【2022年卒版】新卒採用スケジュールの組み方を徹底解説!

Last Updated on 2020年9月16日 by uloqo

こんにちは。digireka!HR編集部です。労働人口が不足する中、優秀な人材を獲得し効果的な採用活動を行うためには、入念な事前準備とスケジュール調整が必要です。

今回は新卒採用のスケジューリングについて、企業別の事例やスケジュール設定までの流れ、注意点等を詳しく解説します。

新卒採用スケジュールの変遷


出典:「新卒採用スケジュールの変遷 」就職みらい研究所 株式会社リクルートキャリア

就職活動の早期化によって学生の学習機会が損なわれることを懸念した結果、新卒採用のスケジュールは上図のような変遷をたどっています

近年の傾向に着目すると、16年卒では3月1日に広報活動、8月1日に選考活動を開始でしたが、17年卒からは選考活動が2か月繰り上がり6月1日開始となりました。以後、18年卒~20年卒は同じスケジュールで行われています。

経団連が提示する新卒採用スケジュール

2020年卒までの新卒採用スケジュールは、日本経済団体連合会(以下、経団連)が策定する「就活ルール(採用選考に関する指針)」に則って計画されました。就活ルールでは就職活動による学業阻害を防ぐため、広報や選考の解禁時期を設定しています。

就活ルール広報解禁:大学3年次の3月
選考解禁:大学4年次の6月
内定解禁:大学4年次の10月

しかしルールを違反した場合の罰則等はなく、選考開始や採用の前倒しを行う企業の増加が指摘されていました。そこで2020年卒を最後にルールを廃止し、以後は政府主導で新ルールを策定することになっています。

2022年卒向けの新卒採用スケジュール

2021年以降は政府指導による新ルール策定とされましたが、学生や企業の混乱を防ぐため、2021年・22年は従来の「就活ルール」を踏襲しています。そのため大きな変更はなく、2022年卒採用のスケジュールは以下の通りです。

2021年3月1日:広報開始
2021年6月1日:選考試験開始
2021年10月1日:内定出し開始

ただし上記はあくまで推奨されるスケジュールであり、実際は独自のスケジュールで選考を進める企業も少なくありません。次のトピックでは企業種類別のスケジュールを紹介します。

企業別の新卒採用スケジュール例

基本例(就活ルールに従った場合)

前年度6月~2月:インターンシップ

前年度6月~5月:広報・会社説明会
6月~9月:選考(試験・面接)
10月~12月:内定出し

就活ルールに則ることで、就活生が動き出すタイミングに合わせて採用活動ができるため選考人数の分母が広がり、効率的に作業を進められます

大企業の例

前年度6月~2月:インターンシップ

前年度6月~5月:広報・会社説明会
2月~5月:選考(試験・面接)
3月~8月:内々定・内定出し

大企業の場合、選考活動や内定出しが他企業より早いケースが多いです。これは他企業と選考期間をずらすことで、内定辞退や他企業への流出が起こることを防ぐためです

中小企業の例

前年度6月~2月:インターンシップ

〈第一次採用〉
前年度12月~2月:広報・会社説明会
2月~4月:選考(試験・面接)
2月~4月:内定出し

〈第二次採用〉
6月~8月:広報・会社説明会
7月~10月:選考(試験・面接)
8月~10月:内定出し

中小企業では、大企業と重なる時期だと集客が望めないため、選考時期を3月~5月以外に設定することが多いです。前倒しした採用活動では早期に有望な学生を確保できますが、内定辞退も考えられるためそれに備えた採用人数を考える必要があります。

5月以降は、内定を取れなかった学生が再度就職活動を行うため、その時期に予算を集中させて採用を進めることも可能です。

外資系・マスコミの例

前年度6月~12月:インターンシップ

前年度8月~5月:広報・会社説明会
前年度10月~5月:選考(試験・面接)
2月~5月:内定出し

外資系やマスコミ、ベンチャー企業は、かなり早い段階から選考活動を始める傾向にあります。その背景には他企業よりも早く優秀な学生を確保したいという思惑があり、他企業の選考開始のころには選考活動と内定出しが終了しているケースが多いです。これらの企業ではインターンシップやセミナーが採用に直結していることも多く、卒業の前年度に内定を出すこともあります。

スケジュール設定までの流れ

1.採用する人物像を明確化する

効果的な採用を行うためには、まず最初に企業が求める人材について明確に定義しておくことが重要です。例えば人柄やスキル、所有している資格や学歴など、採用する人物像を具体化し社内で共有する必要があります。採用基準を共有することで、優秀な学生の取りこぼしを防ぐことができます

2.採用戦略を構築する

採用する人物像が明確になったら、次はそのような人材を確保するための採用戦略を立てます。社風や独自性、福利厚生や社内制度などの点から、他社にはない自社の魅力を考え言語化することが重要です。自社の強みをアピールし、入社につながるような戦略を立てることで、インターンシップから内定フォローまでの全工程を効率化し効果的な採用につなげることができます

3.採用スケジュールを作成する

採用スケジュールの作成において重要なポイントは、実際のアクションごとに時期を設定することです。主な採用アクションは、広報活動・選考活動・内定出しの3つが挙げられます。前トピックで挙げたように企業の種類によって開始時期が異なるため、自社の規模や業界にあった時期設定を行いましょう。

広報・選考・内定出しの開始時期が決まったら、それぞれから逆算し、インターンや会社説明会、内定連絡等の細かなアクションについても時期設定をします。採用活動は実施までに多くの準備を必要とするため、施策を打つ時期を逃さないように、事前に細部までスケジュールを決定しておくことが重要です

時期ごとの準備内容

前年8月まで:採用計画の立案

前年の8月頃までに、前トピックで挙げた採用基準・採用戦略の決定とスケジュール作成を行いましょう。それらを決定し終えたら、予算と人員の確保を行います。求人サイトへの掲載や説明会開催には一定の金銭的・人的コストがかかるため、前もって必要な分を確認し用意しておく必要があります。

前年9~11月頃:広報活動の準備

採用広報の準備には、求人広告の原稿や求人票づくり、採用サイト・会社説明パンフレット等の制作が挙げられます。これらは作成に数か月を要するため、早い段階から着手する必要があります

直前期(12月~2月):最終準備

広報活動から選考・内定出しまでの全体スケジュール、また使用する就職サイトやパンフレット等の確認を綿密に行いましょう。一部採用業務をアウトソーシングする場合は、この時期に担当者と打ち合わせを行う必要があります。また次年度のインターンシップの計画・準備も、この時期に同時並行で行いましょう。

3月以降:適宜対応・内定者フォロー

採用活動の開始後、当初の計画通りに進んでいる場合は選考学生の対応に注力しましょう。採用状況が芳しくない場合は、適宜対策をとっていく必要があります。例えば応募状況が良くない場合、サイトのアクセス数改善や説明会の開催頻度の見直し等が有効です。また内定辞退を防ぐため、内定後も懇親会等を実施して学生のフォローを行う必要があります

スケジューリングの際に気を付けるポイント

採用したい学生のスケジュールや動向を確認する

自社が求める人材を確保するためには、対象となる学生の動向を確認する必要があります。例えば大手企業を志望する学生の場合、卒業前年度の6月ごろからインターンシップに参加するため企業側も5月には準備を完了させておく必要があります。学生の就活スケジュールを考慮したうえで、彼らに合わせた採用スケジュールを組みましょう。

前年度までの経験やノウハウを生かす

これまでの採用活動で得た志望動機やエントリー数、内定辞退や説明会アンケート等のデータは、次年度の採用戦略に大きく生かせられます。それらをもとに分析を行い、効果の高かった手法や改善点を反映させることで採用活動をブラッシュアップすることができます

代行企業の利用も考慮する

採用活動には時間、人材面でかなりのコストがかかります。通常業務に支障の出る場合は、代行企業に委託して業務負担を軽減することも可能です面接代行採用代行ダイレクトリクルーティングのスカウト代行等、委託可能な業務は多岐にわたるため、スケジューリングの際にこれらの代行の可能性を考慮しておくことも有効です。

マイナビ等のサイトを利用する場合のスケジュール

例えばマイナビ等のナビサイトを利用する場合、広告掲載審査や取材撮影準備等の手間がかかるため実際の掲載開始までに一定の期間が必要です。マイナビを利用する場合、掲載までのスケジュールは以下の通りです。

広告掲載審査

ID・パスワード発行

取材打ち合わせ

取材(インタビュー・撮影)

原稿作成

原稿の確認(校正)

入稿作業

エントリー画面・メール画面の設定

マイナビ掲載開始

取材を行う場合、約3週間~1か月ほどの期間がかかります。

ナビサイトの利用を考える場合は、上記の準備期間を予め考慮し採用スケジュールに組み込んでおく必要があります。

コロナ過でのスケジュールへの影響

出典:「2021年卒 マイナビ企業新卒採用予定調査」 新卒採用サポネット 株式会社マイナビ

新型コロナウイルスの影響により、2021年の採用スケジュールは全体的に後退傾向にあります

採用者数を大幅に削減した企業や内定取り消しの事態が報道されたことにより、就職活動に不安を抱く学生が増加傾向にあります。企業側も人員確保の遅れを取り戻す必要があるため、2022年採用スケジュールの早期化が予想されます。コロナが収束し対面が全面許可となった場合には、他企業とのスピード勝負となるでしょう。

一方で、コロナが収束しなかった場合にはWeb面接・選考の必要性が一層高まります。アフターコロナとwithコロナの双方に対応できるよう、対策を講じておく必要があります。

まとめ

新卒採用のスケジュールを綿密に組んでおくことで、採用活動を効率化し効果を高めることができます。自社に合った学生を採用できるよう、戦略的なスケジュール設計を行いましょう。

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