こんにちは。digireka!HR編集部です。新卒向けダイレクトリクルーティングサービス「dodaキャンパス」をご存じでしょうか?
今回は、dodaキャンパスの特徴や料金プラン、口コミ、導入企業数とその事例などについて詳しくご紹介します。
dodaキャンパスとは?
dodaキャンパスとは、株式会社ベネッセi-キャリアが運営する国内最大規模の新卒ダイレクトリクルーティングサービスです。ダイレクトリクルーティングとは、人事・採用担当者が、データベースの中から採用したい求職者を探し、オファーメッセージを送る仕組みです。こうした逆求人によって、従来の求人サイト掲載では出会えなかった人材に直接アプローチできます。
dodaキャンパスは新卒採用向けのサービスで、学生20万人以上のデータベースを擁しています。これまで接触できなかった学生や、貴重な優秀層を母集団に追加していくことができるでしょう。dodaキャンパスによって、「応募数が足りない」「従来の採用手法ではターゲットの学生と出会えない」といった採用課題を解決できます。
dodaキャンパスの特徴
国内最大規模の学生データベース
dodaキャンパスは2017年11月サービス開始して以来急成長しており、2020年時点で21~24年卒の約35万人以上が登録しています。現在では就活生の5人に1人が利用しているとも言われており、国内最大規模のデータベースとなっています。dodaキャンパスの特徴は、量だけでなく質も良い点です。
dodaキャンパスでは、旧帝大・早慶をはじめ、有名校の学生が多数登録しています。2019年時点で、2021卒の学生は、約半数がMARCH・関関同立以上で、全体の約15%が旧帝大・早慶に所属していました。また、理系層も8,000人以上登録していました。
大学1~2年生へのアプローチが可能
dodaキャンパス就活生だけでなく、大学1~2年生も登録できます。そのため、大学1~2年生向けに、キャリア形成イベントやインターンシップのオファーが可能です。企業の認知拡大、採用ブランディングに活用できるでしょう。
隠れた逸材を探せる検索機能
オリジナルアセスや経験情報を蓄積しており、隠れた逸材を探せる豊富な検索軸があります。学生は、自己PRだけでなく、これまでの経験・得たスキルを写真付きで入力しています。そのため、体育会系部活で表彰経験がある人材や、海外インターンシップ経験者など、独自の検索軸で特定の対象者を探すことができます。また、ベネッセi-キャリアのオリジナルアセスメントの結果から、リーダーシップがある学生をピンポイントで探すこともできます。
高いオファー承諾率
1企業のオファー枠は、1学年あたり最大400枠と制限されています。また、学生が同時に受け取ることができるオファー数も6枠に制限されています。こうしたオファー枠数制限システムによって、高いオファー承諾率を実現しています。
dodaキャンパスの検索項目
特徴でも述べたように、dodaキャンパスは豊富な検索軸があります。学生の基本情報だけでなく、経験・スキルから絞り込んだり、アセスメント結果によってパーソナルな思考力や性格から調べたりすることもできます。また、採用が難しい理系学生や、なかなか接点が持ちづらい地方学生の発掘にも活用できます。検索軸は以下の通りです。
レジュメ
- 基本情報:大学名・学部・学科・ゼミ、出身高校名、都道府県、現住所、志望業界・志望職種
- 自己PR:自己の強み
スキル
- 経験からの獲得スキル:経験や学習履歴から保有スキルを明示
- IT:使用言語・資格、開発経験
- 外国語:TOEICスコア、その他外国語資格
経験
- サークル:クラブ 大会出場×規模(全国・地方)、人数規模
- 留学:留学先の国×年数
- インターン:業界×期間×時間、業務内容
- ボランティア:ボランティア経験
アセスメント
- ベネッセGPS:思考力、性格
学習履歴
- 大学学習履歴:研究テーマ・学習結果・成績
- 学外学習履歴:オンライン学習履歴
dodaキャンパスの料金プラン
dodaキャンパスは各卒年対象のベーシック定額プランがあります。定額60万円(税別)で、対象年度の学生が2年次3月〜4年次の期間中に400枠までオファーを送ることが可能です。何名採用しても追加料金は発生しないため、高いコストパフォーマンスを実現でき流でしょう。また、就活生向けの採用オファーは定額60万円ですが、低学年向けのオファーは無料で利用できます。詳しくは「料金のお問い合わせ」からご確認ください。
dodaキャンパスの評判・口コミ
企業からのdodaキャンパスの口コミは高評価なものが多いです。「UIが分かりやすい」「検索機能が充実しており学生を絞り込みやすい」といった機能面で良い評判が目立ちました。また、幅広い学生に直接オファーできるため、母集団形成に効果があると感じる企業が多かったです。一方で、「学生へのオファー文書に文字制限がある」など小さな不満はありましたが、サービス全体に対しての悪評はありませんでした。
dodaキャンパスの導入企業数と事例
dodaキャンパスを導入する企業は約6,800社以上で、業界・職種は多岐にわたりますが、いずれも中小企業や大手のグループ会社の登録が多いです。「知名度が足りず、従来の採用手法ではターゲットの学生と出会えない」といった採用課題を抱える企業からの支持が厚いことが伺えます。
ここではいくつかの企業の導入事例を紹介ます。
かんぽシステムソリューションズ株式会社様
かんぽシステムソリューションズ株式会社は、従来の採用手法だけでは「専門性を持った理系からの応募不足」「リーダーシップのある学生へのアプローチ不足」といった採用課題がありました。そこで、まじめで堅実な当社に合う学生が多いという印象を受け、dodaキャンパスを導入。インターンシップのオファーを送った結果、当初の目的だった理系学生の参加者も増加し、もともと当社に興味のなかった人や普通にしていたら出会えない学生といった新しいターゲットを発見することもできたそうです。
規模:683名(2019年4月時点)
導入目的:理系学生の母集団形成
効果:理系学生の参加者数増加・新しいターゲットの発見
日本サード・パーティ株式会社
日本サード・パーティ株式会社は、「地方学生へのアプローチ」に課題を持っていました。そこで、地方学生へのアプローチを大学訪問からdodaキャンパスに切り替えました。地方学生に対しては訪問せずにdodaキャンパスだけでアプローチし、出会いたい学生とだけ選考することで採用を効率化しました。その結果、21卒採用ではdodaキャンパス経由で100名ほどの学生とつながり、最終的に9名の学生と内々定承諾に至ったそうです。
規模:398名(2020年3月31日現在)
導入目的:地方学生へのアプローチ・採用効率化
効果:9名の内々定承諾・小規模の採用の効率化
まとめ
dodaキャンパスは国内最大級の学生データベースを持つ新卒ダイレクトリクルーティングサービスです。活用次第では採用ターゲットへのアプローチ不足や母集団の形成、採用効率化といった採用課題の解決に役立つでしょう。本記事を参考にdodaキャンパスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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