ソーシャルパフォーマンス

「ソーシャルパフォーマンス」とは、企業が経済的利益の追求とは別に社会的利益を追求する活動のことです。

ソーシャルパフォーマンスの必要性

ソーシャルパフォーマンスは特にマイクロファイナンス機関を評価する際の指標として使われます。貧困層に対して小口の資金的援助をするマイクロファイナンス機関が、貧困層を支援するという本来の目的から逸脱した取り立てなどをしないように、経済的な側面だけでなく社会的な側面からも評価する必要があります。

ソーシャルパフォーマンスの11の指標

2011年に、MIXとSPTFは、MFI(マイクロファイナンス機関)のソーシャル・パフォーマンスを測定するための11の指標を開発しました。

1.ミッションと社会的ゴール
2.ガバナンス
3.商品とサービスの幅
4.貸付手法による顧客リーチ
5.顧客保持
6.顧客に対する社会的責任
7.顧客に対するサービスコストの透明性
8.人事とスタッフインセンティブ
9.雇用創出と融資企業
10.環境に対する社会的責任
11.貧困アウトリーチ

MFIが本来のミッションに沿った活動をしているのかについて、これらの指標を基準に精査しています。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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