エンジニア採用の6つの課題と解決策|成功する企業は何が違うのか

エンジニア採用の6つの課題と解決策|成功する企業は何が違うのか

現在エンジニア採用をしている企業の採用担当の方の中には、
「なかなか採用がスムーズに進まない」「いい人材が見つからない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、今回の記事では

・エンジニア採用がなぜ難しいと言われているのか
・企業の抱える課題とは
・どうすれば課題解決ができるのか
・実際の成功例

これらについて、紹介していきます!

監修者情報

監修者用
株式会社uloqo代表取締役
関川 懸介
アドテクノロジーベンダー、リクルートグループを経て、2016年4月株式会社uloqoを創業。採用企画・採用広報・ダイレクトリクルーティング・組織開発・人事評価制度策定などを通じて、大手からスタートアップまで幅広く累計300社以上を支援。詳しいプロフィールはこちら

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エンジニア採用が難しいと言われている市場背景

エンジニア採用が難しいと言われる理由は、主に3点に分けられます。

・IT業界の売り手市場化
・フリーランスや副業等、企業に属さない人材の増加
・待遇改善による優秀な人材の囲い込み

それぞれ説明していきます。

IT業界の売り手市場化

1点目は、IT業界の売り手市場化です。

IT労働市場は競争が激しく、特にエンジニアの需要が高まっています。

以下画像は、エンジニアの有効求人倍率の推移になります。有効求人倍率は、「有効求人数÷有効求職者数」で求めることができます。下図によればエンジニアの有効求人倍率は3.8倍であるため、エンジニア1人に対して、求人が3.8社いるということになります。つまり、提供されているエンジニアの職に対する求職者の数よりも求人数が多い状況が続いており、エンジニア1人あたりに複数の求人があるということになります。

この状況から、企業は優秀なエンジニアを獲得するために競い合っており、売り手市場化が加速しているため、様々な採用課題が生じ、採用が難しくなっているのです。

エンジニア新規求人倍率推移_03_2405

引用:https://topics.type.jp/type-engineer/engineer-job-market-trend/2022-03/

フリーランスや副業等、企業に属さない人材の増加

2点目は、フリーランスや副業等、企業に属さない人材の増加が挙げられます。

エンジニアの働き方は変わりつつあり、従来のように1つの企業に所属して働く形態にとらわれないケースが増えています。こうした変化により、従来の働き方を望むエンジニアの数が減少し、企業の採用対象となる人材の母数も減少するため、採用が難しくなる一因となっています。

具体的な例としては、フリーランスエンジニアの増加があります。下図を見ればわかるように、フリーランス人材の増加率は平均して15%を超えており、年々増加しています。フリーランスの働き方は特定の企業に属さず、独立して仕事をするスタイルであり、このことからも従来の働き方が変化していることがわかります。このような変化に伴い、企業の採用対象となる人材の数が減少するため、採用が難しくなっているのです。

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引用:https://codezine.jp/article/detail/15930

待遇改善による優秀な人材の囲い込み

3点目には、待遇改善による優秀な人材の囲い込みが挙げられます。

多くの企業は、エンジニアに対して給与や待遇などの雇用条件や労働環境の改善に取り組んでいます。特に優秀なエンジニアに対しては、企業は彼らが離職しないように特に努力しています。

そのため、優秀な人材ほど転職市場にはなかなか出てこないのが現状です。企業が経験豊富でスキルのある人材を採用しようと、待遇を整えたり、求人に費用をかけたりしても、思うように採用できないのはこのためです。

エンジニア採用における6つの課題

企業の抱えるエンジニア採用における課題は、主に6つです。

・採用チャネルを使い切れていない
・人材紹介会社の利用数が少ない
・採用担当のエンジニア知見がない
・待遇と募集要件が合っていない
・内定までに時間がかかっている
・現場エンジニアと求職者との接点不足

それぞれ見ていきましょう。

採用チャネルを使い切れていない

採用チャネルを増やすことで業務が複雑化し、手間が増えることを恐れ、採用チャネルを減らしていませんか?

意図せずに採用チャネルを絞ることは、特定のエンジニア層を排除することと同じです。例えば、多くの企業はSNS採用を行っていませんが、SNSを利用して採用できるエンジニアには、技術ブログを運営しているエンジニアや、最新のトレンドに敏感なエンジニアがいます。これらのエンジニアは、技術レベルをブログなどで確認できるため、評価がしやすいのも特徴です。

採用媒体を限定することも、採用チャネルを絞ることと同様です。例えば、「マイナビ」で求人を出すと、全体の中でエンジニアの割合が低く、大手企業が目立ちますが、「doda」ではエンジニアに特化したサービスがあるため、ベンチャー企業でも魅力的な求人であれば目立つことができます。

このように、採用チャネルや媒体を安易に減らすことで、エンジニア採用のターゲットを無意識に絞り込んでしまい、その結果としてエンジニアの採用が難しくなっています。

人材紹介会社の利用数が少ない

人材紹介会社は基本的に成果報酬型で運営されています。つまり、企業は採用が決まるまでは人材紹介会社にほとんど費用を支払う必要がありません。そのため、エンジニア採用に力を入れている企業は、複数のエージェント会社に登録しています。登録するエージェントを増やすことで、候補者の母数を確保し、採用人数を確保することが重要になります。

しかし、現時点で複数の人材紹介会社にアプローチできていない場合は、他の企業と競うための基盤が整っておらず、エンジニアを採用するための十分な状況にないと言えます。

採用担当のエンジニア知見がない

採用担当にエンジニアの知見がないのも、エンジニア採用における課題です。
選考では、以下のエンジニアに必要なスキルを評価する必要があります。

・技術的なスキル
・プロジェクト経験
・問題解決力

採用担当者がエンジニアに関する知識を身につけることは、候補者を適切に評価するために重要ですが、これらのスキルを適切に評価するには、プログラミング、システム、ツール、プロジェクト実務などについて詳細な理解が必要です。

多くの企業では、スキルや職種の細分化による評価の難しさに対して採用担当者の教育が追いついていないことも、エンジニア採用が難しいと言われる理由の一つではないでしょうか。

待遇と募集要件が合っていない

現在の自社の待遇と募集要件は合っていますか?
企業が提示する条件に対して、求職者が納得しないケースは多々あります。

具体的には、以下のような点で折り合いがつかないことが多いです。

・年収などの待遇が良くない
・開発環境に魅力が乏しい
・会社のビジョンと求職者の理想との乖離

さらに、採用基準が高いにもかかわらず企業の魅力が乏しい場合、以下の問題が生じます。

・優秀な人材の確保が難しくなる
・入社後のギャップやミスマッチが発生する

まず、採用基準が高いにもかかわらず待遇に不足のある企業は、優秀な人材を確保するのが難しくなります。優秀な候補者は他の企業や競合他社からより魅力的なオファーを受ける可能性が高いため、待遇面で比較されると辞退される可能性も高まります。

このように、待遇と募集要件が合っていない場合、入社後に求職者が不満を感じることも多いです。不満を感じると、モチベーションの低下や早期離職といった派生的な問題が発生してしまいます。

内定までに時間がかかっている

「マイナビ 中途採用状況調査2020年版」によると一次面接から内定までの平均日数は12. 3日となっています。スピーディな採用プロセスは、求職者に対する企業の関心度を反映しています。カジュアル面談を含む迅速なスケジューリングができない企業は、競合他社に比べて遅れをとっていると見なされがちです。そのため、求職者は自分が企業にとって魅力的な候補でないと感じる可能性があります。

基本的に二回面接を行う際には一週間程度間を空けている。また、最終から内定までが一週間程度などとなっており、選考のスピードが遅い企業が採用に失敗しているケースが多いです。

エンジニアは似たような求人が多く職務内容に差が大きく生じないため、直感や印象、共通点の多さなどで決めてしまうこともあります。そのため、内定を一番に出すことができれば印象を高めることができます。そのためにも、選考スピードをより早める必要があります。

現場エンジニアと求職者との接点不足

求職者が自分が働く環境を最もよく知る方法は、現場のエンジニアと直接話すことです。例えば、使用されているハードウェアやソフトウェアの仕様を知ることや、現場での最新のトレンド、困っている点について聞くことができます。

求職者は、自分が働く上で気になるポイントを他の企業と比較できるように質問するため、企業全体ではなく現場レベルでの回答を求めることが多いです。現場で働く従業員が企業目標に対してどのように感じているか、企業の課題感ややりがいをどこに感じているかなどを直接聞ける機会を提供することが重要です。

求職者がこの温度感をしっかりと把握できていない状態で内定を受けても、現場で働くイメージが湧かず、結果的に内定を辞退されることになりかねません。

採用課題の解決策5選

先ほど挙げた6つの課題に対する解決策を、5つ提示します。

・採用チャネルを増やす
・利用する人材紹介会社を増やす
・面接官トレーニングの実施
・募集要件の見直し
・内定までのスピードを上げる

それぞれ解説していきます。

採用チャネルを増やす

まずは採用チャネルを増やすことで母集団形成に取り組み、応募者の数を確保することを目指しましょう。採用チャネルを増やすのが難しいと感じる企業もあるかもしれませんが、予算がある企業であれば外部に委託するのも一つの方法です。SNS採用やオウンドメディアの立ち上げも委託が可能です。チャネルを狭めることは、ターゲット人数だけでなく対象となる層も絞ってしまうため、できる限り広げることが重要です。

このように、採用の母集団形成を行うためには、まずチャネルを増やすことが急務です。

利用する人材紹介会社を増やす

上で述べたように、人材紹介会社は成果報酬型です。そのため、委託するだけでは基本的に料金が発生せず、多くの人材紹介会社に依頼することが必要です。エンジニアを採用できている企業は、多くの人材紹介会社を利用しています。しかし、単に委託する会社を増やすだけでは、他社と並ぶだけで、人材紹介数が大幅に増えることはありません。

そこで、委託する人材紹介会社を増やした後に行うべきことは、「人材紹介会社に自社の求人を積極的に紹介してもらう」ことです。人材紹介会社は、採用が決定することで報酬(想定年収の約35%)を受け取るため、採用が決まりやすい求人を出すことが重要です。条件の良い求人であれば、採用が決まりやすく、人材紹介会社も求職者に薦めやすくなります。

面接官トレーニングの実施

面接官は、求職者にとっては企業の顔ともなる存在です。そのため面接官トレーニングは、面接において企業のイメージを形成し、求職者に良い印象を与えるために欠かせません。

面接官トレーニングには、さまざまな手法があります。研修やセミナー、ロールプレイング、書籍やメンターシップ、エンジニアリング知識の学習などが挙げられます。面接官も人間ですので、認知バイアスによって公平な評価が難しくなることがあります。そのため、面接官トレーニングを通じて、面接官のスキル向上を図ることが重要です。面接官のスキルが高まると、求職者からの評価が向上し、採用活動の成果も向上するでしょう。

また、エンジニア採用における面接官トレーニングでは、採用担当者にエンジニアリングの知識を十分に身につけさせることも重要です。エンジニアの経験やスキルを適切に評価するためには、エンジニアリングに関する知識が必要です。求人広告を作成する際にも、エンジニアの視点から必要な情報を考える必要があり、エンジニアリングの知識が役立ちます。

募集要件の見直し

募集要件で求職者に求めるスキルが必要以上に多くなっていませんか?求職者としては、「必須条件3つの内2つしか該当せず、応募ができない」というハードルが高くなっている場合があります。

そのため、必要のないスキルは必須条件から外すことで、求職者のハードルを下げて応募数を増加させることの方が重要です。また、期間が設けられる場合は、内定後から研修を重ねることで必須条件程度までスキルを向上させられる場合もあります。

内定までのスピードを上げる

内定までのスピードが早いことは、競合会社との人材争奪戦に勝つためには必須と言えます。特に、優秀なエンジニアは転職市場で即戦力として需要が高いため、選考期間が長いとその間に他の企業に引き抜かれる可能性があります。優秀な人材を確保するためには、採用プロセスをスムーズに進めることが不可欠です。

採用プロセスを迅速化するための方法は、以下の3つです。

・素早い面接日程の調整と返信
・採用代行サービスの活用
・採用業務を効率化するツールの導入

エンジニア採用の課題解決に成功した事例

上で述べたコツを利用しており、エンジニア採用の課題解決に成功した企業について解説していきます。

・株式会社ゆめみ
・株式会社シフト
・クラスメソッド株式会社

それぞれ見ていきましょう。

株式会社ゆめみ

株式会社あゆみでは人材紹介エージェントに十社以上委託しており、新卒・中途問わず、エージェントからの紹介を受け付けている。また、それぞれの企業に対してしっかりと評価があり、他の企業も参考にすることができる。

採用チャネルもSNS採用や外部勉強会、リファラル採用などにも力を入れており、それぞれに対して効果測定ができているため、採用の手法の幅広さとそれぞれの手法に対して評価が適切に行われていることが採用を成功させている要因となります。

これ以外にも会社の情報をオープンに公開しており、社外の人でも見ることができ、会社の風土である「徹底的な透明性」を自然と認識させられるようになっています。
株式会社あゆみ オープンハンドブック
https://yumemi.notion.site/cfc9c58ef5ce43a5bdb9b9311e565365

引用:https://yumemi.notion.site/cecccd8f777347bdaba06597741b935a

株式会社シフト

株式会社シフトでは「最短3日で内定」という期間で採用を行ってます。
DXを担うIT人材は獲得の競争が激しく、優秀な人材ほど転職市場に出たらすぐ次が決まり、タイミングが少し合わないだけで他社に行ってしまうため、受諾までの期間でも内定オファーを出すことを行い求職者の選択肢に入ることを行っています。

内定までの期間が短いため、月末に実績を上げたい人材紹介会社からの紹介も期待することができ、人材紹介会社がおすすめしたい求人にすることができます。

実際のフローは面接を1回行い、その様子を録画し、自社で共有することで取りたい部署があれば採用するという流れです。また、独自の簡易テストを行うことでエンジニアの評価を独自に行い、フローを少なくし、評価を一括で行うことで内定までの時間を短くしています。

引用:https://recruit.shiftinc.jp/career/recruit-info/process/

クラスメソッド株式会社

クラスメソッド株式会社ではエンジニアがエンジニアを採用する土壌ができており、求職者とのコミュニケーションを大事にしています。具体的には、現場チームメンバー全員が参加する実技試験、面接があり、エンジニアと接点を増やすことを行っています。

ここまで行えば、接点を増やすという表現よりも面でアプローチするという言葉の方が適切だと考えられます。特に、面接では関わった全員が採用の判断をくださなければ採用を行わず、それぞれが決定権を握っていることがポイントです。

また、リファラル採用を積極的に行うことや、AWSなどに強みを持つ企業ならではのテックブログ「Developers.IO (https://dev.classmethod.jp/)」を通じて、採用チャネルを増やすだけでなく、技術力のアピールやエンジニアの成長過程、将来性などを様々に示しています。

このように現場エンジニアとの時間を共有することで採用の時間はかかってしまうものの、内定承諾率を上げることやその先の離職率を下げることにつながってきます。

まとめ

いかがでしたか。今回の記事では、エンジニア採用における企業の課題とその市場背景、課題解決方法、成功事例を紹介しました。

・採用チャネルを増やす
・利用する人材紹介会社を増やす
・面接官トレーニングの実施
・募集要件の見直し
・内定までのスピードを上げる

改めて、これら5点が企業の課題解決策となります。

今後もエンジニアに対する需要は高まっていくと考えられるため、ぜひこの記事を参考にしてエンジニアの採用活動に取り組んでください!

引用:https://careers.classmethod.jp/

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