採用活動の早期化・多様化が進行する昨今、採用代行(RPO)などのアウトソーシングサービスの需要が高まっています。中でも、時間とコストのかかる採用面接に関わる業務を委託できる「面接代行サービス」を活用する企業も増えています。
一方で、
・面接代行サービスってそもそも何?
・自社に面接代行を導入すべきか改めて考えたい
・自社にあった面接代行サービスを選びたい
など、さまざまな疑問や悩みを持つ方も多いと思います。
そこで本記事では、面接代行がおこなう業務内容や料金体系などの基本情報から、おすすめの面接代行サービスまで詳しくご紹介します。
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改めて知りたい、面接代行とは?
面接代行(アウトソーシング)とは、企業の採用活動の中の「面接業務」を代行するサービスです。一般的には採用代行サービスの業務内容に含まれています。
※採用代行とは、社内で実施している採用活動に関わる業務を外部が代行するサービスのことを指し、別名で「RPO(Recruitment Process Outsourcing)」とも呼ばれています。
近年の売り手市場では、優秀な人材を確保するため、採用活動の早期化・多様化・激化が進んでいます。それに応じて、多くの企業では人事部内での業務負担が大きくなっており、その結果、採用に関するアウトソーシングサービスを利用する企業が増えています。
採用代行(RPO)の中には、業務内容に応じて以下のとおりのサービスに分かれています。
RPO:スカウト代行
スカウト代行とは、応募者を増やすため、候補者一人一人に向けてのスカウトを行うサービスのことで、ダイレクトリクルーティングの一種です。採用代行(RPO)=スカウト代行というイメージがあるほど、依頼率の高いサービスです。
具体的には、スカウト候補者の選定、スカウトの文面作成・送信、スカウト数値の振り返りなどが業務内容です。
スカウト代行を行う会社の中には、採用代行の一部としてスカウト代行を行う採用アウトソーシング型(RPO)の会社、スカウト配信代行のみを行う会社、専門知識を持った人材を自社に招いてスカウト代行を行う人材アサイン型の会社、プロジェクトマネジメントを含めた代行のみを行うプロジェクト型の会社など、さまざまな種類があります。
このように多様な形態の代行会社があるので、自社に足りないサービスを選定し、必要な業務のみの代行を依頼できます。
スカウト代行を利用することで、採用活動の工数を削減できる、求める人物像や希少価値の高い人材に会える、プロのノウハウを得られるなどのメリットを得られます。
実際にスカウト代行の利用を開始した後は、代行会社に丸投げをするのではなく、こまめにコミュニケーションをとりながら採用活動を進めましょう。
■スカウト代行サービスについて詳しくはこちらの記事で解説しています
【2024】おすすめスカウト代行サービス17社比較|料金相場や選び方を解説
RPO:書類選考代行
採用に関する業務の代行サービスとして書類選考代行サービスがあります。書類選考代行とは、選考過程における書類選考を代行するサービスです。
RPO:面接代行
面接代行は採用代行に含まれます。面接代行の業務内容としては応募受付や面接設定、管理、面接、面接評価基準の調整などが挙げられます。面接代行を活用することで、工数削減や、ミスマッチの防止が期待できます。
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上述したように、スカウト代行、書類選考代行、面接代行は「採用代行(RPO)」の主要な業務です。
これらの代行業務以外にも、採用計画の策定/求人広告の掲載や応募者の管理/内定者のフォロー等といった細かい業務についても、採用代行会社への委託が可能です。
採用代行を利用することで、代行会社の持つ広範なリソースや豊富な知識・経験を生かしながら採用業務の効率を高められます。
他にも、自社人材がコア業務に時間を割ける、豊富な実績データを活用できる、業務をより迅速に行えるなど、多くのメリットを得ることができます。
■採用代行全般について詳しくはこちらの記事で解説しています
採用代行(RPO)とは? サービス15社・選ぶポイント 業務範囲を解説
面接代行って違法?注目される理由
面接代行を活用するか悩んでいる方の中には、
・面接代行は違法なのでは?
・なぜ注目されているのか?
という疑問を持っている方もいらっしゃるかと思います。ここでは皆さんの疑問を払拭していきます。
面接代行は違法なのでは?
面接代行を検討される方の中には、「面接代行って違法なのでは?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、心配は要りません。
「採用代行」業務は、法律に基づく厚生労働省や都道府県労働局長の許可が必要な業務です。
職業安定法の第36条1項、第60条、および同法の施行規則の第37条1項3号に基づいて、募集企業はこれらの許可を取得し、合法的に採用代行業務を依頼することができます。
具体的には、採用代行を利用する際には、労働者の募集業務を外部に委託する「委託募集(法第36条)」に該当します。
そのため、採用業務を採用代行会社に委託し報酬を支払う場合、厚生労働大臣の許可を取得する必要があります。報酬を支払わずに採用代行を委託する場合でも、厚生労働大臣に届け出る必要があることが定められています。
職業安定法には「許可を受けずに法第36条第1項の委託募集を行った者は、1年以下の懲役又は100万円 以下の罰に処せられる」(法第64条第6号)と記載されているため、採用代行のような委託募集を行う場合には、必ず許可をもらうようにしましょう。
ただし、具体的なケースや地域によって要件が異なるため、法的なアドバイスを専門家から受けることも一つの手です。
■採用代行に関する法制度について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考ください
採用代行は違法?「委任募集」に必要な許可を法律に基づき解説!
なぜ注目されているのか?
現在、売り手市場の影響により人材獲得競争が激しくなり、採用プロセスがより早期化・多様化しています。
このため、採用担当者は応募者ごとに時間をかけ、自社に最適な候補者を見極める必要があり、そのための作業量が増加しています。効率的に優秀な人材を採用するために、採用プロセスの一環として面接代行サービスを利用する企業が増加しています。
アメリカではエンジニアとして働く方が、実際にエンジニア採用の面接を代行するサービスが流行するなど、世界的に採用代行・面接代行の市場は拡大しています。その市場規模は86.6億ドルにまでのぼると言われています。
面接代行を利用するべき企業の特徴4つ
面接代行を利用するべき企業の特徴として以下の4つがあげられます。
・応募者数が大幅に増えている
・応募から採用までのリードタイムが長い
・面接の質に差が出ている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
採用担当者が少ない
採用担当者が少ないと、さけるリソースが無く選考の質自体が落ちてしまい、直接人材と会話できる貴重な機会を活用できません。結果として、採用する人材の質が落ち、自社のパフォーマンスも低下してしまいます。
面接代行を利用すれば、豊富な知識と経験を持つ採用のプロが優秀な人材を採用するため、マンパワー不足による採用人材の質の低下を阻止できます。
応募者数が大幅に増えている
企業自体の人気に伴い、応募者数が増加した企業には面接代行がおすすめです。
企業が成長するにつれて、大量の面接が必要になることがあります。グループ面接やグループディスカッションを行う場合を除いて、面接は一人の応募者に対し2-5人の自社人材を必要とします。
また、その後の選考にも時間と労力がかかるため、そもそも人手不足が深刻化している企業では、業務の質を保つことが難しくなるでしょう。外部の面接代行サービスはこうした需要に対応しやすく、スケーラビリティを提供します。
応募から採用までのリードタイムが長い
応募から採用までのリードタイムが長くなっている企業にも面接代行がおすすめです。
自社の採用担当者の業務が煩雑になり、応募者への即時的な連絡ができなかったり、面接日が後ろ倒しになってしまったりすると、応募から採用までにかかる時間が長くなります。
その結果、せっかく集まった応募者の離脱増加だけでなく、同時に採用単価も上がってしまいます。面接代行を効果的に活用することで、リードタイムの短縮につながり、スピード感をもった採用活動が実現できます。
面接の質に差が出ている
自社の面接担当者によって、面接の質に差が出ている企業にも面接代行がおすすめです。
担当者がそれぞれに応募者を判断していると、本来求めているはずの人材と採用者の間にミスマッチが生じてしまいます。
面接代行を利用し、作用基準を統一することで、求める人材の採用、そして採用後の定着率の増加を狙えます。
面接代行サービスが行う業務内容
実際に面接代行サービスが行う業務内容・流れは以下の通りです。
2.質問内容・評価基準の策定
3.面接・面談の実施
4.面接後の評価共有・フィードバック
以下詳しく説明していきます。
1.クライアントとのすり合わせ
企業の強みや課題、将来の展望、優れた社員の特質、求める職種などについての情報を収集しながら、採用基準についてなど、情報を詳しく共有することで採用対象者の要件をすり合わせます。
これらの情報を面接を担当する専門家に的確に提供することで、採用の際のミスマッチを事前に防ぐことができます。
2.質問内容・評価基準の策定
クライアントが求める人物像を定義した後は、それに合わせて実際の質問内容や評価基準を決定していきます。
必要に応じて、一般的な面接質問から、クライアント企業の特有な質問やケーススタディを作成することもあります。面接で評価されるスキル、適正、経験などに基づいて、詳細な評価基準を決めることで、自社と面接を代行する面接官との評価基準のずれをなくすことができます。
例えば、一般に多くの企業で用いられる評価項目には、知識・理解力・判断力・分析的思考力・リーダーシップ・クリエイティビティなど、多くが挙げられます。
これらの各項目について、面接代行会社はクライアントとコミュニケーションをとりながら評価基準を決めていきます。
客観的な尺度を定めることで、面接官による主観で評価をすることがなくなり、面接における客観性が保たれるようになるのです。こうしたノウハウを有した人材が、効率よく質の高い面接を行ってくれます。
■面接の評価基準の重要性についてはこちらの記事で詳しく解説しています
面接の評価基準・項目の作り方とは?評価方法やパターン別対策を解説!
3.面接・面談の実施
実際に面接・面談の代行をしてくれます。集団面接やグループワークなど、求める人材に合わせた形式の面接に対応しているサービスもあります。
代行会社は、クライアント企業を代表して面接を実施し、質問内容や評価基準に基づいて応募者を評価します。面接の際には、求職者に対してフレンドリーで公平な態度を保ちつつ、重要なポイントに焦点を当てて質問を行います。
面接前に社員に対する模擬面接の実施や、面接実施後の合否連絡、フォローなども行ってくれる代行会社も多数あります。
4.面接後の評価共有・フィードバック
あらかじめ決めた評価基準に基づき応募者を評価してくれます。
求職者の強みや課題、採用推奨や否定、その他の重要な情報を含む面接の評価内容を報告してくれます。
面接での応募者の様子や、評価の理由について詳しくフィードバックをしてくれるため、実際には面接を行っていなくとも、応募者のよかった点や印象を把握できます。クライアントとの間で必要に応じて議論し、最終的な採用の決定を支援することもあります。
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以上、面接代行サービスが行う業務内容について説明しましたが、採用業務において新卒採用と中途採用では、フローが大きく異なります。
新卒採用の場合は、会社説明会やインターンシップを行うなど特徴があり、独自の対応が必要となります。こうした採用業務のフローは、経験や知識が不十分だと正しく行えない場合があります。
面接代行をうまく活用することで、自社の作業工数を削減し、より業務フロー全体の質を高めていきましょう。
■採用代行の業務フローに関してはこちらの記事で詳しく解説しています
採用代行に依頼できる9つの業務!サービスの種類や料金、 選び方を徹底解説!
一般的な料金体系・費用相場
気になる面接代行サービスの料金体系、そして費用相場についてご紹介します。
3つの料金体系
面接代行サービスの料金体系は大きく分けて「月額一律料金型」「従量課金型」「成功報酬型」の3つがあります。
●月額一律料金型
月額一律料金型は、特定の業務ごとに月ごとに支払われる料金形態を指します。たとえば、業務内容に応じたパッケージプランを選択したり、3ヶ月や6ヶ月、1年などの期間で契約を結ぶことが可能です。
追加のオプションを選択しない限り、追加費用はかかりませんので、予算に制約のある企業に適しています。面接代行サービスのように、特定の業務を委託する場合の費用の目安は、月額料金が10万円台となります。
採用業務を全体的に委託したり、面接代行以外の採用代行サービスも利用する場合の費用相場は、月額料金40万円以上が一般的です。
・面接代行の費用相場は月額10万円台
●従量課金型
従量課金型は、業務の量に応じて支払われる支払い形態を指します。多くの採用代行サービス提供企業がこの従量課金型を導入しており、代行期間や対応する案件数に基づいて料金が計算されます。
ただし、採用代行サービス提供企業によっては、初期費用や面接時の追加料金が発生する場合もあるので、その点にご留意ください。
・料金は要見積もり
●成功報酬型
成功報酬型は、成果が達成された際にのみ料金が発生する支払い方法です。通常、成果は面接実施、内定、採用の段階で決まる人数に基づいて設定されます。
成功が実現するまで費用は発生しないため、初期費用や無駄な経費を最小限に抑えることが可能です。ただし、成功報酬の費用は一般に高額であり、目標とする人数が増えるほど費用も増加します。
「単一の優秀な人材を採用したい」といった少人数の採用を望む企業や、人材の質を重視する企業に適しています。
・一般に費用は高額、費用が採用人数に比例する
費用相場
採用代行サービスの費用は、代行会社や依頼内容によるため、一概には言えません。
ですが一般的に、新卒採用代行は月額料金50~70万円、中途採用代行は月額料金10~70万円程度となります。
サービスを選ぶ際の5つの注意点
面接代行サービスを選ぶ際には5つの注意点があります。
・実績は豊富か
・自社にあった運用方法かどうか
・見積もり内容が明確かどうか
・コミュニケーションは取りやすいか
それぞれ詳しく説明します。
自社内で委託する業務を明確にできているかどうか
面接代行は採用代行の一部とはいえ、サービス内容は豊富です。
不要なコストを抑えるために、面接業務の中で委託したい範囲を明確化しましょう。
また、業務によっては請負が難しいケースもあります。トラブルを回避するためにも、必ず事前に双方で確認しておきましょう。
実績は豊富か
採用代行サービス提供会社を選定する際、実績はやはり重要な指標です。実績豊富な会社と少ない会社とでは、応募者管理や内定後のフォローなどの質が異なります。
また、自社が所属する業界での支援実績や業界知識がどれだけあるのかを確認することも重要です。
たとえば、IT企業の場合、エンジニアの仕事やIT業界の動向、繁忙期や転職活動が活性化する時期などを理解していなければ、採用代行サービスの精度に影響します。採用代行サービス提供会社を選ぶ際は、必ず実績を確認し、安心して任せられるかどうかを判断しましょう。
自社に合った運用方法かどうか
ある程度候補となる代行会社が絞れ、実際に話を聞く際、自社の方針やルールに沿ったサービスを利用できる会社を選びましょう。
コミュニケーションがうまく取れる会社かどうかによって、その後の採用業務の進み具合が変わってきます。自社の希望や問題点を正確に伝えることも意識しましょう。
見積もり内容が明確化どうか
代行会社が示す見積もり内容が明確かどうかを確認しましょう。
採用代行においては、それぞれのケースにより費用や契約内容が異なるため、正確な料金を知るには、代行会社に直接見積もりをしてもらうのが一番です。
その際に、見積もり内容が明確かどうかがその会社の信頼性を見極める一つの基準となります。見積もり内容に曖昧な点がある場合は、直接確認するようにしましょう。
コミュニケーションは取りやすいか
採用は採用代行会社だけの努力で成功するものではありません。企業が協力することで初めて大きな成果が生まれます。
特に採用代行においては、自社の求める人材や採用目標について、しっかりと共有する必要があります。
協力して進めていくうえでコミュニケーションがとりやすいかどうかは重要な指標となるため、コミュニケーション方法や対応可能な時間帯の2点は、事前に確認しておきましょう。
【21選】おすすめの面接代行サービス会社
面接代行(アウトソーシング)サービスを提供しているおすすめの会社を21社紹介します。
株式会社uloqo(旧株式会社プロジェクトHRソリューションズ)
引用元:株式会社uloqo
・お客様にご安心いただけるまで代行前の模擬面接対応が可能です。
・対象市場/職種に深い理解と専門知識を有したコンサルタントが在籍。
・機械的な対応とは真逆の、個々の候補者に最適化された面接を実施します。
候補者惹きつけのための情報訴求の品質も高く、単なるアウトソーシングとは気色が異なります。
・候補者アンケートの実施・回収および選考フローの最適化・候補者へのクロージング支援まで実施可能。内定承諾率向上に貢献します。
株式会社トライアンフ
引用元:株式会社トライアンフ
・3,000社以上の導入実績あり。
・面接経験豊富な社員・パートナーが多数在籍。自社に合った面接官を選択可能。
・面接の種類×評価基準×面接時間に応じて、様々なケースに対応可能な料金プラン設定。
株式会社ONE
引用元:株式会社ONE
・約3,000案件を誇る採用代行実績あり。
・新卒採用・中途採用・アルバイト採用の雇用形態を問わず対応。
・中小企業から大企業まで数多くの企業をサポート。
・採用代行パッケージプラン、オーダーメイドプランあり。
株式会社人材研究所
引用元:株式会社人材研究所
・テンポラリーな外部採用チームとして、採用業務の全てまたは一部を代行。
・地方での面接実施も可能。
株式会社HRアソシエ
引用元:株式会社HRアソシエ
・リピート率90%以上で多くの採用活動を成功に導き、継続的な付き合いを実現。
・企業の採用状況の変化に合わせて柔軟に対応し、採用業務のほぼすべて代行可能。
マンパワーグループ株式会社
引用元:マンパワーグループ株式会社
・全世界に2,600以上、日本国内に約115拠点のオフィスを持つ、世界第3位の総合人材サービス会社。
・採用の全ての工程にまつわる業務の代行、一部の業務のみを選択しての代行も可能。
アデコ株式会社
引用元:アデコ株式会社
・総合人材サービス業として売上高は世界一を誇り、60カ国以上でサービス展開。
・的確な候補者の見極め、きめ細かな対応でミスマッチのない採用を実現。
・正社員(新卒・中途)、契約社員、アルバイト・パート採用に対応。
株式会社リンクアンドモチベーション
・経験豊富な面接官が、面接時における陥りやすいエラーを踏まえた面接を実施。
・選考プロセスの細部にわたる実務サポートが可能。
レジェンダ・コーポレーション株式会社
・社内プロモーションから入社手続きなど、幅広い業務委託が可能。
・採用チームのマンパワー不足にお悩みの企業に、スタッフが常駐し活動を支援することも可能。
株式会社アールナイン
引用元:株式会社アールナイン
・1,200社以上の導入実績あり。
・面接を得意とするプロフェッショナル人材が、要件に沿った判断、適切なアプローチ、適切な情報共有で面接を代行。
株式会社ジーズコンサルティング
引用元:株式会社ジーズコンサルティング
・リピート率98%を誇り、採用ニーズに合わせた柔軟な対応が可能。
・採用における全ての業務または部分的な代行が可能。
株式会社マイナビ
引用元:株式会社マイナビ
・新卒・中途・アルバイト・派遣など、幅広い採用市況に精通。
・貴社専任の採用プロジェクトチームが代行。
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
・採用におけるすべての工程をワンストップで代行。
・動画面接手法や、面接設定・スクリーニングを省人化する面接調整ツール(チャットボット)等、最新の手法を取り入れた採用スキームを提案。
株式会社リーガルブライト
引用元:株式会社リーガルブライト
・応募書類のスクリーニング、人事担当者・面接官のトレーニング、新卒採用のホームページやパンフレット制作、その他採用に関する支援・コンサルティングの代行が可能。
・一般企業から官公庁まで対応が可能。
・その他採用コンサルティングや採用サイト制作:お問い合わせください
HRdirection株式会社
引用元:HRdirection株式会社
・新卒、中途、アルバイト採用全般で対応可能。
・毎年300以上の個人面接、集団面接を実施する面接のプロフェッショナルを派遣。
・面接終了後は、応募者の評価のレポーティングも実施。
面接官の派遣(2時間):2万円〜3万円
面接官の派遣(8時間/約1日):5万円〜6万円
株式会社ヒューマントラスト
引用元:株式会社ヒューマントラスト
・採用計画から内定までトータルにサポート可能
・面接代行のみなど部分的な代行サービスあり
・新卒、中途、パート・アルバイト採用全般に対応
・具体的な質問項目などを含んだマニュアル作成(面接代行サービス)
i-sutaff recruting【ファイブスターネット株式会社】
引用元:ファイブスターネット株式会社
・面接代行においては、一次面接(web)も対応可能。
・リピート率96%の実績。
・返金保証付きなため、満足しなかった場合は返金可能。
ベーシックプラン(6か月契約プラン) 月額105,000円
プレミアムプラン(12か月プラン) 月額90,000円
カスタマイズプラン(月に30時間以上の対応) 要問い合わせ
株式会社キャリアマート
引用元:株式会社キャリアマート
・マイナビ、リクナビからAOL、R-ship、SONARなど様々なシステムのアウトソーシング実績あり。
・約600体の採用ロボットが大量の業務を超短時間で処理し、ミスの無い正確な代行が可能。
・採用数に応じたアウトソーシングプランを提供し、月5万円~対応が可能。
株式会社マージナル
引用元:株式会社マージナル
特徴
費用
株式会社MOCHI
引用元:株式会社MOCHI
・計画立案から面接までをまるごと代行可能。
・オンライン面接を導入または検討している企業に対し、「オンライン面接代行サービス」も提供。
HRラボ株式会社
引用元:HRラボ株式会社
・採用活動に関わる一連の業務を細分化し、「面接代行だけお願いしたい」というご要望にも対応可能。
・全国各地のコンサルタントがスピーディーに対応(土日祝日も可能)。
面接代行利用のメリット・デメリット
面接代行にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
面接代行を利用する5つのメリット
面接代行サービスを利用するにあたって、5つの大きなメリットがあります。
・採用度の高い人材のみにフォーカスできる
・面接の質と一貫性を維持できる
・ノウハウを獲得できる
・応募者に対しスピーディーかつ丁寧な対応ができる
それぞれ詳しく説明します。
■面接担当者が重要業務に専念できる
近年では採用活動が通年化しており、採用担当者の業務負担は増えています。そこで、応募者の管理や面接日程の調整など採用業務の中の細かな業務をアウトソーシングすることで、重要なコア業務に注力することが可能になります。
「ネガティブチェックのみ代行してほしい」など、企業ごとのニーズに応じて対応可能なケースが多いです。
■採用度の高い人材のみにフォーカスできる
プロの目により絞り込まれた採用度の高い人材のみに対して面接を行うことが可能です。1次面接を代行会社に委託することで、2次面接以降の重要な業務に社内のリソースを集中させることが可能になります。
■面接の質と一貫性を維持できる
面接は採用の重要なステップであり、一貫性と品質の確保が求められます。
外部の面接代行サービスを利用することで、プロフェッショナルな面接官が一貫性のある評価を提供できる可能性が高まります。
自社人材だけでなく、客観的な視点を採用活動に取り入れることができるのも魅力の一つです。
■ノウハウを獲得できる
代行会社が行う面接に同席することで、プロのノウハウを吸収することが可能です。
一方で、面接を代行会社に丸投げしてしまうと、採用におけるノウハウが蓄積されづらいという懸念もあります。
■応募者に対しスピーディーかつ丁寧な対応ができる
アウトソーシングにより、面接担当の人員が増加するため、長期的な時間をかけずに選考を進めることが可能となり、選考スピードがアップします。多くの応募者は複数の企業に並行して応募しているため、自社へ引き込むためにはスピード感をもって選考を進めることが重要です。
選考スピードや選考における合否連絡などは、候補者の志望度に影響を与える可能性が高いため、押さえておきたいポイントです。
面接代行の4つのデメリット
面接代行サービスを利用する中では、以下のようなデメリットもあります。
・コストがかかる
・認識のズレが生じる
・内定者との関係性が希薄化する
それぞれ詳しく説明します。
■面接代行サービス企業の選定が難しい
採用代行ならびに面接代行サービスを提供している企業は多数あるため、選定が難しいです。
自社のニーズにあったサービスを提供しているかどうかは、複数の代行会社を比較してよく検討する必要があります。
契約前に代行会社とコミュニケーションを取る際、自社が必要とするサービスに対応しているか、コミュニケーションがとりやすいか、幅広い分野での実績があるかなど、よく検討しましょう。
具体的には、本記事の「サービスを選ぶ際の5つの注意点」を参照してください。
■コストがかかる
面接代行を利用する際には、もちろんコストがかかります。
料金体系にもよりますが、基本料金に加えて、追加のサービスを依頼する際、また長期的な契約を結んで依頼する際には、面接代行に大きなコストがかかります。
具体的には、複数の候補者への面接、業界や分野に特化した面接、など、一般的な面接よりも一歩踏み込んだ業務を代行してもらう際に料金が発生しやすいです。
自社における費用対効果をよく考えて、面接代行を効率よく利用する必要があります。
■認識のズレが生じる
代行会社の担当者が社内に駐在しない場合、電話やメールが連絡手段となるため、コミュニケーションが疎かになり認識にズレが生じてしまう可能性があります。
情報共有の頻度を増やす、対面で会う機会を設けるなどコミュニケーションを十分にとることが重要になります。
代行会社によっては、面接代行のみならず、採用業務の本質的改善への支援・コンサルティングを行ってくれます。
業務依頼の範囲をよく確認することで、自社に必要な支援を活用できるでしょう。
■内定者との関係性が希薄化する
委託する業務範囲が広がるほど、内定者と関わる機会が減ってしまうため、関係性が希薄になってしまう可能性があります。できる限り応募者や内定者と対面する業務は自社で行い、関係性を構築することを心掛けましょう。
面接代行を依頼する場合でも、応募者と面接担当者で、互いに雰囲気を伝え合えるよう、努力が必要です。具体的には、選考面接後のカジュアル面談を実施したり、代行会社と密な情報共有をするなど事前の調整を行いましょう。
面接代行と他施策の比較
採用業務の効率化を図るには、面接代行サービス以外の施策もあります。他の施策と面接代行サービスについて比較してみましょう。
採用ツールの導入
採用ツールとは採用のオペレーション業務を効率化し、労力を削減できるツール全般を指します。具体的には、オンライン会社説明会、動画、採用サイト、求人情報サイト、求人検索エンジン、SNS、採用管理システムなどです。
これらを活用すれば、効果的な採用業務が行えますが、どれもある程度のノウハウが必要になります。自社内に採用業務に詳しい方がいる場合におすすめです。
・ノウハウは自社努力で身につける必要あり
↓採用業務の効率化について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
採用業務効率化9つの方法|自動化ツールやAIについて紹介!
自社努力で面接の質を向上
面接の質を向上するために、自社内で独自にスキルを獲得することも可能です。
ネット上などで、あらゆる採用ノウハウを示すサイトは多く存在するため、自社努力は可能ですが、実際にそれらを自社内で活用できるレベルまで習熟させるには時間がかかります。また、採用業務の経験やデータベースを得ることはできません。
・コストは抑えられる
・経験やデータベースを得ることができない
面接代行サービスが決められない!まずすることは?
面接代行サービスを実際に導入すべきかどうか、まだ迷っている担当者の方も多いでしょう。どうしても面接代行サービスが決められない、踏み切れないという場合には、以下を試してみてはいかがでしょうか?
まず3~4社から資料をもらい比較してみる
・まだ面接代行サービスを導入するべきか迷っている
・面接代行サービスを導入したいけれど、どの会社に依頼するか決めかねている
という方はまず、3〜4社から資料をもらい、実際にそのサービスの比較をしてみましょう。サービスの範囲や、価格設定、会社の雰囲気など、資料請求をしたり、実際に問い合わせをしてみないとわからないことは多くあります。
最初から一社に絞って即決をする必要はないので、面接代行サービス導入の必要性を見極める意味でも、まずは資料をもらってみましょう!
自社に足りないスキルをもう一度見直す
自社に足りないスキルは何か、どこをどのように改善したいのかを改めて見直し、明確にしましょう。
人手不足やスキル不足、予算不足などあらゆる課題が考えられると思います。その上で、面接以外にも採用業務の支援が必要なのであれば、面接代行だけでなく、他の採用業務の代行も依頼できる採用代行サービスの導入も検討してみましょう。
無料トライアルを利用する
どのサービスにすればいいかわからない場合は、無料トライアルを活用してみるのもいいかと思います。実際にサービスを利用してみないとわからないことも多々あるかと思います。そのようなサービスの不透明性が理由となり、意思決定できていない方も多いのではないでしょうか。
無料トライアルのサービスであれば、コストをかけることなくサービスを一度体験してみることが可能です。一度経験してからサービス利用可否を検討してみてはいかがでしょうか。
知人に相談してみる
最後に、知人に相談してみるという手段もあります。知人とは、上司や同僚、他社の人事等が挙げられます。
1人で意思決定を行おうとすると、どうしても視野が狭くなりがちです。視野が狭くなると、サービスを選択する際に様々な判断軸で物事を見ることが難しくなります。その結果、どのサービスを選択すべきかを上手く考えられなくなってしまうこともあります。
そのため、視野を広げるための手段として、知人に相談をすることが有効といえます。視野を広げることによって、サービス選択の意思決定において、自分1人では出てこなかった視点が得られると考えられます。
まとめ
この記事では、面接代行サービスについて、その業務内容、費用相場からおすすめサービスの比較まで、幅広くご紹介しました。
面接は採用業務の中でも、非常に重要な業務です。効率よく、効果的な採用活動が行えるよう、面接代行サービスを導入してみてはいかがでしょうか?
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✓あらゆる形態の採用面接に対応可能。
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✓対象市場/職種に深い理解と専門知識を有したコンサルタントが在籍。
✓機械的な対応とは真逆の、個々の候補者に最適化された面接を実施。候補者惹きつけのための情報訴求の品質も高く、単なるアウトソーシングとは気色が異なります。
✓候補者アンケートの実施・回収および選考フローの最適化・候補者へのクロージング支援まで実施可能。内定承諾率向上に貢献します。