Wantedlyでの採用のポイントとコツを徹底解説

Wantedlyでの採用のポイントとコツを徹底解説

こんにちは。digireka!HR編集部です。近年、多くの企業がWantedlyを活用して採用に成功しています。今回は、Wantedlyの利用に適している企業、Wantedlyで採用を成功させるポイントを解説します。

Wantedly(ウォンテッドリー)とは

Wantedlyは、求人者と求職者の価値観でマッチングする、新しい形のSNSに特化した採用サービスです。自社の事業内容や魅力を「なにをしているのか」「なぜやるのか」「どのようにやるのか」の3項目に分けて伝えることができます。特徴として、給与や待遇などの条件の記入は一切禁止という点が挙げられます。実際にWantedlyを利用している企業は、ベンチャー企業や大手企業、NPOなど多岐にわたり、その数も増え続けています。

掲載料金

Wantedlyの有料プランにはライト、スタンダード、プレミアムの3つのプランがあります。有料プランを使用すれば、新卒、中途、業務委託などの様々な採用形態に合わせて募集可能です。

出典:)Wantedly(ウォンテッドリー)採用サービスの有料プラン・価格・掲載料金について

Wantedlyでの採用の効果

企業のビジョンにマッチした人材を採用できる

先ほど述べたように、Wantedllyでは、給与などの待遇面についての記載はできませんので、それ以外の、企業理念や職場環境、やりがいなどを見て利用者は応募するかどうかを決めます。つまり、企業のビジョンにより合った方を応募することが可能になります。

転職潜在層に対してアプローチできる

Wantedlyには、「話を聞きに行きたい」という応募の方法があります。

転職を検討はしているが、実際に転職活動はしていないという転職潜在層である登録者もこれによって気軽に応募することが可能になっています。実際に転職活動をしていないとなると、そこから採用に持っていくのは少し難しいかもしれませんが、転職活動をしていないということは他社の内定も決まっていないという可能性が高いため、なんとか話が合えば他者にとられることなく採用できるでしょう。

情報が広まりやすい

「応援」という機能を使用すれば、Facebookなどのsnsで企業の情報をシェアすることが可能です。これによって多くの人に企業のことを見てもらえ、そこからより多くの応募に繋がることも期待できます。

Wantedlyでの採用に適している企業

Wantedlyは給料・待遇の記載を禁止しており、やりがいや環境など様々な「自社の魅力」によってマッチングする仕組みになっています。そのため、「会社の理念や価値観に合っているか」を重視して採用活動を行う企業に適しているといえます。

また、Wantedlyは「〇〇をやりたい」という意志や目標を持った意欲溢れるユーザーが多い傾向にあります。そのため、入社後に何の仕事をするか決定するという企業より、「SE職募集」「営業職募集」など、募集段階で職種が明確な企業の方が、Wantedlyにおける採用活動では成功率が高いといえるでしょう。また、登録者のうち74%が39歳以下であるため、フレッシュな人材を採用したいという企業にもマッチしているとも言えます。

Wantedlyで採用を成功させるポイント・コツ

Wantedlyを使って採用を成功させるためには、募集、フィード、スカウト、応援の4機能を効果的に運用することが大切になります。それぞれの運用ポイントを具体的に見ていきましょう。

(1)魅力のアピールと定期的な更新

Wantedlyの求人には、給料・待遇などの条件を記載することができません。そのため、「どんな会社であるか」「どんなメンバーと働くか」など、会社の魅力をアピールした募集を作成する必要があります。

Wantedlyでは求人情報を掲載してからしばらく経つと、SNSのタイムラインと同じように段々と見られなくなるので、定期的に募集要項を更新してユーザーの目に留まりやすくすることも大切です。

(2)ブログで興味を引く情報を発信

Wantedlyには、ブログ記事を投稿できるフィード機能が搭載されています。

日常の様子やメンバーの紹介、会社のストーリーなど、募集要項では伝わりきらない会社のカルチャーを発信することができます。また、スペースという機能を使えば、書いた記事をジャンル別にまとめることができ、より効率的に情報を伝えることも可能です。

より多くのユーザーに閲覧してもらうポイントは、求職者の興味を引く情報を発信することです。自分自身が求職者の立場になり、どういった情報を発信している企業に興味を持つかを考えて記事を作成するように心がけましょう。

(3)心を込めたスカウト

Wantedlyでは、会社側から求職者に直接スカウトのメッセージを送る機能があります。希望職種、スキル、アクティブ度など様々な条件で絞り込み検索ができ、自社にマッチした人材にスカウトを送ることができます。

Wantedlyのユーザーは、なぜやるのか、どうやってミッションを達成するのか、実際なにをするのか、に強い興味をもっていることが多いです。ミッションや働き方、事業内容などをメッセージの中で魅力的に伝えることを意識してみてください。

また、ユーザーごとに文章を考えてメッセージを送ることも大切です。不特定多数のユーザーに送ることを前提としたメッセージは、どうしても個人個人の特性に触れられないため、当たり障りのない、かつ企業側の都合しか述べられていない文面になってしまいます。相手のプロフィールや興味を持っている分野を事前に確認し、メッセージの中に組み込むようにしましょう。

(4)応援機能を使って情報をシェアする

Wantedlyに掲載されている求人情報には「応援する」ボタンがあり、そのボタンをクリックすることによって、TwitterやFacebookなどのSNSにシェアすることができます。

自分が勤めている企業や自分の知り合いがいる企業の求人情報などをSNSにシェアすることで、応募者が増える可能性が高まります。また、たくさんの応援をされている求人情報は、Wantedly内の「今週のおすすめ」に表示される確率が高まり、Wantedly内での露出を高めることが可能です。
Wantedlyで応援を増やす方法として、会社単位で人事・採用担当者の自主的な協力関係をつくり、互いの求人情報を応援していく応援合戦というものがあります。

応援合戦は、会社単位で行われるため、短時間で多くのユーザーに情報を届けることが可能です。思うようにシェアが増えない場合は、可能な範囲で試してみて下さい。

(5)返信率を高める

応募者にとって、せっかく応募したのに企業から返信が来なかったとなると、企業に対してかなり悪い印象を持ってしまうかもしれません。他の業務で忙しく、なかなか時間が取れないかもしれませんが、できるだけ対応するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、Wantedlyの利用に適している企業、Wantedlyで採用を成功させるポイントを解説しました。Wantedlyは運用次第で採用の成否が大きく分かれるツールです。ぜひ、本記事を参考に効果的な運用を行ってください。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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