【働き方改革】エクストリーム出社とは?活用するメリットについて徹底解説します!

【働き方改革】エクストリーム出社とは?活用するメリットについて徹底解説します!

こんにちは。digireka!HR編集部です。

この記事では、政府主導の働き方改革が進められる中において、面白い施策である「エクストリーム出社」について解説しています。
人事関係の担当者様に向けた記事なので、ぜひご覧ください。

 

エクストリーム出社とは

みなさん、エクストリーム出社とは、ご存知でしょうか?

エクストリーム出社とは、出勤する前に箱根などの観光地に出向いたり、釣りなどの趣味を楽しんだ後に、出社するというもので、一種のスポーツとして位置づけられています。

エクストリーム出社の主目的は、観光やレジャーなどの、リフレッシュということにあります。また、エクストリームという言葉からわかるように、過激さや極端さも重要視されています。

エクストリーム出社の歴史

エクストリーム出社は、天谷窓大(あまやそうた)さんと椎名隆彦(しいなたかひこ)さんによって考案されたもので、出社までの暇つぶし時間に街を散歩していたことが習慣となり、それがのちにエクストリーム出社の概念ができあがりました。

「全国一斉エクストリーム出社大会」という大会が開催されたときには、約200名の参加者が集まり、出社の独自性を競い合いました。第一回の最優秀賞に選ばれたのは、日本一の段階を誇る石段をを往復してから出社した熊本県の男性でした。

このことからわかるのは、エクストリーム出社に求められるものが、
・過激さ、極端さ
・スポーツ性
・観光要素

ということになります。

エクストリーム出社のルール

エクストリーム出社には、ルールが存在します。
・エクストリーム出社中に、他人に迷惑をかけてはいけない
・出社後は、エクストリーム出社が原因で仕事に支障を期待してはいけない。
・過酷すぎるアクティビティによって怪我をしてはいけない。
・遅刻は失格

などのルールが存在します。
このようにして、エクストリーム出社とは、早朝の出勤前に過激な観光やレジャーを通じて、リフレッシュを楽しむというものです

エクストリーム出社のメリット

朝に運動することで、1日を前向きに始められる

早起きは三文の徳というように、朝早く起きて活動すると、時間に余裕があるので、心にゆとりを持って行動することができます。
出勤時間ギリギリに起きて、バタバタと行動すると何か忘れ物をしたときに、時間がなくて取りに行けないというようなトラブルが発生するかもしれません。しかし、時間に余裕があれば、家に帰って取りに行くことができます。つまり、時間的余裕があると、ストレスを軽減することができます。
また、朝早く起きて太陽を浴びることで、セロトニンの分泌を促進することができます。セロトニンは、「レアルアドレナリン」「ドーパミン」と並び体内で特に重要な役割を果たす“三大神経物質”の一つで、精神のバランスを整え、頭の回転率を上げ、うつ病予防に効果があります。セロトニンは、太陽を浴びること、適度な運動をすることで、活発に分泌されます。

生活リズムが整う

エクストリーム出社をするには、朝早く起きなければなりません。すなわち、自然と夜早く眠る必要性が出てきます。したがって、夜更かしをすることがなくなり、体内時計を整えることができるようになります。

エクストリーム出社を通じて新しい出会いがある

エクストリーム出社をするためには、外出する必要があります。朝早く公園で散歩しているおじいさんと立ち話をしたり、道端に咲く可憐な花に感動したり、新たな出会いが増えます。そういった出会いや発見は成長を促進するのに、欠かせないものです。早起きをして、たくさんの出会いを増やすことで、インプットの質が高まります。

新幹線や飛行機を使って出勤するエクストリーム出社

エクストリーム出社をする手段としては、電車やバス、徒歩に加えて、新幹線や飛行機といった手段があります。
普段使わない新幹線と飛行機を使うことで、時間的にも空間的にも拡張することができます。非日常を感じるには、新幹線と飛行機を使ってみることをお勧めいたします。
休日に行く旅行とは違って、観光した後に仕事があるという状況なので、非日常と日常のコントラストが色濃くなって、よりインパクトのあるリフレッシュを楽しむことができるでしょう。

エクストリーム出社と朝活との違い

エクストリーム出社を考えた場合によく、議題に上がるのが、「朝活」です。
この項では、エクストリーム出社と「朝活」の違いをご紹介いたします。
両者の違いは、目的にあります。
エクストリーム出社の目的は、出社というゴールまでの過程をいかにして楽しむかということに焦点が当てられます。
一方で、朝活の目的は読書会やヨガといった、趣味やスキルアップのために時間を使うということに重きを置いています。
まとめると、エクストリーム出社の目的は、「楽しむこと」であるのに対し、朝活の目的は、「スキルアップ」です。

エクストリーム出社の事例

エクストリーム出社においては、ルールさえ守れば、制約等はあまりないので、当人のアイデア次第で、どんなことでも可能です。
・早朝からやっている映画館で、あまり興味のない映画を見てみる
・自分が住んでいる街のゴミ拾い
・カラオケでロックを熱唱
・神社仏閣で瞑想
・世界遺産観光
などなど、例を挙げればきりがありませんが、アイデア次第ではどんなことでも可能です。

まとめ

エクストリーム出社の肝としては、出社というゴールに対して、いかにコントラストを際立たせるかという点にあります。すなわち、いかに非日常なことをするかということが重要です。
普段とは違う取り組みをすることで、新たな気づきを得て仕事に生かすことができたり、爽やかな気持ちで仕事に取り組むことができるでしょう。
また、エクストリーム出社はワークライフバランスを考えるにあたって、ぜひ取り入れたい概念でもあります。優秀な人材の確保や、モチベーションの向上、生産性の改善などといったメリットも期待できるので、働き方改革の一環として取り入れてみるのはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

関川 懸介

株式会社uloqo代表取締役

1990年6月29日生まれ。京都府出身。
新卒でアドテクノロジーベンダーに就職。
その後、リクルートグループの人材斡旋部門において、キャリアアドバイザーとして従事。全社MVP計6回受賞、準MVP計2回受賞。2016年4月に、創業者の当時代表取締役と共に株式会社uloqoを設立。
人材紹介事業、メディア運営、HRsolution事業、uloqoに関わる全事業において、1人で立ち上げから収益化まで担う。

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