こんにちは。digireka!HR編集部です。Resily株式会社が提供する「Resily(リシリー)」をご存じでしょうか?
本記事では、Resilyが実践するOKRとはなにか、Resilyの価格設定、導入事例について詳しくご紹介します!
Resilyとは
Resilyは2018年にリリースされたSaas型のOKRサービスです。チームとしての目標管理に焦点を当て、人事評価だけでなく、業務改善に取り組むことをテーマとしています。企業としての目標、課としての目標、個人としての目標をそれぞれ明確にし、全体で共有し、進捗を管理することで目標の達成を目指します。
OKRとは
OKR(Objective& Key Result)は、1970年代にIntel社で考案された目標管理の枠組みで、GoogleやFacebookなどのシリコンバレーの急成長企業や、日本の急成長企業で活用されている目標管理手法です。
OKRの考え方の基本設定
・Objectives(目標)を設定する
目標の設定は、会社が目指すゴールとなぜそのゴールを目指すのかということを表すことです。目標設定の際にはいくつかのポイントがあります。
一つは野心的であるが、現実的であること。次に具体的で客観的、曖昧さがないもの。最後に目的が達成されたか否かが明確であることです。優れた目標を設定することで、成果のクオリティも上がります。
・Key Result(重要な成果)を設定する
Key Resultは目標の達成度を測定するために必要な成果の指標です。Key Resultは定量的であり、過程ではなく成果であること、達成したことを証明できる根拠が明示できることが必要です。
・Confidence Level(自信度)を設定
自信度は個人個人が、主観的に、今の目標を達成できるかどうかに関する自信度を設定します。これは他のメンバーにも共有され、その内容を基に業務の割り振りや目標設定自体を見直すことができます。
OKRを設定するメリット
・メンバーの成長と連帯感
一見達成が困難な目標を立てることで、挑戦する文化やメンバーの成長や連帯感を生むことができます。組織の目標は全体に共有されるため、部門を超えた連携を実現できます。また、ムーンショットと呼ばれる、一見無謀な挑戦を思いつく自由な発想と、失敗を恐れない前向きさが生まれます。
・柔軟な対応ができる
OKRを見直すことで、状況の変化に対して柔軟に対応ができます。OKRは状況に合わせて、適宜調整していくものであるためです。
・目標の絞り込み
目指す目標を設定し、何をやらないのかを決定することで、会社全体としてやるべき業務に集中することができます。
Resilyの機能
まず第一に、Resilyは目標管理に特化したツールです。組織やメンバーの目標管理に特化した4つの機能を搭載しており、以下でそれぞれ紹介します。
OKRマップ
OKRマップにより、会社のObjective(目標)とKey Result(重要な成果)が各部門のOKRに紐づいて、組織全体を俯瞰的にとらえることが可能です。これにより、経営戦略の策定をアシストする役割があります。
目標達成までの進捗具合
目標値や実績値を任意で設定することが可能で、目標までの見通しを「順調」「注意」「危険」の3スケールで登録することができます。目標に対する不安や課題をコメント欄に記入することでコメント履歴を残せます。
目標を達成する自信度
色分けされた自信度で目標達成に対する自信度合いが一目でわかります。
マネージャー向けチームの目標進捗管理
マネージャーが各メンバーの目標を俯瞰的にチェックしたり、どのタイミングで進捗を変更したのか等が把握可能になります。この機能により、マネージャーはOKRの調整を行い、メンバーの業務の最適化を進めることができます。
OKR導入支援
ResilyではOKR導入・運用のコンサルタントが最適なOKRの導入支援サービスを行っています。OKR設定のワークショップを開いたり、OKRに取り組んで行くにあたり必要なポイントを説明します。また、運用開始後の振り返りや、今後の取り組みの参考になるデータを提供してもらうことができます。
Resilyの価格設定・料金プラン
Resilyの料金プランは一律ではなく、クライアントごとの課題やニーズに合わせたオーダーメイド仕様になります。そのため、料金はホームページからお問い合わせください。
また、14日間の無料トライアルがあるため、最初に無料トライアルに申し込んでから、導入するかどうかを決めるのも良いかもしれません。
Resilyの導入事例
株式会社トライアルカンパニー
「OKR導入以前はKPI、MBOを組み合わせた目標管理手法を取っていましたが、ボトムアップによる目標設定では、会社の成長に寄与しない個人目標設定が散見されました。この目標に対する実績を参考に人事評価をしていたのですが、本来は組織目標への貢献・実績を評価していくべきです。この課題を認識したのをきっかけに、ResilyでOKRの導入を決定しました。(中略)目標設定が全社OKRにつながっているので、マネージャーがメンバーに対し「組織への貢献」に紐付いたフィードバックができるようになりました。導入後、主にマネージャー層から「目標達成に必要なコミュニケーション(1on1やOKRイベント)が増えた」「アクションの徹底がしやすくなった(=チームで決めた目標設定の進捗状況などをトラッキングしやすくなった)」という声が出てきています。また、特に経営幹部やマネージャー層から「会社が向かおうとしている方向性、そのための道筋がクリアに見えるようなった」という声が聞こえるようになっています。」カラダノート
「もっと成長速度を上げるためのツールはないかと探していたところ、弊社の代表がOKRの情報を入手してきたんです。中身を見てみると、これからの会社の成長や個人の成長を考えたとき、OKRのコンセプトがとても会社に合ってるんじゃないかと感じました。ツールに関しては国内外問わずいくつか検討しましたが、その中でResilyさんに決めた理由は「わかりやすさ」です。ツリー構造で進捗を確認できるツールは他社さんには無かったように思います。(中略)今までチャレンジしなかったことにチャレンジするようなシーンが増えてきましたね。どうしてもKPIのモデルだと、今までの既定路線の中でプラスアルファの変化を加えていくという施策の幅になってしまいがちじゃないですか。でもOKRの場合、これまでの2倍3倍を目指そうとするので、今までとは違った施策を考えようというマインドが自然と出てきます。」
参照:)「Resily公式HP」
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はResilyについてOKRの意味やメリット、Resilyの機能、導入事例などについてご紹介しました。
OKRツールを導入することで、人事評価だけでなく、業務全体の改善を行うことができます。本記事を参考にして、Resilyの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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