソースだけでは対応できない企業がインターンシップ代行を利用しています。
インターンシップ企画の代行(アウトソーシング)サービスの内容
インターンシップ代行の対象業務は、コンテンツの企画、作成、さらには当日の運営まで様々です。コンテンツの企画や資料の作成など、一部の業務のみ代行してもらうことも可能です。
インターンシップ代行を活用することで、業務工数を削減し、効率よく学生と接触することが可能になります。
・資料の作成
・開催日時の設定
・会場の設定
・当日利用する備品の準備
・学生への告知・集客(広告掲載、メールの送信等)
・参加者の管理
・参加者アンケートの作成
・当日の設営・運営・撤収
・当日のスタッフ派遣
インターンシップ企画の代行(アウトソーシング)サービスの料金・費用相場
インターンシップ代行サービスの費用は、依頼する業務内容や規模、派遣するスタッフの人数などによって異なりますが、相場としては30万円~50万円を目安にしておくとよいでしょう。
各社により委託できる業務内容及び料金が異なるため、委託したい業務内容を明確にし、予算を考慮した上で自社にマッチしたサービスを選択することが大切です。
インターンシップを外注するメリット
ここではインターンシップを外注するメリットを解説します。
効果的にインターンシップを実施できる
インターンシップを実施するうえでは、学生を惹きつけるプログラムを実施し、志望度を高めてもらうことが重要です。インターンシップ代行を提供している会社の多くは採用のノウハウを豊富に有しているため、自社リソースだけで無理に実施するよりも効果的にインターンシップを実施できる確率が高くなります。
複数の企業のインターンシップに参加する学生が多い今、プログラム内容の満足度がその後の採用に大きな影響を与えていくと考えられるため、インターンシップをプロに依頼することは非常に有効な手段であるといえます。
担当者の業務負担を減らせる
資料作成や会場設定、参加者管理など、インターンシップ実施に伴う煩雑な業務を業者に委託することで、人事担当者の業務負担を減らせるというメリットがあります。
これにより、採用活動を実施するうえで本来注力すべきコア業務に十分な時間を割くことが可能になります。
コストを削減できる
設定した予算の範囲内でインターンシップ代行サービスを活用することで、インターンシップを社内のリソースのみで実施するよりもコストを削減できる可能性があります。
おすすめのインターンシップ代行業者4選
おすすめのインターンシップ代行業者を4社紹介します。
株式会社uloqo

・企業様の課題や目的に応じて30以上のケーススタディを基にカスタマイズ企画
・集客から当日のアテンド、その後のフォローやアンケート回収、分析まで一気通貫で支援可能
株式会社ネオキャリア

・イベント企画やワークショップなど、パッケージではなくオリジナルで企画
・求める学生像や現状の課題、目的などをヒアリングし、それらを網羅できるようなプログラムを設計
インターンシップ企画立案・運営サポート費:50万円
オリジナルコンテンツ開発費:100万円~
株式会社セイル

・社員育成事業で培ったノウハウを保持
・データ納品後、ライセンス料などは一切なし
費用企画コンサルティング:30万円~
セミカスタマイズ制作:90万円~
フルカスタマイズ制作:150万円~
株式会社トライアンフ

・志向に沿ったプログラムの企画から運営まで幅広くサポート
・学生の「自己・適性理解」を深めるコンテンツ設計
・SNS集客代行:30万円 ※TGT層や展開範囲、期間によって異なります。
・インターンシップ運用代行(終日):40万円
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、インターンシップ代行のサービス内容や費用相場、インターンシップを外注するメリット、おすすめの代行業者などについてご紹介しました。
本記事を参考にして、インターンシップ代行の活用をご検討していただければ幸いです。
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