勤怠管理システム14選を徹底比較!機能・特徴・料金などまとめました

勤怠管理システム14選を徹底比較!機能・特徴・料金などまとめました

こんにちは。digireka!HR編集部です。近年、ITを活用した勤怠管理システムが主流になってきており、多くの企業が導入しています。

今回は勤怠管理システムの主な機能、おすすめ勤怠管理システム14選をご紹介します。勤怠管理システムの導入でお悩みの人事担当者様は是非参考にしてみてください。

監修者情報

監修者用
プロジェクトHRソリューションズ代表取締役
関川 懸介
アドテクノロジーベンダー、リクルートグループを経て、2016年4月プロジェクトHRソリューションズを創業。採用企画・採用広報・ダイレクトリクルーティング・組織開発・人事評価制度策定などを通じて、大手からスタートアップまで幅広く累計300社以上を支援。詳しいプロフィールはこちら

勤怠管理システムとは

勤怠管理システムとは、従業員の出退勤の時間をインターネットを介して正確に管理するシステムのことです。勤務時間や残業時間、欠勤日などを管理し、 入力されたデータに基づいて給与などの計算を自動的に行うことができます。

勤怠管理システムを導入することで、勤怠管理をミスなく効率的に行うことができるようになり、労働生産性向上や法令遵守の徹底につながります。

勤怠管理システムの主な機能

勤怠管理システムの主な機能は、6つあります。

・打刻機能
・勤怠情報の集計機能
・申請・承認機能
・休暇管理機能
・スケジュール管理機能
・シフト作成機能

それぞれ詳しく説明します。

打刻機能

従業員が出勤・退勤した時刻を登録する機能です。登録した時刻はシステムに勤怠情報として記録され、人事評価や給与計算に利用できるようになります。

勤務状況に合わせて最適な打刻方法を選択できるうえに、打刻漏れや不正打刻の防止にもつながります。

勤怠情報の集計機能

打刻された時刻をもとに、出勤日数、勤務時間、残業時間、深夜残業時間などをリアルタイムで集計する機能です。

あらかじめ残業開始時間や休憩時間を登録しておくことで自動的に集計することができるため、大幅な工数削減につながります。

申請・承認機能

従業員からの残業申請、休日出勤申請、休暇申請、打刻修正申請などの各種申請とそれを承認する機能です。

従来紙ベースで行っていた各種申請・承認をPCやスマホから手間なく行うことができ、手続きのスピード化が期待できます。

休暇管理機能

従業員の休暇を管理する機能です。

従業員が休暇の種類や日程を決めて申請し、管理者が内容を確認後、承認や差戻しをするフローが一般的です。承認された休暇はシフトに反映されます。

スケジュール管理機能

様々な勤務体系に応じてスケジュール管理する機能です。

従業員から提出される勤務希望を自動集計し、シフトや勤務スケジュールを自動作成することができます。

シフト作成機能

従業員のシフトを作成する機能です。

従業員に出勤できる日時を登録してもらい、管理者がシフトを作成、従業員に公開する仕組みが一般的です。勤怠管理システムでシフトを作成すると、集計する勤怠情報にそのまま反映できるメリットがあります。

料金比較表

初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
KING OF TIME0円300円〜/ユーザー制限なし30日間
ジョブカン勤怠管理0円200円〜/ユーザー5名~30日間
jinjer勤怠100,000円300円〜/ユーザー制限なし
バイバイタイムカード
Touch On Time0円300円〜/ユーザー制限なし30日間
CLOUZA0円200円~/ユーザー制限なし30日間
AKASHI0円200円~/ユーザー制限なし30日間
シュキーン0円5,000円〜/事務所11名~50名2ヶ月
IEYASU0円0円制限なし
スマレジ・タイムカード0円0円~~30名2ヵ月
人事労務freee0円1,980円〜/事務所~3名1ヶ月
TeamSpirit150,000円30,000円〜/1社50名~30日間
Time-3X
kincone0円200円/ユーザー制限なし2ヵ月

勤怠管理システムの選び方

利用する勤怠管理システムを選ぶ際は、以下の3つの点を考慮して、選ぶと自社に合った方法を選択出来るでしょう。

自社の勤務形態に適しているか

自社の雇用形態に合わせて勤怠管理システムを選ぶといいでしょう。勤怠管理は全ての従業員が対象になりますが、勤務形態や雇用条件が異なる従業員を抱える企業も多いです。例えば、パート・アルバイトはそれぞれ勤務日や勤務時間が異なるため、休憩時間や勤務時間も常に変動し、給与計算も時給によって変化します。そのため、パート・アルバイトがいるの場合、正規雇用の従業員と同様に一元で運用できる勤怠管理システムを検討する必要があります。各システムを比較して自社の勤務形態に対応した勤怠管理システムを選びましょう。

自社の従業員にとって使いやすいか

システムを検討する際は、人事担当者だけでなく、従業員にとってもメリットがあるか確認しておきましょう。「オンラインで完結できる」「スマホから申請できる」などの利点があるとさらに便利です。

周辺システムと連携できるか

勤務情報は企業にとって重要な基幹データです。人事だけで利用するのではなく、他の周辺システムと連携させて活用すれば、バックグラウンド業務全体で効率化が見込めます。

定番の勤怠管理システム

ここでは、定番の勤怠管理システムを7つ紹介いたします。

KING OF TIME

特徴・クラウド勤怠シェアNo.1の導入実績
・残業や有給休暇など貴社の就業ルールに則して設定でき、出退勤打刻と合わせてリアルタイム自動集計
・入退室管理システムや給与計算システムなどの外部連携が豊富
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
KING OF TIME0円300円〜/ユーザー制限なし30日間

ジョブカン勤怠管理

特徴・40,000社の導入実績
・多彩な打刻機能、出勤管理、シフト管理、休暇申請管理、英語対応などあらゆる機能を搭載
・変形労働、フレックス、裁量労働などあらゆる勤務形態に対応しており、所属、雇用形態ごとに細かい設定・運用が可能
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
ジョブカン勤怠管理0円200円〜/ユーザー5名~30日間

jinjer勤怠

特徴・フレックスや変形労働など、さまざまな勤務形態に合わせて一元管理が可能
・勤怠状況による社員モチベーションや打刻率、平均残業時間などもランキングに
・PC・スマホ・タブレットに対応。ICカードやチャットシステムでも打刻可能
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
jinjer勤怠100,000円300円〜/ユーザー制限なし

バイバイタイムカード

特徴・1,000人以上規模の市場で5年連続シェア1位を獲得
・スマホ、iPad、パソコン、バーコード、QRコード、ICカード、指静脈などの多種多様な打刻方法を選択可能
・異なる集計ルールや就業規則などのニーズをヒアリングし、複雑な勤怠管理にも対応
料金HP上記載なし。詳しくはお問合せにて。

Touch On Time

特徴・継続率99.7%を誇り、16,000社以上の導入実績
・指紋認証・ICカード認証・従業員ID+パスワード認証と3種類から打刻端末を選択可能
・不正打刻を防ぐ生体認証のタイムレコーダーや、スマホを使ったタイムレコーダーなど、業界トップクラスのラインアップ
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
Touch On Time0円300円〜/ユーザー制限なし30日間

CLOUZA

特徴・中小企業・スタートアップ企業に最適
・タブレットやパソコンから打刻可能
・主要各社の給与計算ソフトとのデータ連携が可能
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
CLOUZA0円200円~/ユーザー制限なし30日間

AKASHI

特徴・多彩な打刻方法、保険手続きの自動化、ワンクリックでの勤怠管理、打刻忘れ・長時間労働のアラート機能などあらゆる機能を搭載
・パソコン、iPad、スマートフォン、FeliCaカード、ネットワーク対応ICカードリーダーなど多彩な打刻方法
・誰でもストレスなく使える抜群の操作性
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
AKASHI0円200円~/ユーザー制限なし30日間

無料・格安の勤怠管理システム

ここでは、勤怠管理システムの中でも無料・格安のものを3つ紹介いたします。

シュキーン

特徴・勤怠管理、シフト管理、ICカード打刻、統計表示など豊富な機能を搭載
・働きすぎている従業員や忙しいチームを統計画面から瞬時に把握可能
・PCやスマートフォンのブラウザから簡単に利用可能
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
シュキーン0円5,000円〜/事務所11名~50名2ヵ月

IEYASU

特徴・1000社以上のサポート経験により培った人事・労務の専門ノウハウあり
・ベンチャー企業に特化した勤怠管理システム
・勤怠管理、ICカード打刻、日報機能、レポート機能など豊富な機能を搭載
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
IEYASU0円0円制限なし

スマレジ・タイムカード

特徴・不正防止を強化したい企業に適した勤怠管理システム
・外回りの社員についても位置情報(GPS)による不正防止機能があり、外出時についても位置と時間を記録
・画面タッチの他にも、本人の顔写真で認証、打刻を行うことも可能
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
スマレジ・タイムカード0円0円~制限なし2ヵ月

特別機能が魅力の勤怠管理システム

ここでは、勤怠システムの中でもより機能が充実したものを4つ紹介いたします。

人事労務freee

特徴・毎月・毎年の給与事務、労務管理、会計処理の効率化をまとめて実施
・会社の規模とフェーズに合わせて課題を解決
・クラウド会計ソフトfreeeとの連携などにも対応
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
人事労務freee0円1,980円〜/事務所~3名1ヵ月

TeamSpirit

特徴・1,200社、20万人以上の導入実績
・料金は高めに設定されているものの、機能の充実度は一番
・勤怠管理、工数管理、経費精算、労働環境改善のためのマネジメントをサポートする機能も搭載
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
TeamSpirit150,000円30,000円〜/1社50名~30日間

Time-3X

特徴・ニーズの高いカードリーダとの連携はもちろん、Web打刻や入退場記録など様々なデータを連携可能。
・勤務形態に応じたシフトを容易に設定できるだけでなく、な勤務形態の設定変更にも柔軟に対応
・管理に必要な訂正データの登録の簡素化だけでなく、労務管理の厳格化にも有効なワークフロー機能
料金HP上記載なし。詳しくはお問合せにて。

kincone

特徴・交通費清算機能が充実している勤怠管理システム
・ICカードで簡単に勤怠管理
・カードリーダーとiOS端末、もしくはNFC対応Android端末だけで運用開始可能
初期費用月額費用ユーザー数無料お試し期間
kincone0円200円~/ユーザー制限なし2ヵ月

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は勤怠管理システムの主な機能、おすすめ勤怠管理システム14選をご紹介しました。システム導入の目的を明確にすることで選びやすくなるかと思います。

自社に合った勤怠管理システムを導入して、正確かつ効率的な勤怠管理を行っていきましょう。

労務管理特化のシステムをお探しの方はこちらの記事も見てみてください。
参考:労務管理システムのおすすめ10選!価格や用途別に徹底比較

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