【2025年3月】採用代行(RPO)15社をプロの目線で比較!選定方法、料金、注意点を徹底解説

【2025年3月】採用代行(RPO)15社をプロの目線で比較! 選定方法、料金、注意点を徹底解説

​企業、事業を拡大させるにあたり、新卒・中途にかかわらず採用活動は必須。
しかしながら、

  • 採用活動に苦戦していてどのように進めればいいかわからない
  • 行いたいことは明確だがリソースが足りない
  • 採用目標を達成させるために他の打ち手を探さなければならない

など、採用領域における課題は多くあるのが事実です。

本記事では、そのような課題を解決するためのソリューションとして「採用代行(RPO)」を軸に、おすすめの企業の比較をはじめ料金体系や相場、委託できる業務内容、採用代行(RPO)サービスの選び方など幅広く解説していますので、ぜひサービス検討にお役立てください。

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監修者情報

監修者用
uloqo代表取締役
関川 懸介
アドテクノロジーベンダー、リクルートグループを経て、2016年4月uloqoを創業。採用企画・採用広報・ダイレクトリクルーティング・組織開発・人事評価制度策定などを通じて、大手からスタートアップまで幅広く累計300社以上を支援。詳しいプロフィールはこちら

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目次

まず抑えておきたい採用代行(RPO)の基本

まずはじめに、採用代行とは何かを、わかりやすく解説します。

採用代行とは、別称「RPO(Recruitment Process Outsourcing)」とも呼ばれ、採用に関する業務を外部の企業が代行するサービスのことで、「採用アウトソーシング」と呼ばれることもあります。

サービス内容は、採用業務のうち一部の委託から、採用業務全体の委託まで、採用代行(RPO)会社に応じて異なります。
採用手法が多様化する中、採用活動を効果的に行うには多くの人手・スキル・労力が必要になるため、採用代行(RPO)を利用することで採用業務の質を格段に上げることができます。

採用代行(RPO)の4つの種類

前述したように、採用代行(RPO)サービスは提供する事業者ごとに特色があります。大きくカテゴライズすると下記の4つになります。

  • オペレーション業務に特化
  • 採用戦略設計やコンサルティングに特化
  • その両面の機能を持つ総合型
  • 特定の業界・業種・領域に特化

それぞれについて詳しく解説します。

▰オペレーション業務に特化

月額10〜40万円程度の安価なサービスに特に多いのが、オペレーション業務に傾斜がかかったソリューションです。

日程調整やスカウト配信業務の代行に特化しており、要件定義に沿った業務の遂行そのものがミッションです。予算を大きくさけない企業や、戦略は自社で設計できるが、工数が不足しているといった企業との相性が良いと言えるでしょう。

注意が必要なのが、サービス提供元の事業者にとって、意図的にオペレーションに傾斜をかけているつもりがないようなケースです。

うたい文句としては、「採用活動を成功させる」と掲げていても、サービス料金が安価に設定されており、ブレーンとなる時給帯の高いコンサルタントをアサインできない事業者は多く存在します。

採用活動はもともと業務の性質上オペレーティブな要素が大きいので、事業者側のスタンスとして、戦略を設計し、改善を提案し、採用活動を成功させることが重要だといったスタンスが不足している場合、意図せずオペレーティブな業務代行になってしまっているようなケースもあります。

▰採用戦略設計やコンサルティングに特化

目安として月額料金が60万円〜100万円を超えてくるサービスから、戦略設計やコンサルティングに強みを持つ代行業者が増えてきます。採用代行(RPO)事業者独自のノウハウを持ち、戦略設計、分析、改善提案に重きを置いたサービスになっています。

オペレーションの機能は自社で既に有しているものの、採用課題改善における打ち手を考案できていないケースや、自社にノウハウが不足しており、採用力を底上げしたいといった企業におすすめです。

▰その両面の機能を持つ総合型

戦略設計やコンサルティングに強みを持つ採用代行(RPO)事業者が、オプションメニューとしてオペレーションについても代行機能を提供しているケースや、大規模案件に対する支援を中心とし、複数名の要員によるチーム型の支援を行う代行事業者の場合、戦略設計・オペレーション両方の機能を兼ね備えているケースが多いです。

採用を完全にアウトソースすることを検討している企業や、大規模採用を展開している企業におすすめです。

▰特定の業界・業種・領域に特化

エンジニアやDX人材の採用、飲食業界の採用など、採用代行(RPO)会社が特定の領域に強みを持つケースもあります。この場合、アサインされるコンサルタント(担当者)が当該領域をバックボーンに持っていることが多いです。

様々な職種を採用しているものの、特定の領域の採用職種に苦戦している企業や、人事担当者が当該領域における知見を有していない企業などにおすすめです。

採用代行サービス(RPO)が求められる背景

採用代行(RPO)サービスが求められる背景として、採用手法の多様化と採用活動の長期化が考えられます。

人手不足が深刻化する昨今、各企業が優秀な人材を獲得するために求職者や時代に沿った採用活動をおこなう必要が出てきました。従来の採用手法に加えて新しい手法を実施する際には、採用担当者の業務量のコントロール力や豊富な知見が求められます。採用のプロに任せることで採用担当者の負担を減らし、業務の質を担保することができます

また、売り手市場の現在は複数の企業から内定を得る人材も多く、新卒中途問わず内定辞退のリスクも非常に高いです。予定募集枠が充足しなければ採用活動の継続は必要不可欠です。通年や長期で採用活動を実施する企業も多いため、より効果的な採用活動とするためにも採用代行(RPO)の需要が高まっています

委託できる9つの業務内容

採用代行(RPO)サービスを利用する際、以下の9種類の業務を委託することが可能です。

  1. 採用計画・KPIの策定
  2. 求人広告掲載(母集団形成)
  3. 応募者情報・書類の管理
  4. 書類選考(スクリーニング)
  5. スカウトメール作成・送信
  6. 選考日程調節
  7. 説明会の実施
  8. 面接代行
  9. 内定後のフォロー

それぞれについて詳しく説明します。

1.採用計画・KPIの策定

採用要件のすり合わせや採用戦略の立案、採用のKPI(重要業績評価指標:業務のパフォーマンスを計測・監視するための指標)の設定を行います。

具体的に採用計画を決める際、代行会社は、まずクライアント企業のニーズと要件を詳細に理解する必要があります。企業が求めるポジションやそこに求められるスキル・経験、必要な採用数、採用の緊急性などを把握した上で、採用目標を設定します。

この採用計画の策定は採用業務の根幹となる部分で、知識やスキルが不十分な状態で行うと採用業務自体が失敗しかねません。

この工程を豊富なノウハウ・経験を持つ代行業者に委託することで、自社にあった適切な採用計画・採用戦略を立てることができます。応募者が来ない状況を防ぐ、入社後のミスマッチを防ぐ、内定辞退を防ぐなど、多くのメリットに繋がります。

■採用戦略の策定方法に関してはこちらで詳しく解説しています。
採用戦略6つのフレームワーク|立て方やポイントについても解説

◇業務例◇

  • クライアントとの初回ミーティングで、採用ニーズや要件をヒアリング
  • 採用市場の分析と、競合他社の動向や採用トレンドを把握
  • 企業の採用について、現状課題調査
  • 採用人数・ペルソナの決定
  • 採用スケジュールの策定

2.求人広告掲載(母集団形成)

母集団形成を目指した求人の作成や掲載を行います。求人は簡潔な文章で企業の魅力を訴求しなければならない奥の深い難しい業務です。この業務を採用のプロに任せることで、応募者数の増加を見込めます。

また、求人広告媒体や人材紹介などの複数の手段を採用している企業にとっては、これらの工程をすべて委託できるため、工数とコストの両方の削減ができるでしょう。

また、ノウハウがなければ難しい、自社にとって最適な採用媒体の選定も委託することが可能です。

■母集団形成に関してはこちらで詳しく解説しています。
中途採用の母集団形成とは? 施策手順やポイント、8つの手法を解説

◇業務例◇

  • 簡潔で魅力的な求人広告文の作成
  • 各種求人広告媒体(求人サイト、SNS、紙媒体など)の選定と掲載手続き
  • 採用戦略に基づいた求人広告の作成および掲載
  • 求人広告の効果測定と分析を行い、必要に応じて内容を修正

3.応募者情報・書類の管理

応募者の情報・書類の管理は、採用活動の初めの部分です。ノンコア業務のため、採用代行(RPO)サービスの中でも一番利用されていると言えるでしょう。

具体的には、メールやオンラインフォーム、求人ポータルなどを経由してきたエントリーの収集・整理をしてくれます。また、集めた書類に含まれる履歴書、職務経歴書、職務履歴、面接のスケジュール、応募者の連絡情報などの重要な情報を標準化し、データベースとして管理します。

◇業務例◇

  • 各種求人ポータルからのエントリーの収集と整理
  • 応募者情報を一元管理するためのデータベースの作成および更新
  • 応募者情報の標準化およびカテゴリ分け
  • 問い合わせ対応およびフォローアップ

4.書類選考(スクリーニング)

応募者が多い企業では、求人に集まった応募者の書類選考(スクリーニング)だけでも多くの時間がかかり、採用業務を圧迫する一因ともなります。

スクリーニングには、スキルマッチング、経験の評価、面接前の選考、応募者へのweb上での質問やテストなど、さまざまな手法が考えられます。書類選考の基準を代行会社と共有しておくことで、効果的な選考が可能です。

◇業務例◇

  • 応募者への書類質問事項の策定や適性検査の実施
  • スクリーニング基準の改善提案および調整
  • 基準に合致する応募者を選定し、候補者リストを作成
  • 選考過程の進捗状況をクライアント企業に定期的に報告

5.スカウトメール作成・送信

サービスによってはダイレクトリクルーティングを実施する際のスカウトメールの作成や送付も委託することが可能です。

スカウトメールを作成・送信を行うことで、転職潜在層にもアプローチをかけて採用を加速させることができます。候補者数が多かったり、一人一人への対応が求められたりと、この業務は煩雑になりがちになる中、代行会社への依頼が可能です。

具体的には、まず代行会社が企業とのコミュニケーションを通じて、スカウトメールの目的と目標を明確にします。その上で、データベースの検索、求人サイトやプロフェッショナルネットワークを活用しながら、企業が求める要件に合致する候補者を探し出します。

その後メッセージを作成し、主にメールで送信、送信後の受信者からの反応に迅速に対応を行います。メールの開封率やそこからの応募率などの詳細な分析まで行ってくれます。

このように代行会社に依頼をすることで、採用活動の工数を減らすことができる・求める人物像や希少価値の高い人材に出会える・プロのノウハウが得られるなど、多くのメリットを得ることができます。

■スカウト代行に関してはこちらで詳しく解説しています。
【2024】おすすめスカウト代行サービス17社比較|料金相場や選び方を解説

◇業務例◇

  • 企業の要件に基づいたスカウトメールの内容作成
  • スカウトメールの一斉送信および個別送信の実施
  • メールの開封率やクリック率の追跡と分析

6.選考日程調整

各選考の段階で行う日程調整業務を、代行会社に依頼することもできます。
具体的には、メールや電話にて日程をくみ、当日の詳細についてメールや電話確認などの業務を依頼できます。

面接の予約プロセスがスムーズに進行することで、候補者の満足度が高まるだけでなく、候補者・面接者が費やす時間と労力を最適化できます。

◇業務例◇

  • 候補者と面接官のスケジュールを確認し、面接日時を調整
  • 面接日程の変更やキャンセルが発生した場合の再調整
  • 当日のリマインダーメールや確認電話の実施

7.説明会の実施

新卒採用や中途採用で行う会社説明会の代行も、採用代行(RPO)サービスに依頼できます。事前に採用代行(RPO)サービス提供会社と企業の採用担当者が面談などを通してお互いの認識をすり合わせていきます。

また、会社説明会のスライドやプレゼンテーションの作成、案内告知、運営などの代行も可能です。

◇業務例◇

  • 説明会の告知や案内メールの作成および送信
  • 説明会当日の会場準備および運営サポート
  • オンライン説明会のための技術サポート
  • 説明会後のアンケートの実施および結果の集計

8.面接代行

自社内の人材が不足している、面接を行う際のスキルがない、という場合は面接代行を依頼するのがおすすめです。

面接代行では、企業のニーズを把握した上で、代行会社が面接プロセスをカスタマイズしてくれます。具体的には、面接の形式、質問の選定、評価方法などを協議しながら決定・実行してくれます。

そうすることで、面接官が求める情報を正確に収集することができ、そうして得た情報を企業に詳細に共有してくれます。

また、面接業務の全てを依頼するのでなくても、実際に面接に同席してもらい目線合わせや合否の抽出、企業人事へのアドバイスなどをしてもらうなど、支援・コンサルティングのような形で代行業者を利用することもできます。

こうした面接代行のサービスは特に、採用担当者が少ない企業、応募者数が大幅に増えている企業、応募から採用までのリードタイムが長くなっている企業、面接の質に差が出ている企業などにおすすめです。

■面接代行に関してはこちらで詳しく解説しています。
【保存版】面接代行サービス21選比較|料金や相場、違法性まで徹底解説

◇業務例◇

  • 面接形式(対面、オンラインなど)や回数の決定
  • 面接質問リストの作成およびカスタマイズ
  • 評価基準の設定および面接官のトレーニング
  • 面接結果の記録および分析、企業へのフィードバック提供

9.内定後のフォロー

内定通知後の、内定者に対するフォローについても代行を依頼することが可能です。

具体的には、歓迎メッセージを送り、重要情報(入社日、オリエンテーション日程、契約条件、給与パッケージの詳細など)の提供、文書関連の手続きなどを行います。

こうした内定者とのコミュニケーションについて、随時企業側に進捗情報を共有してくれます。内定辞退者の増加を防ぐためには、内定者と継続的なコミュニケーションが重要になります。

◇業務例◇

  • 入社日、オリエンテーション日程、契約条件、給与パッケージの詳細など、重要情報の提供
  • 内定者向けのイベントや交流会の企画および運営
  • 内定辞退者が出た場合の原因分析および対策提案

採用代行(RPO)を導入する4つの背景

採用代行の導入背景
私自身、会社の代表として日々商談を行っていますが、採用代行(RPO)導入背景として挙げられる代表的な4つのケースについてご紹介します。

導入背景1: 採用活動の課題を解決したい

人手不足による売り手市場が慢性化していることや、採用手法の多様化に伴い、近年採用活動そのものの難易度が急激に高まっています。

そのような中で、採用目標を達成できない企業も増えており、状況を改善するために、採用代行(RPO)事業者のノウハウに期待して採用代行(RPO)の利用を検討している企業が増えています。

導入背景2: 採用活動に伴う工数負荷が大きく、業務をアウトソースしたい

採用目標数が多い企業ほど、日々の候補者・人材紹介会社等とのコミュニケーション量も膨大で、「本当は戦略設計に時間を注ぎたいが、日々の面接や日程調整に時間をとられてまとまった時間がとれない」という人事担当者が多いです。

また、スカウトを活用した採用手法が一般化されて以降は、スカウト配信にも多くの時間を取られてしまうケースが増えています。このような状況において、一部の業務工程のアウトソースを検討する企業が増えています。

導入背景3: 専門職種に関する知見が不足している

人事担当者に自社の採用職種に関する知見が不足しており、適切な採用戦略を設計できない適切に面接業務を遂行できない といったケースも散見されます。
例えば、ITエンジニアと営業職のように理系職種と文系職種の採用を横断的に行っている会社で、その両方の職種について知見を有している人事担当者がいない といったケースです。

業務を主担当として推進する人事担当者に、当該採用職種に対する専門的な知見が不足している場合、適切な業務遂行に支障をきたしてしまいます。そのため、当該採用職種に強みを持つ採用代行(RPO)事業者を活用することで、社内に不足している知見を補おうとサービス利用を検討するケースがあります。

導入背景4: 現場との社内コミュニケーションを改善したい

人事担当者が採用活動における現場とのコミュニケーションに苦戦をしており、潤滑油として採用代行(RPO)事業者の活用を検討するケースもあります。

現場に対し採用要件の交渉をしたいが、客観的な視点がないと現場が納得しない といったケースや、現場と共通言語で会話が出来ず現場に言われたままに求人票を作っているが募集が集まらない 現場と共通言語で議論ができる採用代行(RPO)事業者を探している。といったケースが該当します。

採用代行(RPO)を利用する4つのメリット

採用代行メリット
採用代行(RPO)を利用すると、以上のようなメリットをもたらします。
それぞれについて詳しく解説します。

母集団形成向上

自社特有のノウハウを有しており、戦略設計や改善提案に特化しているサービスの場合、なぜ母集団形成に苦戦しているのか についての仮説を精度高く設計できます

また、スカウトや人材紹介会社に対する対応実績も豊富で、どうすればスカウトの返信率が高くなるのか、どうすれば人材紹介会社からの応募数は増えるのか、についても、仮説を設計できると思います。

特に、自社の属する業界や採用職種について実績豊富な事業者の場合、他社事例を豊富に有しているでしょう。

ノウハウを有しているかどうかは、複数の代行事業者と商談を行い、相対比較をおこなうことで、ある程度判断ができるはずです。選定における判断軸についての詳細は、この後ご説明します。

選考プロセス改善

戦略や改善提案に特化しているサービスの場合、母集団形成のみならず、選考プロセスについてもノウハウを有しているはずです。

例えば、書類選考のリードタイム短縮化施策の提案や、歩留まり率の改善提案、サービスによっては、面談や面接内容の改善提案までを受けられるものもあります。

事業者が採用活動にコミットしていれば、おのずと母集団形成のみならず選考プロセスの最適化にも議論が及ぶはずです。これにより、選考プロセスの改善に伴う歩留まり率の向上が期待できるでしょう。

社内コミュニケーション改善

特定の領域について強みを有している企業や、コンサルティングに強みを持つ事業者の場合、現場との要件交渉時に、他社事例を交えた客観的な提案を行う・定量的なデータをもとにした必要な提案を行うといったアクションが期待できます。

これにより、現場とのコミュニケーションがスムーズにとれるようになり、リードタイム短縮や、適切な求人票の設計が可能になります。

工数の肥大化解消

オペレーションに特化したサービス、あるいは戦略設計とオペレーション両方に特化したサービスを利用する場合、採用活動にかかる工数の肥大化を解消できます。

ただし、「現在RPOを活用しているが、逆にディレクションコストがかかってしまっている」といった不満を商談先の企業から聞くこともあります。事業者が領域についての知見をまったくもっていないケース、あるいはインシデントを複数回起こしてしまうようなケースです。

この点は、選定時に注意するようにしましょう。

料金形態と料金相場ごとでのサービス内容の違い

料金形態は「個別見積型」と「パッケージ型」に分類されます。
また、料金相場は大きく、

  • 月額10~30万円
  • 月額45~100万円
  • 月額100万円以上

の3パターンに分かれています。

事業者ごとに料金設定は様々であるが故、一概には断定できませんが、サービスの性質や特色を踏まえ、大きくは前述した3段階程度で想定しておくとよいでしょう。なお、契約期間は多くのサービスがmin2ヶ月〜max6ヶ月で設定されているケースが多いです。

それぞれについて解説します。

2つの料金形態

料金形態は大きく2つに分類されます。

【個別見積型】

発注側企業の業務要件毎に想定工数を算出し、個別見積りを行うケースです。支援するコンサルタントの工数と時給を掛け合わせて料金が算出されます。

【パッケージ型】

例えば、「スカウト月〇〇件、利用媒体〇〇数につき月額〇〇円」といった具合に、あらかじめ提供元事業者が定義した業務範囲に沿って月額固定のパッケージになっているケースです。

このような料金形態の場合、あらかじめ決められた量をこなすことにコミットをする傾向が強く、オペレーティブなサービス提供スタイルに陥りがちのため、注意が必要です。

■月額10~30万円の場合

特定の業務を代行するようなサービス(例えば、スカウト配信や日程調整等)、あるいは、サービス領域の制約はないが、ある程度オペレーティブなサービス提供を志向しているサービスの場合は、この価格帯での提供を行っている場合が多いです。

基本的に、代行事業者の一般的な価格設定根拠は、代行を行う担当者の時給×工数で設定されていることが多く、月額10~30万円でのサービスを提供している事業者の場合、この担当者の時給が低いあるいは、要件に対し想定されている工数が短いケースが多くなります。

その場合、オペレーションに特化した低時給帯の要員を活用しているか、提供範囲を限定して工数を抑制しているかのいずれかになります。

例えばフリーランスで人事経験者を業務委託採用する場合の時給帯はスキルに応じて5,000円〜20,000円程度まで幅があり、仮に月30万円のサービスの場合、時給5,000円の人材が60h程度を活用する想定になります。

実際は企業がサービス提供主体の場合、正社員をアサインして時給5,000円だと殆ど利益が残りません。そのため、そもそも非常勤や業務委託等を活用していたり、もっと想定工数が少ない設定になっている可能性が高いです。この前提を踏まえて、慎重に活用すべきサービスを検討する必要があります。

■月額45~100万円の場合

月額45〜100万円のサービスにおいては、戦略設計・コンサルティングなどに特化したサービスを行っているものが多いです。主に採用予算をそこまで大きく設定していない中小企業やスタートアップ企業を顧客の中心とするサービスが多いでしょう。

注意が必要なのは、大企業向けのサービス提供が主流の事業者の場合、45~100万円程度の価格帯で特定部分のみの代行サービスを提供することもあり、事前に商談時に対応範囲を細かく確認しておく必要があります。

■月額100万円以上の場合

主に大規模採用(目安として、年間で50名以上程度の採用目標)や、高難易度職種における支援(エンジニア等)、大量の工数を要する支援(スカウト月800件以上 等)の場合、月額料金が100万円を超えてくるケースが多いです。

この場合、1人月常駐型で160時間フルでアサインする形態あるいは、複数名のチーム型で代行を行うケースが大半となります。

採用代行(RPO)サービスおすすめ15社比較

おすすめの採用代行サービス企業を15社紹介いたします!

【3選】コンサルティング型の採用代行(RPO)サービス提供会社

コンサルティング型の採用代行(RPO)サービス提供会社は、企業の持つ採用課題の解決から実際の採用活動までサポートしています。採用活動に対して、漠然とした課題をお持ちの方におすすめです!

▰株式会社uloqo(旧:株式会社プロジェクトHRソリューションズ)【採用コンサルティング×エンジニア採用

採用代行(RPO)ランディングページ

出典:)株式会社uloqo(旧:株式会社プロジェクトHRソリューションズ)

株式会社uloqoは、創業8年で延べ500社以上の支援実績を有する採用代行(RPO)会社です。

創業以来一貫してデジタル領域の採用支援に強みを有し、Sier出身者やソフトウェアベンダー出身者で構成されています。成果に徹底的にコミットし、時として支援範囲を拡大することも厭わないスタンスで、顧客の信頼を獲得しています。

特徴

  • DX人材やデジタル人材の採用代行(RPO)に強みを有し、500社以上との取引実績有
  • 業界最大手の小売企業や外資系コンサルティングファーム、通信系大手企業など大手企業との取引実績多数
  • 継続率80% 平均継続年数3年 顧客満足度の高いサービス
  • 通常の採用代行(RPO)に加え、採用広報やプロセス改善、採用マーケティングやダッシュボード構築など、包括的な支援が可能
  • デジタル人材以外の対応実績も多数 営業・バックオフィス・事業開発・施工管理・エクゼクティブ等の対応実績有

料金

  • 月額30万円(税抜)~

※ご予算や支援範囲に応じて要ご相談可能

お問合せ先株式会社uloqo

▰株式会社ポテンシャライト

株式会社ポテンシャライト
出典:)株式会社ポテンシャライト

株式会社ポテンシャライトは、ベンチャー企業の採用支援と人事組織領域の支援に強みを持ち、スタートアップのシード期からシリーズA〜Cフェーズの企業様を中心に、採用支援を行なっています。
創業から 320社 を超えるお客様を支援しており、採用戦略立案、エンジニア採用・デザイナー採用ブランディング、SNS採用、オンボーディング設計など幅広い領域でサポートを受けることができます。

特徴

  • ベンチャー企業、スタートアップ企業の支援に特化
  • スタートアップ企業向けの採用管理システムの企画・開発事業の展開
  • 採用ブランディングとエンジニア採用に強い

料金

  • 詳細はお問い合わせください

▰株式会社カケハシ スカイソリューションズ

株式会社カケハシ スカイソリューションズ
出典:)株式会社カケハシ スカイソリューションズ

株式会社カケハシ スカイソリューションズは、採用戦略の立案から実行、定着支援までをワンストップで提供する採用コンサルティングサービスを展開しています。採用人数の獲得を目標するのではなく、その人材の定着、育成による戦力化までを考え、サポートしております。

特徴

  • 業種や職種、成長フェーズ、経営戦略など、企業の状況に応じたフルカスタマイズ
  • 既存の枠にとらわれず、企業ごとの課題に最適化した柔軟な施策
  • 不人気業界や地方採用、有資格者採用など、難易度の高い中途採用に強み

料金【新卒採用コンサルティング】

  • ターゲット・コンセプト策定・採用スケジュール・ストーリー企画:120万円(税抜)
  • 採用キックオフ企画(1回):30万円(税抜)
  • 説明会設計:70万円(税抜)
  • 選考設計:70万円(税抜)

【中途採用コンサルティング】

  • 中途採用コンサルティング:月額33万円(税込)~

※詳細はお問い合わせください

【4選】BPO型の採用代行(RPO)サービス提供会社

BPO型の採用代行(RPO)サービス提供会社は、具体的な採用業務を代行することに重点を置いたサポートを提供しています。人手が足りず、採用活動が思うように進まない企業におすすめです!

▰株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリア

出典:)株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアは累計10,000社以上の導入実績があり、新卒・中途・アルバイト各領域での実績多数あります。

お客様のご状況に合わせ、採用計画のご相談から面接業務代行まで、どのフェーズでもサポート可能です。また、求人広告や人材紹介も含めて総合人材サービスを展開しているため、ターゲットとなる応募者と出会うための最適な手法のご提案から行ってくれます。

特徴

  • 累計10,000社以上の導入実績があり新卒・中途・アルバイト領域での実績多数
  • プランはフルカスタマイズで低価格を実現(説明会代行、面接代行、電話やメール対応など)
  • 採用専門の大型コールセンターを保有し土日・祝日/夜間など柔軟な対応が可能

料金

  • 月額10万円〜

マルゴト株式会社

まるごと人事出典:)マルゴト株式会社

​マルゴト株式会社は、ベンチャー・成長企業向けに月額制の採用代行サービス「まるごと人事」を提供しています。​採用戦略の策定から運用・改善までを一括してサポートし、設計、実行、振り返り・改善の各フェーズで専門チームが対応してくれます。​最短5営業日で支援を開始し、年間10万通以上のスカウト送信実績を持つなど、高い専門性と柔軟性で採用活動を支援しています。

特徴

  • 支援実績510社以上、契約継続率95%以上
  • 最短1ヶ月〜契約可能なため、採用状況に応じて依頼ボリュームの調整が可能
  • 他にも「まるごとスカウト」「まるごと面談代行」「採用広報代行」など幅広いサービス

費用

  • 初期費用: 10万円
  • まるごとスカウト: 月額25万円(税別)~
  • まるごと人事: 月額45万円(税別)~ ※業務ボリュームに応じてプランあり
お問合せ先 マルゴト株式会社

▰ESSTNER株式会社

ESSTNER株式会社
出典:)ESSTNER株式会社

​ESSTNER株式会社が提供する「i-recruiting」は、採用業務特化型のオンラインアシスタントサービスです。​母集団形成からオペレーション、選考業務、内定後フォローまで、採用活動全般をサポートします。​新卒・中途・アルバイトなど幅広い採用ニーズに対応し、明朗会計でリピート率96%の実績を持ちます。​さらに、業界唯一の返金保証付きで、企業の採用課題解決を支援します。

特徴

  • 求職者の募集から選考業務、内定者のフォローまで採用業務全般を幅広くサポート
  • 業界唯一の返金保証付き
  • 低価格で質の高い、お客様に寄り添ったサービスを提供
  • リピート率96%の実績

料金

  • ベーシックプラン:月額140,000円~(3か月契約)
実際に面接代行サービスを利用した方からの声採用のプロによる全面的なサポートにより、目標の3名を採用成功! さらには今後の採用にも活かせるフロー構築やペルソナ設定も全てお任せできました。(製造業界)
お問合せ先ESSTNER株式会社

▰株式会社ONE

株式会社ONE
出典:)株式会社ONE

株式会社ONEは16,000社以上のサポート実績がある、採用RPO(採用業務代行)や採用サイト制作、SNS運用代行など、多岐にわたるサービスを提供する採用支援・コンサル会社です。

採用、定着、活躍までの採用全体を通した課題解決を得意としています。また、業界トップを誇る400以上の取り扱い求人媒体の中から、媒体を複合で使うことにより、最適なプランでの採用活動を支援してくれます。

特徴

  • 媒体選定から原稿制作・応募者対応まで、中途・新卒・アルバイト問わず幅広い領域の採用をトータルサポート
  • 媒体社と直接繋がりをもつONEでは、キャンペーンやサイトのリニューアルなど、最新情報を即座に提供することが可能
  • 自社の制作部を持つONEは、 “求人広告”ならではの訴求や表現ノウハウを蓄積しているため、効果的な求人広告制作が可能

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【3選】大手の採用代行(RPO)サービス提供会社

大手の採用代行会社は、自社の他サービスのデータや豊富なリソースを活かし、採用戦略の立案から実行までを包括的にサポートします。採用規模が大きい企業や、採用代行だけでなく、ブランディングや人材紹介も視野に入れている企業におすすめです!

高い専門性を持つチームが企業のニーズに応じた最適な採用活動を実現します。

▰株式会社リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィング
出典:)株式会社リクルートスタッフィング

株式会社リクルートスタッフィングは、リクルートグループの総合力と豊富なノウハウを活かし、採用アウトソーシング(RPO)サービスを提供しています。​採用戦略の立案からオペレーションの設計・代行、改善活動まで幅広く対応し、定量的なレポーティングや柔軟な体制設計で採用活動を支援しています。​新卒・中途・アルバイト採用の全プロセスに対応し、包括的な採用代行から部分的なサポートまで柔軟に選択可能です。

特徴

  • お客さまの採用目標の変動に応じて、戦略の見直しや新しい施策の取り組みにも柔軟に対応
  • 採用後の入社手続きや内定式・入社式での事務局業務なども代行可能
  • 主要なATS(採用管理システム)に対応してることで効率的な採用活動の実現

料金

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▰パーソルキャリア株式会社

パーソルキャリア株式会社
出典:)パーソルキャリア株式会社

パーソルキャリア株式会社は、豊富な事例やノウハウ、そしてマーケット情報を持つ「doda」の総合力を活かし、中途採用に特化した採用代行(RPO)サービスを展開しております。

大手企業人事経験者や人材業界経験者、キャリアコンサルタントといった採用の専門家によるサポートを受けることができます。また、「BRS」というバイリンガル・外国人の採用に特化した採用代行サービスも提供しております。

特徴

  • 「doda」の総合力を活かした中途に特化した採用代行
  • 採用規模の大きい、大型採用プロジェクトの対応が可能
  • バイリンガル・外国人採用に特化したサービス「BRS」

料金

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▰レジェンダ・コーポレーション株式会社

レジェンダ・コーポレーション株式会社
出典:)レジェンダ・コーポレーション株式会社

​レジェンダ・コーポレーション株式会社は、創業29年で800社以上の支援実績を持つ採用代行(RPO)サービスを提供する企業です。​経験豊富なコンサルタントが、採用戦略の設計からブランディング強化、評価制度の構築まで幅広くサポートし、企業の成長を支援しています。​ご利用企業の90%が継続するほどの高い品質を誇っています。

特徴

  • 支援実績800社以上、リピート率90%以上
  • 新卒、中途、パート、アルバイトまで幅広く採用
  • コールセンター型の採用代行以外にもスタッフ常駐型の対応も可能

料金

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【2社】エンジニア採用特化の採用代行(RPO)サービス提供会社

エンジニアの採用を考えている方は、こちらの企業を検討してみてください。

▰HeaR株式会社

HeaR株式会社
出典:)HeaR株式会社

​HeaR株式会社は、採用戦略の立案からオペレーションの設計・代行、改善活動までをワンストップで提供する採用代行サービスを展開しています。​また、単なる「⼯数削減」ではなく、運用、改善、提案全てをサポートすることにより、企業の抱える課題に適切にアプローチし、​採用活動の効率化と質の向上を実現しています。

特徴

  • 上場企業からスタートアップを含む、累計100以上の採用支援実績
  • 採用コンサルタントと運用担当の2名体制による万全な支援
  • 独自分析ツール「HITOME」を活用したデータ分析に基づく採用戦略の立案

料金

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お問合せ先HeaR株式会社

▰株式会社Lein

株式会社レイン(LeIN)
引用元:株式会社Lein

株式会社Leinは、エンジニア採用に特化した採用代行サービスを提供しています。​採用戦略の立案から実行、改善活動までを包括的にサポートし、IT・DX関連求人の取り扱い比率が98%を占めるなど、高い専門性を持っています。​また、サポート継続率は80%を超え、クライアントとの強固なパートナーシップを築いています。

特徴

  • ​IT・DX人材などの理系職の採用が特に強く、専門チームを編成し、サポート
  • スカウトや面接官代行のみなどスポット対応から、採用戦略の立案、求人要件の定義、手法の設定、実行、管理までの採用活動全般の代行も可能
  • 日英中での対応(ビジネスレベル以上での採用業務)が可能

料金

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お問い合わせ株式会社Lein

【3選】スカウト・ダイレクトリクルーティング特化の採用代行(RPO)サービス提供会社

スカウト・ダイレクトリクルーティングの代行を考えている方は、こちらの企業を検討してみてください。

▰株式会社ダイレクトソーシング

株式会社ダイレクトソーシング
出典:)株式会社ダイレクトソーシング

​株式会社ダイレクトソーシングは、SNSや人材データベースを活用し、企業の採用担当者が直接候補者へアプローチするダイレクト採用を支援しています。 LinkedInやWantedlyなど、多数の採用媒体を活用し、幅広い候補者層へのアプローチを可能としています。​

また、単にスカウトを送信するのではなく、企業の採用要件に合わせることで、質の高いソーシングを実現しています。

特徴

  • 約50万件(2023年2月時点)の採用データを活用した戦略立案と運用支援
  • AIエンジニア、CxOクラス、研究者など難しいポジションの採用実績
  • 国内トップクラスのLinkedIn運用ノウハウ

料金

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▰株式会社VOLLECT

株式会社VOLLECT
出典:)株式会社VOLLECT

​株式会社VOLLECT(ヴォレクト)は、ダイレクトリクルーティング支援サービス「PRO SCOUT」を提供し、700社以上の導入実績を持ちます。 人材業界経験者のノウハウと豊富なスカウトデータを活用し、効果的なスカウト採用を支援します。

特徴

  • 多様な業種・職種に対応し、700社以上の導入実績
  • スカウトの配信で終わりではなく、「採用決定」まで伴走
  • 中途採用だけでなく、新卒採用向けの「PRO SCOUT 新卒」も提供

料金

  • Pickupプラン(初期費用10万円+月額料金8万円〜):シンプルなプランです。候補者ピックアップ、求人票作成やスカウトメール文面作成、分析レポート、方針提案まで対応します。
  • Standardプラン(初期費用10万円+月額料金12万円〜):Pickupプランにスカウト配信のサービスがついた基本的なプランです。
  • Proプラン(初期費用10万円+月額料金15万円〜):Standardプランに加えて候補者に合わせた文面カスタマイズがついたプランで、全てお任せしたい企業向けです。
お問い合わせ先株式会社VOLLECT

▰Attack株式会社

Attack株式会社
出典:)Attack株式会社

Attack株式会社は、即戦力となるキャリア採用に特化した採用代行(RPO)サービス「TARGET」を提供しています。​採用戦略の立案から実行推進まで幅広くサポートし、ダイレクトリクルーティングやエージェントコントロール、候補者面談対応など多様な採用チャネルを効果的に活用し、サポートを行っています。

特徴

  • 100社以上のエージェントマネジメントノウハウ
  • 人事経験者・人材エージェント出身者の採用経験者によるチーム編成
  • 企業の状況に合わせたカスタマイズプランで臨機応変なサポート

費用

  • ベーシックプラン(スカウトなし):要問い合わせ
  • アドバンスプラン(スカウトあり):要問い合わせ
  • エンタープライズプラン(スカウトあり):要問い合わせ
お問い合わせ先Attack株式会社

採用代行(RPO)を選ぶ際の注意点

まず前提として、採用代行(RPO)会社選定時は、自社が抱える課題について整理をしておきましょう。勿論商談~提案の過程で、代行事業者が潜在課題を発見することも代行事業者検討の価値の一つですから、全て課題を洗い出す必要はありません。

ただし、あまりにも課題意識が社内でバラバラだったりすると、業者の選定軸がぶれてしまいます。最低限、工数なのか・戦略なのか・そのどちらもなのか 程度は、社内で共通認識を持つようにしたうえで、業者を選定していきましょう。

自社課題を解決できるか(採用の規模やレベルに対応できるか)

まずは、この観点が採用代行(RPO)会社選定の始発点でありもっとも重要なポイントです。先ほどからご説明してきたように、採用代行(RPO)会社には大きく、オペ―レーション特化型と戦略特化型、その両方をカバ―出来る会社、領域特化型とがあります。

このうち、自社の課題が「工数」に限定される場合はオペレーション特化のサービスが最適になります。一方、採用課題を解決する場合、戦略特化型が最適になります。そのうえで、戦略実行の工数も不足している場合は、両方をカバーしている代行サービスを選定すべきです。

また、エンジニアなどの特定領域の採用については、代行事業者側に深い知見がないと解決できない課題も多いため、領域特化型に発注するのは望ましいでしょう。

これらを前提として、選定時に業者を見極めるための観点をお教えします。

①自社と同様のケースを対応した事例があるか

採用規模や業界、職種についての実績や事例がどの程度あるのかを確認するようにしましょう。それがない場合、当該代行会社にはノウハウが不足している可能性が高いです。対応実績社数や、支援実績例について聞いてみてください。

②採用代行(RPO)会社がアサインを想定しているコンサルタントの経歴や経験

多くの採用代行(RPO)の品質は、実際にサービスを提供するコンサルタントの経歴や経験に一定の依存をします。毎日コミュニケーションを取るべき相手になりますので、アサインを想定しているコンサルタントがどんな人物かは非常に重要です。

③自社の現状に対し、どういった解決策を検討するのか

採用代行(RPO)会社のノウハウ部分になりますので、勿論詳細の開示は難しいという前提で、どういった解決策を検討するのかについて、大枠を聞いてみてもいいでしょう。

その際に、自信をもってある程度具体案が出てくるようであれば、同様のケースに対応してきた実績があったり、あるいは日ごろから課題解決に目を向けてサービス提供をしている会社の可能性が高いです。

蓋を開けてみると、全然課題解決提案をしてくれない、といった「あるある」を防ぐためにも、商談時に会話しておくべき内容です。

コストが支払える額か

上述した、自社課題を解決できる業者かどうかの判断に加え、勿論料金面も重要なポイントになってきます。業者によっては、予算枠に応じた提案を行ってくれる企業もあるので、必要に応じて相談をしてみてください。

契約後の流れと開始までの期間

基本的には、キックオフMTG→必要物の順部→運用開始といった運びになります。目安として、キックオフMTGから運用開始まで最短1週間〜平均2週間程度を見ておくとよいでしょう。

契約後の流れと開始までの期間

キックオフMTG

まずは、キックオフMTGで改めてプロジェクトの要件を確認するとともに、求人要件や目標管理、業務フローについて取り組めて行きます。いわゆる、代行をスタートするために必要な取り決めを決めていく工程です。

基本的にアジェンダは事前に採用代行(RPO)事業者から提供されます。このキックオフMTGは通常、契約開始日に行われることが一般的です。

必要なコンテンツの作成

キックオフMTGを終えて以降、1週間程度かけて代行事業者にて必要な資料を作成していきます。
なお、当社の場合はキックオフMTG5営業日以内を納期として、下記を準備することが多いです。

  • プロジェクト管理シート/WBS(タスク進捗管理表)
  • 目標とKPI(月次・年間)
  • 求人票の作成あるいは改善案の提案
  • スカウト文面の作成
  • 業務工程表
  • 分析用のモニタリングシート(ダッシュボード型)

その後、作成した内容について確認を依頼し、必要に応じて内容をすり合わせたのち、運用を開始していきます。

運用開始

運用開始して以降は、定例MTGが実施されることが多いです。当社の場合、週次で定例MTGを主催し、目標に対する進捗状況の共有と定性・定量観点の課題の共有、打ち手の提案を行います。

委託する際に社内で注意したい3つのポイント

採用代行を活用する上で注意すべきポイント
代行会社への委託を行う際に社内全体で意識を統一し、注意すべきポイントがいくつか存在します。どれも重要なため、それぞれ詳しく解説していきます。

代行会社でブラックボックス化しない

これは本当に良く起こるケースで、代行会社に任せっぱなしにしていた結果、何が何故どうなっているかを把握できずに、成果も出ておらず、改善方法も分からず、ゼロスタートに戻ってしまうケースです。

当社でも現在活用中の採用代行(RPO)会社のリプレイスでご発注をいただく機会が多々ありますが、せっかく料金をかけて行ってきた採用活動のプロセスは情報資産であるにもかかわらず、数字以外の何も痕跡が残っていない、といったことも多いです。

代行会社側にマニュアルを作ってもらったり、細かく業務や施策実施背景を共有してもらったりして、必ず業務プロセスと施策背景は把握するようにしましょう。

チームとして一枚岩になるマインドでプロジェクトに参加する

本来発注者側なので「成果出してください 以上」で済む話なのですが、採用活動には、非常に多くのステークホルダーが存在しており、それこそ現場とのコミュニケーション・新規採用チャネルを採用する場合の契約稟議手続きなど、発注者側の人事や窓口責任者がいかに円滑に代行業者とステークホルダーをつなぎこむかも成功にあたっては重要です。

そのため、成果は厳しい視点で求めつつ、チームとして協力し合い、共に採用を成功させるんだというマインドでプロジェクトに参加するスタンスを大事にしましょう。

「なんとなく」を放置しない

採用活動は、業務観点で見るとオペレーショナルな業務が多いものです。日程調整、求人作成、スカウト文面などがそれに該当します。ただし、これらの業務も一見するとオペレーティブですが、実は内容がとても重要で、改善やブラッシュアップする余白はいつだって存在します。

代行事業者も、スタンスが甘いとただなんとなく業務を回す、というスタンスで支援を行うようになっていきます。代行事業者から「なんとなく数値の状況が不調だが、今週は様子見ましょう」こんなアウトプットが出てくれば、黄色信号です。

なぜ、今週様子を見るのか、暫定的な可能性として、なぜ今不調なのか 採用代行(RPO)会社がオペレーティブになってるのでは?と感じた場合は、具体的な議論から逃げることなく、改善に向き合いましょう。たまに目標やKPIを設計〜提案しない採用代行(RPO)会社もありますが、目標やKPIは、客観的な活動評価を行う上で必要不可欠です。

常に具体的な議論を展開できるよう、ディレクションしてください。

採用代行(RPO)を導入した企業の成功事例

実際に、当社(株式会社uloqo)の採用代行(RPO)を導入した企業様の事例をご紹介します。

事例1:急速な成長を支える採用支援

ロカリオ事例

急成長を遂げるロカリオ様が直面する「採用の急務」と「内部リソース不足」という課題に、私たちuloqoは迅速かつ的確なサポートで応えました。企業様には採用に関する専門知識や実務経験が不足しており、急激な成長に伴う人材需要に対応する体制の整備が急がれていました。

そこで、私たちはデジタル領域における豊富な市場知識を背景に、ロカリオ様から寄せられるあらゆる疑問に対して、即時かつ具体的なアドバイスを提供しました。採用プロセスの最適化から、ターゲット層に響くコミュニケーション戦略の策定まで、一貫した支援を展開した結果、採用人数は着実に増加し、ロカリオ様は安心して事業拡大に専念できる体制を手に入れることができました。

事例2:組織改革と評価制度設計のトータルサポート

ウィークデー事例組織作りや評価制度の設計は、企業の持続的成長において極めて重要な要素です。しかし、ウィークデー様はこれらの分野における実務経験が不足し、管理部門の強化が必要な状況にありました。そこで、私たちuloqoは、クライアント様の役員や現場メンバーと直接対話を重ね、企業文化や業務プロセスを細部にわたって把握することから始めました。

従来の問題解決型アプローチを超え、全体を俯瞰する視点で組織全体の課題を捉えるとともに、線や面といった広い視野での分析を行い、最適な評価制度と組織改革プランを策定。結果として、ウィークデー様にはまるで社内管理部の一員のような信頼関係が構築され、内部から組織力を底上げするための堅固な基盤作りに大きく貢献することができました。

事例3:DR採用プロジェクトでの一貫した支援と成果

ウィークデー事例2

DR採用という新たなチャレンジにおいて、ウィークデー様は採用プロセスの立ち上げから運用まで全くのゼロスタートの状態でした。私たちuloqoは、これまでのRPO支援の実績とエンジニア領域への深い理解を活かし、プロジェクト開始初期から採用プロセスの型作りや戦略設計を包括的に支援しました。具体的には、採用候補者のターゲティング、面接プロセスの最適化、内定承諾に向けたコミュニケーション戦略の策定など、あらゆる側面でクライアント様と連携。

これにより、内定獲得数の増加、承諾率の向上、さらには歩留まりの改善が実現し、昨年度比で100%を超える成果を上げることができました。私たちの一貫した支援と熱意は、ウィークデー様にとって不可欠なパートナーシップへと昇華し、今後のさらなる事業拡大に向けた強固な基盤となっています。

まとめ

採用代行(RPO)について、その料金やおすすめ会社の比較、メリットなど、実際の事例を交えながらご紹介しました。

採用業務は、企業のパフォーマンスを直接左右する重要な業務で、その質の向上は企業の向上につながります。採用業務にお悩みの方はぜひ、採用代行(RPO)を利用してみてはいかがでしょうか?

uloqo(旧PrHR)の採用代行(RPO)についてはこちら

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⑤独自の業界リサーチで、業界専門用語や市場におけるクライアントのポジションについて、徹底的にインプットを行います。
⑥エンジニア・データサイエンティスト・デジタルマーケター等、専門職種についてはテクノロジー領域専門のコンサルタントが担当します。

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