管理職研修とは?実施の目的や具体的な事例や費用をご紹介します!

管理職研修とは?実施の目的や具体的な事例や費用をご紹介します!

こんにちは。digireka!HR編集部です。企業の継続的な成長のためには「社員の教育・育成」が不可欠です。その中でも、プレイヤー側の新人研修ではなく、マネジメントを行う側の「管理職研修」が最近注目を集めています。特に、組織の規模が拡大期にある企業においては急務の課題となっています。

今回は、管理職研修について行う目的や事例や費用などを詳しく解説していきます。

監修者情報

監修者用
プロジェクトHRソリューションズ代表取締役
関川 懸介
アドテクノロジーベンダー、リクルートグループを経て、2016年4月プロジェクトHRソリューションズを創業。採用企画・採用広報・ダイレクトリクルーティング・組織開発・人事評価制度策定などを通じて、大手からスタートアップまで幅広く累計300社以上を支援。詳しいプロフィールはこちら

管理職研修が必要とされる背景

管理職とは、企業や組織が掲げる目標達成に向け、部下を指揮・管理する立場にある人です。一般的には部長や課長と呼ばれており、組織の目標達成に向けて部下や業務の管理を行います。業務の管理・改善や部下の育成など企業にとって重要な役割を担うため、責任や決裁権が大きいです。

しかし、優秀なプレイヤーが優秀な管理職になるとは限りません。プレイヤーからマネジャーへの転換する際に管理職がぶつかる壁として、4つの壁があるといわれます。

目標設定の壁

管理職は部下を抱え、部下の指揮監督をしながらプロジェクトの成功に向けて管理・運営します。しかし、会社の目的を達成するために適切な目標設定を行ったり、チームの一体感を醸成できない場合もあります。

組織関係者との壁

管理職になると、他部署と連携する機会も増え、関係者と様々なやりとりを行います。そのような中で調整がうまくいかない場合もあります。

部下育成の壁

円滑な組織運営のために、部下の育成は不可欠です。部下の強みや弱みを把握して育成したり、仕事を任せたりできない場合もあります。

マネジメントの壁

自分の業務と全体のマネージャー業務のバランスが取れない場合もあります。プレイヤーの業務を優先し、全体の管理が行き届かない管理職もいます。

このような壁にぶつかる管理職が増えているため、組織において重要な役割を担う管理職の研修が注目されています。管理職研修を通じて、管理職として必要な能力やスキルを身に付けるのです。

管理職に必要なスキル

次に、管理職に必要なスキルについて具体的にご紹介します。カッツモデルでは管理職に求められるスキルとして、3つのスキルを提唱しました。

テクニカルスキル

テクニカルスキルとは、業務遂行に不可欠な知識や技術に関する能力です。業種や職種、立ち位置によってテクニカルスキルの内容は異なってきますが、管理職の場合は企業や部署全体をマネジメントする能力や人事評価スキルなどを指します。

ヒューマンスキル

ヒューマンスキルとは、仕事に関わる人間関係を構築する際に必要な対人関係能力です。コミュニケーションやコーチング、リーダシップなどがこれに当たります。管理職の場合は、部下への対応力、企業や部署を目標に導く力などが、ヒューマンスキルとして求められます。

コンセプチュアルスキル

コンセプチュアルスキルとは、物事の本質を見極め、目標達成するための方向性やビジョンを概念的に伝える能力のことです。具体的には状況分析、課題の発見、対処法の検討、効果の予測などを指します。分析を踏まえて目標を立てたり、トラブル発生時に解決策を施したりなど、あらゆる局面を乗り切る能力であることから、管理職の中でも経営層に近い立場ほど求められる傾向にあります。

管理職研修の種類

管理職といってもいくつかの階層があり、それによって研修内容は異なります。また、研修の形式も座学からゲーム形式のワークまで様々です。ここでは、目的別に4つの研修を紹介します。

新任管理職研修

新任管理職や管理職昇格直前の人を対象に、仕事の始め方を具体的に学び、役割を遂行するために必要なスキルを習得する研修です。

チームビルディング研修

マネージャーとして、リーダーとしての両面の役割から、チームマネジメントのあり方を実践的に学ぶ研修です。チームビルディング研修では、チームワーク力を強化させるため、様々な手法が取り入れられています。ゲームを用いた研修が多く、チーム力を身につけるための方法を学びます。

管理職研修

管理職として持つべき行動基準と「組織」「業務」「カネ」「ヒト」を適切にマネジメントするポイントを習得する研修です。

上級管理職研修

業績拡大、組織変革、組織マネジメント、リスク管理など社長の視点から定義した部長の役割と能力を習得する研修です。部長が具体的に行う役割を学び、経営者の視座を認識してもらう目的があります。

管理職研修サービス6選

外部に研修を委託する場合、自社の管理職に足りないスキルは何か、管理職に会社として求められることは何かなどを把握した上で選択することがおすすめです。ここでは管理職研修サービスについて、料金や特徴をご紹介します。

CABETS

特徴・短期間・少人数からの受講も可能
・企業様の課題に合わせて、オリジナル研修のプランニングが可能
費用セミナー型:4,5000円/人~(研修期間2~3日)
講師派遣型:600,000円/1クラス
運営:株式会社ネオキャリア
URL:https://www.neo-career.co.jp/service/kensyu

Schooオンライン管理職研修

特徴・オンラインの研修に特化した、国内最大級のオンライン研修サービス
・業界の第一線で活躍しているプロフェッショナルから管理職に必要なスキルを学べる
・5,500本以上の動画学習コンテンツを提供
費用業界最安値クラス 1ID:1,500円~
※無料でデモアカウント発行可能
運営:株式会社Schoo
URL:https://schoo.jp/biz/theme/manager/

リクルートマネジメントスクール

特徴・150種類のコースを全国主要都市で開催
・サービス・IT系の研修実績が多数
費用研修期間3時間から
15,000円/人~(3時間研修の場合)
運営:株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
URL:https://www.recruit-ms.co.jp/open-course/manager/

insource

特徴・講師派遣型と公開講座型がある
・2050種類以上の研修コースがある
・さまざまな業種・階層別の研修を用意
費用詳細はお問い合わせ
運営:株式会社インソース
URL:https://www.insource.co.jp/kanrisyoku/kanrisyoku_top.html

アーティエンス

特徴・変化スピードが求められる今の時代にあった管理職研修が豊富
・実践重視な研修設計で現場活用度合いを高める
・企業の課題・予算に合わせた研修提案が可能
費用講師料金:40万円/日 + 受講料金:1万円/日×人数
運営:アーティエンス株式会社
URL:https://artiencecorp.com/service/service_management/

東京ITスクール

特徴・PMBOKをはじめとする管理職向け研修を豊富に提供
・IT系に強く、Java研修では東京No.1の実績
・企業の課題・予算に合わせた研修提案が可能
費用詳細はお問い合わせ
運営:株式会社システムシェアード
URL:https://tokyoitschool.jp/?utm_source=digireka-hr&utm_campaign=managerial-education

まとめ

管理職が組織でうまく機能し、強いチームを作っていくことは企業・組織の成長につながります。本記事を参考に管理職研修の導入や再確認を検討してみてはいかがでしょうか。

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